過去のコメント98年11月分
日経の朝刊に目つきの悪いお尋ね者のような写真が出ていると言われて見たらなんと私ではないか。みっともないから小さく出すように言っておいたのに。7月講演会の147円天井は当時まだ円安優勢だったので結構明言するのが大変だった。さて本日再び114円台入りと69円台入りになっている。私の海外情報ルートによると驚くべき事態になっている。何と多くの外人や華僑たちがヘッジファンドと同じように低金利の円を借りて高金利のドルでまわすといった取引きをやってきており、ほとんど玉の処分ができないと言う。これはひどいことになってる。世界中、カラの円の売り持ちだらけではないだろうか。これでドル円が上げて行くならば深海魚が空を飛ぶようなものではないか。なつかしい日銀大蔵ドル買い支えなどというとこまで行くしかないだろう。それにしても呉越同舟というのは恐いものだ。今後の経常収支の黒字の拡大に要注意。
(11月2日お昼現在)
ディーラーにとって祝日が休日であったためしがない。ディーラーが休むのは儲かりすぎてる時、大損して人生がいやになった時、けんかしたくても相手のいない土日だけのはずである。昨日ここのところの売り相場についてこれなかったニューヨークが売ったのでこれは当面の一時底かと思っていたら案の定今朝はずっと買われている。マルク円が69円25銭くらいになっていたがこれはちょっとひどいなあ。6日連続下げていて本日はなんと7日目である。今年の予測の中でドル円とドルマルクの天井は的中させたが、恥ずかしながらマルク円ははずれたのである。今年75円以下は買い推奨してきたのだ。83円まで上げたのでフムフムと思っていたが69円台はちょっとショックである。2年とかそういう期間で考えれば欧州通貨が一番強くなるという考えにはまったく変化はない。前回もふれたが欧州の政治が中央銀行との対決姿勢を強めているのでユーロの影の部分に目が当てられてるようだ。
(11月3日午前11時現在)
4、5、6と6、5、4の繰り返しと言う。あせるディーラーは上を買って下を売るというパターンに陥りやすい。昔はよくこのアリ地獄に落ちたものだ。現在本音としてはもう少し上げてくれると売りやすいんだけどなあと言うところである。マルク円はいいかげんにせいよという7日連続の下げだった。そろそろ一度は大反転しても良いと感じている。昨晩幻の68円台に顔を出したようだし、たまには上げてよいった気分である。皆5日のドイツ連銀の会合にばかり目が行っている。
(11月4日午前9時現在)
ドル円もマルク円も書いた通りに上げたので随分儲かってんでしょ?などと言われたが、馬鹿言うな、書いている通り相場張れたら、すぐに煩悩から脱却できるわい。本日もドル円とマルク円は上伸期待だね。上値目標のドルマルクの1.67、ドルスイスの1.37は到達した。ここからさらに上がることもあるが、これ以上の上値は上げてもすぐにメッキがはげる買いになるだろう。それにしてもドル円もマルク円も下げているとなかなか買いが出ないが、上げてくると買い方は随分と元気よくなるものだ。11月にしては静かだなあ。一日の値幅のせいぜい220ポイントくらいだし。
(11月5日午前9時現在)
マルク円は、ずばり強調展開。そのうち72円台も見れるだろう。ドル円毎朝の線香花火みたいなもの。それにしても昨日の動きは悪質だったと思う。夜中も116円台に顔出したし、そこから上げたわけで一体118円まで何往復やったことだろう。きのう米穀の労働省が誤って今晩発表の雇用統計を出してしまったとかそうゆう話しを聞いてアメリカらしいなと思う。きのうドイツ連銀が金利下げると思っていた人も多いようだがドイツ連銀を熟知する私はありえないと思ってた。政府とかとにかく第三者に何か言われてやったことなどないのだ。まあ、頑固一徹。だから信頼もあるんだろうけど。最近簡保の動きばかり耳に入る。仕手筋崩壊のあと新しい仕手を市場は探しているのだろう。そのうち簡保も皆に注目されて、ちやほやされて仕手筋に育つかもしれないが為替市場ほど栄枯盛衰の平家物語になる世界もないから、そんなものにならんほうがいいよ。過去どんな仕手も最後は崩壊してる。
(11月6日午前9時半現在)
