メイン

過去のコメント99年8月分

 

 

長期トレンドにまったくの変化を感じないが、今週はどうしても、ドル円の戻りと、ユーロの下落を考えたい。このまま突っ込んでいったら、また年初みたいに伸びきった後につるし上げになるぞ。ドルは、ゆっくりと料理したほうがいいと思う。自分でつけているRSIの表は真っ黒に塗りつぶして2度と使えないようにしてやった。

(8月2日)

このページの更新が遅れるのは、日本テレコムODNのせいである。とんでもないことに、何か改革をしたら、その後そんな問題が生じて、あちこちからクレームが殺到らしい。それでも直したくないらしいので、プロバイダーを変えたいと思ってる。誰か、いいとこ知らんかね?

ドルは再び安値更新したが、私の考えは、こまったことにまったく変わってないのである。ドル自律反発ねらい。夏の太陽が輝いてる中、ドルの落ち方はまさにまだ梅雨の感じである。こういう陰湿な下げは始末に負えない。それにしても、今回の下げ、大蔵省もまさにおじん狩りにでもあったような感じのいじめられ方である。もっと下げきったら出動するとか、売りがたまったら出動するとか、考えているのかもしれないが、もう駄目だよ、ここまでドルを買ってる人たちを苦しめてしまった以上、もう誰も信用しないから、いくらで介入してもそれは一時の幸せだけだろう。それにしても毎朝9時前にドルを買って、後から売り方に殴られてるのは誰だい?いくらなんでも毎朝ラジオ体操じゃあるまいし、同じ行動パターンには驚く。だから、朝から落ちたりすると波が変化してるからおもしろいかもしれない。

(8月3日)

このページの更新が最近、遅れるのは、日本テレコムODNのせいである。とんでもないことに、何か改革をしたら、その後そんな問題が生じて、あちこちからクレームが殺到らしい。それでも直したくないらしいので、プロバイダーを変えたいと思ってる。誰か、いいとこ知らんかね?まだ二人しか教えてくれないが、教えるのももったいないような良い会社でもあるの?

それにしても、ドルの弱さには驚くね。ドル円も反発したと言っても115円70銭近辺だし、ユーロもすっかり以前とは違い、腰が強いね。ドル116円ちょっと乗せる、ユーロ1.05台少し顔を出す、その程度の反発力があると思ったから、意外な感がある。昨晩は介入の噂や、取引金額をまた間違えた奴がいたとかで、狭いレンジを混乱したようだ。最近、銀行のディーラーたちから、よく相談が来る。現場で見てる相場展開と、離れてみてる相場展開は全然違うからね。特に、今は例のEBSの無機質な声を聞かされて取引してると苦しくなるようだ。昔の活気がないよね。

(8月4日)

最近のODNは気に食わんとしたら、いろいろメールを頂き、知らないことも多く、教えていただき、ありがとうございます。(たまには紳士的に礼を言うんだよ)

昨日ロングは、きつそうだったね。スクリーンも実勢よりいつも高めに入れてるのが目だった。この114円台は、今年の冬もモタモタしたところだ。この後、上げるのか、下げるのか、悩んだ水準だ。そして現在、再び同じような水準で同じように上げるのか、下げるのかを考えてると、この水準が分岐点なんだろう。それにしてもドルの弱さにはあきれる。皆が皆ショートだったならば、もっと戻っていただろう。テレビ会談じゃなかった、電話会談だとか、115円以下はどうじゃらこうじゃら発言は、介入と同じくらい需給関係にゆがみを引き起こした。戻って欲しい、戻るべきだという人々が多すぎるのが気になる。

(8月5日)本日は下を見てる人が多いようである。

再び安値更新。ユーロも戻り高値更新。などと書くとすごいことが起きたような気がする。だが、現在のドル円は先週金曜日のNYKのレートなんで考えてみれば、1週間何やってたんだいということだ。113円80銭を切ったり、オプションのノックアウトばかりやっていた雰囲気であるが、いまいちだったね。初めて戻ったという印象がある。今晩は皆アメリカの数字を気にしてるし、結構戻しなどがあって短期的にボトムをつけたとか言うことになるかもしれない。そしてロングにするくせが直らず、再び後日来襲するであろう売り攻勢についていけなくなるということになるだろう。短期勝負の人は別として、長期勝負や中期勝負の人は、ここから戻りがいくらくらいまでになるか考えて売り注文を出しておいた方が良いだろう。というのも上がるとトレンドチェンジということで、どこまで上がるかわからないという幻想を描くようになるからだ。(俺もそうだもの) 