ドル円4連騰。119−120円半ばに横たわる強烈なゾーンへ挑戦。それにしてもドルが買われるのは夜中の1時半過ぎと朝7時半過ぎとメニューが決まっているようである。ドルマルクとドルスイスは上の抵抗線への挑戦を始めたが、ここから上への挑戦は山登りみたいなものである。マルク円はもう少し簡単に72円台に上ると考えたが意外に大したことがなかった。最近ドル円の不可思議な沈滞ムードについて考えてみよう。邦銀の外貨調達は本来貸し借りの世界であるが、不良債権以来すっかり頭の構造が変わってしまった銀行幹部には借りられないから買うというような発想を本気でもっているのがいる。貸し借りと売買はまったくの異なるものであり、調達できないから買うという発想はもうほとんど銀行経営者として失格なのでそれはやらないと考えるのが自然である。しかし最近気が狂ってるようなので常識外のことをやっても驚かない。買ってそれを裸でリスクにさらすことや、1ー2円損しても構わないと言った奴がいるが、これが銀行かと思わせる。大体1−2円損ですむと確定できるのか?こういうことが自然と市場で流れており、売り方はそこから買ってくるまで待とう、買わないならはっきりするまで待とう、買い方はそんな連中が買うなら先回りして買っておこうと考えるだろう。よって銀行側は相変わらずトランプの裏を見せながら勝負しようとしている。こういった不自然な未経験のことや、日銀がドルを市場で売って供給するとか、外貨準備を使うだとか、そんなうわさの真偽を確かめたいと思うのが普通だろう。そういうことで当分疑心暗鬼の不自然な動きが続くだろう。次回は月曜午後
(11月7日午後3時現在)
連騰5日目の動きである。今まで大体5日目か6日目に反転している。午前中まったく動かず、首をかしげる。午後仕掛けが入って119円50銭を抜けてきてる。上値の119円85銭、120円15銭、120円50銭は大節でそれほど簡単に抜けるとも思えない。今晩のニューヨークの仕掛け次第だろう。最近輸出の売りは及び腰に変化してきてる。それにしてもこの3日くらい東京の動きはしらける。
(11月9日午後2時現在)
ドル円5連騰。本日6日目。通常なら6日ぐらいで反転。それにしても簡単に抜けないと述べた節がああも簡単につぶされるとは、本日は反省してコメントは遠慮して書かないといけない。邦銀がドルの手当てができないから買うかもなんて情報漏れをしているようでは土曜日のコメント通り足元見られるよね。それにしてまた本日も東京市場は寝ているのだろうか?完全にニューヨークに主導権をとられてしまった。マルク円やっと72円に乗せた。多少こけるだろうけどそのうち73円だね。それにしても東京はこまったものだ。2時間半たっても121.50から121.90の間なのだから、今晩に備えて寝ている方がいいね。
(11月10日午前9時現在)
ドル円6連騰本日7日目。危険水域入り。連騰に日数が増えるほど次の反転の幅が大きくなる。昨日どうして123円40銭で止まったかと言うと私しか知らないのである。例の暴落の日119円から東京が大きく買上げ、私がタオルを投げたのが何とこの123円48銭なのである。あわてて売ったもののその後例の111円まで暴落したというとんでもない大節なのである。だから巷で124円、125円、127円とか言ってるがこの123円48銭を乗り越えてってくれ、私はあの辺りはさわらない。今回の上昇劇で始めて途中下落が1円を超えた。本日も元気よく皆買っているが注意が必要である。マルク円はずっと買い推奨してきたがこれがこれも6日連騰で73円に到達してしまった。これ以上買上げるのは現状では無理があり反落に警戒。ドルマルクの1.67、1.68、1.69ドルスイスの1.38、1.39、1.40はジャングルジムである。1.7突破を目指したいらしいが中々大変でっせ。なお、1.69台は中銀の売りも見えた。
(11月11日午前9時現在)
きのう欧州が全値戻しをするのを見ていて驚いた。イラクがどうのこうのと聞いてまあなつかしかった。昔イラク戦争がどうのこうので5円上げてから9円急落したのをよく覚えてる。有事のドル買いなんていっても勝負にならないんだろ?それに勝負にならないのに決着をつけられないんだからほんまに有事のドル買いなのかよ、と思った。本日の相場見通しは昨日と全く同じ。急変動へ要警戒。それにしても世の中いろいろなディーラーがいるものである。私はもう今年の安値更新は無理と思ってたのだが、わからんですよ、為替は何でもありの世界なんだから、年末までにもう一波乱でガラが来るかもね、と言われたほんまかいな。
(11月12日午前9時15分)
本日の東京の戻り高値の買いを見て先行き全く読めず。
(11月12日午後2時半)
仕手戦の様相。昨日買われた理由が××生命の話しだそうで知ったのは3時。全く国内情報に疎い。124円で止まるという海外情報がり、ほんまかいな、思っていたら124円の激しい攻防戦の末、買い方即死。落ちた理由に20兆円の話しをもってくるのだから何も無理に材料など探す必要ないよ。あれは相場力学だよ。123円50銭が切れた後はあっという間の急落で121円台入り。マルク円も1円急落の行って来い。本日も××生命とイラクで買うのだろうけど、123円台のしこりは相当なもので全く逃げ切れていないね。本日も一生懸命買っている人たちがいるが頑張って買上げて上でつかまってる人たちを助けてあげて下さい。私は再度落ちてからの上昇軌道に乗せる方がヘルシーだと思う。きょうも急上昇するならその後の暴落は覚悟した方が良いと思う。まあ、これで124円とか123円50銭が大関門であることがわかっただけでも良かったと思う。ジャングルジムのドルマルクを1.7近くまで買うこともなかろうに。これから夜中に向けてまたドラマがありそうだ。相変わらず危険水域である。
(11月13日午前9時半)
昨日の講演会は160人も集まり立ち席までできてしまった。最後の質問コーナーにも50人も残り為替に対する関心の高さを示した、とまあこう書けばかっこいいのだろうが実態は違った。何しろ皆外貨なんとかとか外国なんとかの投信やら預金やらでやられている。販売する方にもきちんとアフターケアをしてもらいたいが、購入者の人々の理解力、研究心の不足を強く感じた。大体どんな商品を買ったのかよくわかってないようなのである。私はどうも円高派のドンみたいにされているようであるが、そんなこともないのである。80−100円はガンガンの円安派だったわけだし、欧州通貨の買いは一貫して今年はすすめた。ただし、マルク円で言えば75円以上の買いは推奨していない。今回も70円で買ってさらにおちるならありがとうと言ってさらに買いと述べた。ロシアやいろいろな問題で欧州通貨が売られる局面があって下落すればどこで次に買うべきなのか考えなさいと述べた。ただドルに対しては懐疑的なのである。大欧州は合計で日本と同じ経常黒字を出しているのである。それと赤字だらけのドルを一緒に考えることは無理だろう。それにしても真剣な表情だった年配の人や女性の顔がまだ目に浮かぶ。役に立てれば幸いである。
(11月15日午後6時)
昨日の講演会は160人も集まり立ち席までできてしまった。最後の質問コーナーにも50人も残り為替に対する関心の高さを示した、とまあこう書けばかっこいいのだろうが実態は違った。何しろ皆外貨なんとかとか外国なんとかの投信やら預金やらでやられている。販売する方にもきちんとアフターケアをしてもらいたいが、購入者の人々の理解力、研究心の不足を強く感じた。大体どんな商品を買ったのかよくわかってないようなのである。私はどうも円高派のドンみたいにされているようであるが、そんなこともないのである。80−100円はガンガンの円安派だったわけだし、欧州通貨の買いは一貫して今年はすすめた。ただし、マルク円で言えば75円以上の買いは推奨していない。今回も70円で買ってさらにおちるならありがとうと言ってさらに買いと述べた。ロシアやいろいろな問題で欧州通貨が売られる局面があって下落すればどこで次に買うべきなのか考えなさいと述べた。ただドルに対しては懐疑的なのである。大欧州は合計で日本と同じ経常黒字を出しているのである。それと赤字だらけのドルを一緒に考えることは無理だろう。それにしても真剣な表情だった年配の人や女性の顔がまだ目に浮かぶ。役に立てれば幸いである。
(11月15日午後6時)
昨日どうしてコメントを書かなかったと言うと頭に来ていたからである。東京市場はおかしいよ。あれだけ経常黒字が発表されてドル買う連中がいるのがまったく理解できなくて欧州市場が開くまでふてくされて寝ていた。何かあると簡保の買い簡保の買いってうるさいんだよ。年賀状じゃあるまいし。119円の鉄壁の買いのマジノラインを崩せるかどうかだ。マルク円はあれだけ73円台は思いというのに買いが継続されすぎたのでさらなる下落が予想される、マルク円は74円乗せたら世界が変わる。ドルマルクは10週連続下げのあと4週連続の上げで今週5週目。弱含みだろうね。それにしても貿易問題は気になる動きだ。
(11月17日午前9時)
一日ニ回書くのはめんどうくさいがニュースばかり出すものだから仕方ない。ロイターがフラッシュニュースのように日銀があのような円高が輸出産業に与える影響を心配などと月報のことを伝えるから市場は即反応。その後ムーディーズ日本大嫌いでさらに円安へ反応。漏れていたのではないかという声があるが、確かにどこかのUSファンドらしき買いは見えた。今晩はアメリカの金利あるし、動きそうだなあ。
(11月17日午前1時)