(8月6日)

久しぶりに1円以下の値動きだった。これで、来週はドル反転への期待が出てきた。下は、あく抜けしたようだと友人に言ったら、”これであく抜けなんて言ったら、警察に逮捕されますよ” なんて言われた。まあ、という訳で、どこまで戻してくれるのか、見つめたいと思う。所詮、第2ラウンドに行くまでの休憩のお時間なんだから。

(8月7日)

「沈む太陽」を読んでいて、日航・運輸省・日経連とは、まあ、すげえ所だと驚いた。大手企業とは、皆あんなもんかもしれないけど。それにしてもひどい値動きだなあ。白人も華僑もオボンヤスミとか言うのをとってるのかと思った。ドルを買うのはもうこりごりといった雰囲気が濃厚であるが、ここから再度売り攻勢をかけても、しれてるので、次のジェットコースターの頂点まで上げないとね。ただ、こうなるべきとか、ああなるべきという考えが相場には禁物なのは、よくわかってる。 

(8月10日)

ロイターの機器には驚いたなあ。契約が2年で、やめたいと申し出ても、最低1年間支払って、1年後に契約解消。これでも良くなったと言うのだから、俺は早く大手会社になって、好き勝手に価格操作をしたいものだ。

まったく恐れいった。115円の半ばはオプションがあるらしいし、下も114円30銭当たりが硬いし、コメントのしようがない。下手な事言ってはずれるとめんどうだし、、、、、、、  

(8月11日)

文章が短いとすぐにうまくいってないの?と電話があるのでこまったもんだ。やはりおとといのコメントが正解で、おとといの114円真中までの下落がおかしかったということになる。リズム的にあのまま110円に向かうのは無理だし、エネルギーも感じないからね。やっと上げてきたドルであるが、モタモタするものの、さらに上伸期待がある。素直に上がらない分だけ、上値の限度が少し切りあがったかもしれない。大きな流れの中の動きにすぎないことは確かだけど。売りの次のランドはそれからだろうね。ユーロは1.0550−1.0600のゾーンで再度ロングにできると理想的な気がする。

(8月12日)

116円50銭くらいには戻ると思った。明け方の売り攻勢にズルズル。大統領が強いドルと述べても無視するあたりに(1部では現状気にしてないと報道)現在のドルの置かれている状況を垣間見ることができる。落ちても戻るし、上げても続かずということで、ポジションの傾きがあまりないことの証明か。 

(8月13日) GDPでややっこしいことになってきた。ロイターのヘッドラインもふざけていて大統領はストロングダラーを言ったが本質は違ってるじゃないか。

昨年の今ごろ147円とかやっていたんだよ。そして月末に139円まで急落したんだ。今年はどうなるのか。昨日はストップロスの応酬で114円ミドルまで落とされて、夜は上のストップロスの応酬で116円台までのせてという具合にめまぐるしい展開なるも、相場展開としてはただの乱高下というおそまつさ。昨晩PPIの後の為替の反応がいまいちだった。米債の方がはるかに先行していた。それに最後は追随という感じだった。それにしても動くのは15分。止まっているのが10時間というのでは、あまりいい相場とは言えないだろう。ユーロは1.0550を切ると、さらに落ちるかもしれないが、静かに買い下って将来の上げに備えるべきだろう。 

(8月14日)

八十二銀行がネットで良いサービスをやっていたので問い合わせたら県内の人だけのサービスですと言われたけど、考えてみるとネット社会で県や国の垣根がとれようかという時代に変だよね?県内だけとか、市内だけのサービスならば、ちらしや広告で十分だと思うのだけど違うかなあ?

しかし、それにしても驚いたなあ。116円30‐40銭にあげたものが元の木阿弥の114円70銭近辺のふるさとに戻ってくるかなあ。金曜日の夜、暴力的な買い方をした奴がいて、介入のように見せかけたんだが、アホな買い方するなあと思っていたら案の定。そしてこのファンド勢は東京でロスカットのロング投げ。ようやるよ。今度は下値トライでロングが切らされた後、ショートの締め上げでもまたやるのかね?たちが悪い動きで、よほど腰をすえて勝負せねば、ズタズタにやられるパターンだと思う。

(8月16日)

落ちた後、115円も回復できないとは驚くべき弱さだ。欧州の友人のいる銀行が毎日チャート分析を送ってくるんだけど、ドル円とユーロの予測が買い推奨となっていれば、落ちるし、売り推奨になっていれば上がるし、何だか理解できてしまいそうな気がする。そしていやらしいことに今月ほとんどが、4と5の応酬で、3と6がプレゼントの相場展開だから嫌味な相場と言える。上がればもっと上がると思うのが常だし、下がればもっと下がると思うのが常だからだ。ただいつ落ちるのかという方向に向かいつつあるような気がする。  

(8月17日)

ユーロ円の強烈な下げにはポカーン。イタリア何じゃらは聞いていたがそれほど反応するとも考えてなかった。ユーロドルは、これで1勝8敗もしくは2勝11敗となってしまってる。過去こうなった後どうなるか、あらためて言うこともあるまい。あきれる弱さが続いてるドル円であるが、売りのエネルギーがたまっていないのにも関わらず、吊り上げようとする人々が多すぎる。だから上値に行って、はしごの下を見ると誰もいなくて落ちてしまうんだよ。この114円台自体、先月末と同じなので、たいしたことがないのであるが、朝も黒田氏がちょっと発言しただけで皆で買うところを見ると、こりゃ底値をつけるにつけられないパターンがずっと続くような気がする。底値接近、介入近しと言ってる内にズルズルかもしれない。  

(8月18日)

ユーロ円は、いくら何でもヨシコさん、と言うわけで117円台は短期で買ってみた。きのうは二回も介入の噂で上げた。大体、東京の午後の3時に欧州が介入するわけがないだろうが。本日の東京は驚くべき動きを見せてる。今まで介入が恐くてまったく売れなかったのが本日は売ってるし、ショートにしているほうが恐怖だったのが、ロングにしているほうが恐怖という心変わりである。まあ、まだ底値などつけていないが、きょう、あしたは気をつけよっと。投げが出ないと反転しないから、この注意しよう。 

(8月19日)

うちの会員には、120円以上でドル預金をすべてやめさせておいたので、年末はお歳暮のラッシュだろう。それを名前を変えてユーロ円の預金を解約させなかった人に回さないといけない。それにしても昨日いろいろ一般の人たちから質問を多く受けた。それは、120‐122円であれだけドルを買ってドルを支えていて、どうしてこんなに110円まで落ちてるのに何にもしないんでしょうね?という素朴な質問ばかりであった。私は、本来、中央銀行の役割は相場混乱の時に出動して、何とか奉行のように、静まれとやるのが正常なのに、静かに皆が田植えをしている時に、おまえたち静かにしてろよ、ドルなんか売ったら断固たる措置をとってやるでえ、と告げまくったからおかしくなったと言った。これでピーターと狼になってしまって、それこそ本当は恐ろしいグリム童話になってしまったんですよとも言った。それにしても大蔵省もひどいもんだなあ。船にたくさんの人を乗せて港を出させて海の真中で、沈没しかかってるのに、救助船を一隻も出さないで皆殺しなんだからね。いくらなんでもお上を信じた人が自己責任とは言え、これだけ死体がゴロゴロでは、あまりいい気分はしないね。110円が 時期尚早の円高でないなら、100円でも同じこと言ってるのかね。さて相場。ドル円は111円台、日本人があまりに皆ベアになってしまったので売らなかったので俺は馬鹿だったなあ。ユーロ円とユーロドルは、やっと上がったね。まあ。ドル円は次第にパニック的になってきているので、あまりやりたくないなあ。売らなきゃ損損と言った雰囲気濃厚だもんね。 

(8月20日)

戻り待ちに戻りなしの格言通りの展開だった。もう、まさに日本中、介入をやって欲しくて待っている状況のようだ。昔、このような水準から落ちていった時と酷似した展開になりつつある。黒田氏が、現在の円高は投機的だと述べたので私は腰を抜かしそうになった。122円の頃、介入にのってドル買いをしたことこそ、投機的だと思ったけどね。 

(8月21日)

BHF銀行がING銀行に吸収され、世界中で日本も含め、合併などにより企業の巨大化がすすんでいる。現在サラリーマンの人たちの中には、不安に思う人たちや、新しい希望を持つ人もいると思う。だが、これから将来、経営者や株主の意向で企業の考えはコロコロ変遷していくから、自分もいつか独立するような将来が来るかもしれないと考えて、生きていくことが大事だろう。それが自分の身を守ることになる。40代や50代の男たちの自殺が急増しているのを知ると、こちとらも気が萎えてしまう。サラリーマンの人たちは、会社の都合で運命を左右されないように、自己研鑚に励んで欲しい。