アメリカの金利発表の前も後もひどい動きだった。これなら流星群でも見ればよかった。月曜日から122、121、120、119、120、121、122、121、120、119、120、121円という動きをしてる。これはひどい。マスコミの人と話していたらあまり動いてませんねというのでご冗談でしょ、我々にとって2円動けばすごいものなんですよ、と言ったがわかってくれたかどうか。119円−124円の枠に完全に押し込まれてしまっていて全くコメントする気なれず。
(11月18日午前9時半)
8月下旬以来3ヶ月ぶりの小動きとなった。どうもテクニカル何とかといった類のものをつけてる連中は年末高年初安を読んでいるようである。きのう発表されたアメリカの貿易収支は減ったとは言えすごい赤字である。先日知ったのがウィークディー1日あたり10億ドルのドルが世界に放出されているようである。まあガラというのは突然来るからガラというわけで雪が降り続いて家に屋根が降り積もり、その重みで家が倒壊するといった図式が的確だろう。現在円を国際通貨にしようという動きが起きてる。これは今まで何度も議題に上がったことだ。アメリカはいやがってるようである。これは官僚やそれに関わる人たちが街を歩けば円が如何に国内通貨かわかるだろう。円を海外送金しようとするとどの銀行もいやがる。外貨ではまづいのでしょうか?と聞かれる。それだけ報告がうるさいのだろうし、過去めんどうくさいことが多かったのだろう。大体円が国際通貨になっていたら日本沈没だとか言われて200円にもなっていただろう。だが現状海外で円を保有している人とその総額が少ないのである。また国際通貨になっていたらこんなに仕手株のような品薄株の動きをしないだろう。マルクの値動きと比較するとよくわかる。というわけで本日はきわめてエコノミスト的に慣れないタッチの書き方となった。
(11月19日午前9時)
昨日のコメントでガラと言うのは突然やってくるからガラと呼ぶと書いたらまさかその日にガラが来るとは。まあガラと言っても震度4ぐらいで元に戻った。昨日あるファンドが売らなければならなくてどうせ東京は朝必ず買ってきたのでそのファンドはたっぷり売りさばくことができたそうである。随分東京もなめられたものである。だから午後落ちたのもきっかけがあっただけで需給はすでに狂っていたのである。マルク円はあれほど73円台はアカンと言うのにしつこく買うからこんなざまになるんだよ。昨日の晩の大統領の語りでアメリカのファンが増えてドルを買う個人がまた増えるんだろうな。それから中国の元のの切利下げが起きると円安になるという論議があるが、元が切り下がると一体誰が円を売るのだろうか?全然わからない論理なので首をかしげてる。まあ皆がそう考えてるとある程度そういう方向に行くものであるが。
(11月20日午前8時半)
昨日の乱高下のあとニューヨークは全くの動意なし。どうして海外の連中は東京市場でドルを売るのか?流動性という人がいるがそういうわけではない。東京は円を持っている人だから必然的に円売りがいつも出る。そのため市場を落とされないように大きな円買いをするには最適なのである。ましてや簡保だ、生保だとかいう人々がドルを買ってくれるならこれ幸いである。それではどうして海外でドルが急落するか、それは裏返しで、そういう連中はある水準に来たら待ったなしでドルを売るので円売り注文がたいしてないためドルが急落しやすいのである。ドルマルクはとうとう10週連続の下げのあとの5週連続の上げとなり来週6週目に入る。こうやって連続して上昇や下落を続けたあとの反転相場は怖い。あの連続下げのあと1.58台から1.69台に戻るなど誰も思わなかっただろう。そのためこのドルマルクの戻り相場が反転はじめたときは要警戒である。それにしてもユーロ発足が近々でドルマルクの取引き自体が減ってる。欧州では弱くもない。強くもない1.7マルク前後で1月を迎えるのが理想としているようである。
(11月21日午後1時)
エリツィンのおっさんもこまったもんだ。ユーロの軟化について。まずドイツの大蔵大臣がうるさい。為替のバンド制も各中央銀行に拒絶されたがこれからもいろいろ発言をして欧州中銀に対しても同じように振る舞う公算大。つまりこれはコール政権の時とは大違い。次にロシア絡みがいつも嫌気される。次に11カ国の金利を始めとするしがらみなどつまり今まで人気の陰にかくれていた材料が表面化しつつある。昨日などスイス中銀などユーロが弱体すると逃避通貨としてスイスフランが選ばれてしまい、実にこまると述べる有り様。あまけにテクニカル何とかとする人たちは来年は一貫してドルは強いと述べている。私から見るとこれらは全て仕手戦の材料としては舞台がそろいつつありおもしろくなると思える。ドルマルクは本日5日目の上昇に挑戦。そして6週目の挑戦である。反転時期が次第に近づいてきているが願わくばもうすこし上昇して欲しいと感じている。