驚くべき弱さであきれてる。大蔵の口先など、もう誰も信用しないという感じになってきた。だが、この110円とか、こういうレベルは以前から、ややっこしい動きをするので注意が必要だ。 

(8月23日)

ユーロはあまりのすごさに無言。ほとんど値がない状況が目だった。それだけ今後の動きはおもしろくなるんだろう。それにしても相当ロングだったんだね。ドル円は昨日も書いたように110円とか言うのは、ややっこしいんだよ。現在の売り方はいまいち腰がすわってる売り方とも思えず、戻すかもしれない。が、112円70銭―113円程度か。それを超えると強気が増えるだろうが、信用しないほうが良い。 

(8月24日)

FOMCは今後、日本人の起きてる時間にして欲しいものだ。しかし、それにしてもよく落ちたもんだ。きのうだけ見れば111円50銭近辺がいいとこと思った。きのう10人中9人が113円台と唱えていたので、それがこうなると、やはり相場は理外の理で動くものだと実感したね。きのうとおととい思ったこと。これが黒田氏とまったく違うんだな。彼は円買いが投機的で円売りが実需みたいなことを述べてるが、どうながめても円売りが投機的で、円買いが本物だよ。だから簡単に落ちてしまうんだよ。今朝もバカみたいな上げ方をしたけど、まさにその通りではないか。とは、言え、きょうは多少は上げてくれんかのう。 

(8月25日)

ドル円、これは脳軟化症ではないのか?ヨロヨロって感じだものね。そしたら昨日の夜から110円80銭と111円20銭でガッチリ止めてる奴がいるし。ユーロ円、これは勝敗表でいくと、2勝13敗だか、3勝12敗だかの成績でひたすら落ちてる。ここまで、こうやってズルズル落ちて行くというのは、ほとんど恐怖相場の様相だ。いいかげん反発しても良いはずなんだが、何と申しましょうか?きっかけが欲しいですな。115円台なんて冗談みたいな値だなあ。調べていないが、豪ドル円やNZ円やカナダ円やポンド円やすべてそんな形になっているんだろう。お上もドル円ばかり注視なんかしてるから、そのスキマをねらわれてるんじゃないのか?

(8月26日)

昨日夜中に112円も越えられず、あっと言う間に、111円30銭近辺まで落ちたのを見て、本命は売りと確信したね。買い方のほうが投機だよ。きのうなんか、ドル円もユーロ円も、もう少し上げるリズムなのに、ちっともあがらず。本日も買い先行になるだろう。だが、実需筋は、きちんと上に伸びたら、欲張らず、しっかり売った方が良い。実需でない人は昨日と同じ押し目買いか? 

(8月27日)

新聞にODNが中小企業向けに(うちは零細だけど)使い放題のインターネットをすべて込みで半分か三分の一を検討してて10月から実験開始と書いてあったので、俺は飛びついて電話させた。そしたら、そんなこと知らないと言うのだから、大会社は嫌いだ。後から聞いたところでは日経の勇み足らしい。さらに後から聞くと、俺がバカだったようである。あれはODNでなくてDDNというのだそうだ。頼むから老眼鏡を買えなんてイワンでくれ。ああ、めんどくさくなったなあ。日経では日本テレコムODNで日経産業ではDDN、もうどうでもいいわい。ODNの悪口を書いてもNTTより、はるかに満足してますよ。

アメリカの株式市場と債券市場が、多少おかしいのだが、為替市場は反応せず。それにしても、よくまあ毎日、見事に111円台で終わるよなあ。ユーロ円はもう少し戻しても良いのだが、戻らない姿を見ていると、買い手不在の様子に見える。新規に買うにしても再び生損保の売りにつぶされたらカナワンと言うところか。月末はドルの落ちる確率は高いのだが、今月はすでにこれだけ落ちてしまってるので、今月末はわからない。 

(8月28日)

朝、豪ドル円の売りにドル円は下落したようだが、この月曜日早朝の市場が的確かどうかは不明。銀行時代もグループは、月曜日だけは、朝8時からオーダーを見るように言われていたからね。どうにもこうにも、111円と1.04ドル、何とか変化を見せてくれんかい!

(8月30日)

月末特有の動きになってきた。介入が恐い、G7Dが恐い、売られすぎ、ということで、市場は常にロングになりやすい。だから戻っても追随して買うところがないから、こける。110円割れて、何か行われるかどうか見に行ったのは、昔の市場筋。最近は、傍観してる方が多いようだ。

(8月31日)