(11月24日午前8時半)
11月に12月相場をやってる。マルク円は昨日急落の後戻ってきたが71.40近辺に売りがあるそうである。ドル円は相変わらず上に目にみえない売りがいるようである。ドルマルクはマルク売り材料が多いなか、久しぶりにコツンと来ているようである。反落に警戒。固定相場制復活の動きについて。どうも権力の持つ人々はこの暴れ馬の為替をコントロールしたいという願望を持つようである。というよりこれが安定すれば皆幸せと思うようである。しかし考えてみれば固定相場を堅持できなかったから現在の姿があるわけで世界中黒字や赤字や経済規模の違う国々の通貨を固定化させるのは無理である。それに比較して小さい経済規模の国々では可能かもしれない。よしんば固定相場にしてみて成功しても恐らくもって3年で崩壊し、さらなる大変動に直面することになるだろう。だからグリーンスパン氏やティートマイヤー氏が反対するのはもっともなことなのである。中銀のおっさんたちのコメントは正しい。
(11月25日午前9時)
ドル円4連騰で本日5日目。皆が127円に行くと信じてる割にはいつも落とされてる。122、123円台は売りが並んでいるそうだからどの程度こなせるかだね。最近は外貨預金でつかまってる人たちの相談ばかりでうんざりしてるから多少戻っってやってとという気分である。ドルマルクは昨日反落の予想をしたが大したことなかった。それでも上値が重いように見えるのは目が曇っているのだろうか?ドルスイス6日連騰で本日7日目。マルク円、最近乱高下これは戻ってもおかしくないと思うのだがテクニカル何のとかやってる人は68円とか言ってる。ほんまかいな?
(11月26日午前9時)
28日土曜日の夜中のテドル円5日連騰本日6日目。122円50銭以上本当に売りがいるね。マルク円の力で強いようだ。それにしても先日簡保がECU円を買い上げたという話を聞いて調べたら全く違っていた。話を総括的に聞いてるといつも休みなしに簡保連日出場して買っていることになる。よく調べるといつも違う。大体香港の連中が簡保簡保ってうるさいんだよ。ヘッジファンドと言いにくくなったからにしか思えない。ドルマルクとドルスイスはやはり頭が思いとしか見えない。違ってるかなあ。来月のドイツ連銀理事会で金利引下げの予想があるがこれは大きい意味を持ってる。私はしないと思ってるがやったらドイツ大蔵省の力が大きくなったことの証明でドイツ連銀や欧州中銀の力の弱体化ということで注目してる。やらなければドイツ連銀健在と言うことになるだろう。マルク円68円に行くというおっさんに聞いたら72円に行ったらあきらめてくれなどといいかげんなこと言ってた。冗談じゃないよ、うちの客に71円で買わせているんだからね。
(11月27日午前9時)
28日土曜日の夜中のテレビ朝日のザ・スクープに出ます。大体テレビは出たくないのだ。経理やってるおふくろが出ろ出ろとうるさいから仕方なしというだけ。人間テレビ向きとかラジオ向きとか何も出ないほうがいい向きとかいろいろある。私はゴットファーザーの声の吹き替えやらせたら最高と言われてるのだからラジオ向き。5分も出ないではないかという声もあって実はホットしている。レビ朝日のザ・スクープなんて番組に汚い面をみせることになりました。2時間も収録して恐らく5分程度だから見なくていいよ。ドル円はとうとう6日連騰で月曜日は7日目に挑戦となる。ドルマルクの反落予想ははずれました。マルク円は珍しくもみ合い。ドル円は次第にこれはもっともドルが上がるのではないかという見方と所詮一時の戻しさという見方と真っ二つになりつつあり、次第に仕手戦の様相になるだろう。123円台から124円台というのは売り方のマジノラインであり激しい攻防になるだろうが、それにしても参加者が次第に減ってきている。ドルマルクやドルスイスはとうとう6週連続の上げとなり来週7週に入る。連騰とか連続下げが続けば続くほどあとのしっぺ返しが強烈な反転となると以前述べたが次第にその時期が近づいてきているのだろう。最後の吹き上げ待ちか。
(11月28日午後2時)
私は見てないが昨晩のテレビ朝日は10秒出すのに2時間も収録するかいなあ?これでもう二度とテレビには出ないぜ。大体いやがる私を引っ張り出したのは向こうだよ。お金くれるからこれ以上ブツブツ言うのはやめよう。誰にも言わなきゃよかった、、、、、