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過去のコメント98年10月分

 

マルク円につられてドル円も暴落しそうな匂い。

(10月6日午前9時現在)

今朝の新聞を読んで驚いた。金融何とかが解決したから円高が急速に進んだなどというコメントは為替を知らない人が書いたとしか言えない。今まで投機で円売り攻勢をかけていた連中のひたすら投げと日本の機関投資家のやばいぞという投げの応酬、それだけではないか。一日で約12円、マルク円は約6円、これだけの動きを見たのはG5以来のことである。恐怖の下げ相場の後の東京市場は相変わらず独自の動きを見せられない。以前のパターンはこれだけ下げると買いが殺到し、そのあと欧米市場でごつんとなぐられて急落というパターンだったが、本日東京は様子見気分が多すぎる。私の友人にドル55円になるというのと250円になるという二人がいる。今後の展開を見るのに大事な分析を言おう。55円説はドルおよびアメリカを見てる。250円説は円と日本を見てる。私から見るとドルが破壊しつつあるように見える。日本が崩壊しても今まで日本は円を国際通貨にしてないから円を持ってる人が海外には少ないのである。ところがドルは世界中の人が持って同じ船に乗ってる。最近外貨口座を開いてそれで為替をやる人が多いらしいが、買いしかできない、昼間しかできない、そんな相場はやらないように。

(10月7日午前8時半現在)

本来このコラムはお茶漬け程度にするつもりだったがとんでもない動きをするもんで長くなる。今回の下げ的中させたなと言ったら友人が堀内さんの外貨預金とまだ売れてないアメリカの土地のヘッジはどうしたのですか、と言うので私はしらけてしまった。えてしてディーラーなんて自分の資産に疎いものだ。きのうシティバンクの外貨口座は1時間待ちだったそうで、私なら待たせないし、シティバンクより安く売ってあげる。昨晩の111円は当面の底で当分はあんなことはないでしょう。本日は昨日のように売られるが長続きせず、反転するかもしれません。中期的に次回はいついくらで売るか考えるべきでしょう。マルク円が69円とはふざけた話しでドルは買わなくてもマルクは買いでしょう。大体ドルの基調を崩そうとしているマルクまで売ることもなかろう。それにしても日銀は円安気に食わんなどと言うし、いいかげんにせいよと言いたい。マスコミも円高で輸出メーカーがかわいそうだなどといいかげんにして欲しい。円安行けば文句言うし、円高になれば文句を言うし、記事にことかかないね。

(10月9日午前8時半現在)

中小企業は祝日も仕事するのである。昨日は115―119円の間を何回も往復するといった悪質な市場だった。これは市場が疲れて休みたがっているいるのを無理やり動かそうとするとこうなるものだ。それにしても戻りの鈍さに驚いた。銀行の窓口が外貨口座で行列らしいが、今後の展開を考えると暗噸とした気持ちになる。巷にドルが200円とか250円になるという本がたくさん出ているの見るとこれまた暗噸とした気持ちになる。日本がだめになって円が安くなるという議論は意味がないと講演会やコラムに書いてきた。円を売るということは円を持ってる人しかできない。もってない人がそれを売るというのは空売りなのである。その空売りの化けの皮がはがれたのが今回の円高劇で証明された。それでなくとも日本はいつも黒字のドルが余ることになってしまってるのである。よってどうやって200円まで持って行けるのか?大統領が円高容認したと載っているがおやじさんどうしたんだろう。簡保が米国債を売却しただけで米国債は暴落した。どうしてルービン長官が強いドルを言い続けなければならないのか、言葉の裏を読まなければならない。125円まで戻ったら売りたいとか130円に戻ったら売りたいという向きが多いが、そこまで戻れば、もっと戻ると思うのが人間の性だから、多分売らないだろう。110円を割った時に危機が訪れるだろう。来年はドルにとっては厳しい時代がくるだろう。

(10月10日午後3時現在)

ドルマルクは8週連続で下げて今週は9週目。真夏からずっと下げてるわけでいいかげんによしこさんでもう少し戻しても良いのかもしれない。ドル円もマルク円も7日連続で下げて本日8日目。それにしてもマルク円を70円台で売る心理はよくわからない。80円台の時は買ってる連中の心理がわからなかった。本日日銀が何かするかもしれないということでなかなかドルを売りにくいだろう。何かやればやったで反応するだろうがネタ切れになる可能性もある。先月ドルを暴騰させただけに皆の記憶に新しい。願わくば多少でもドルが上げてもらいたい。売り方としては下で売れば売るほどリスクは高くなるわけで、市場の心理として今週戻る場面があれば、ああやっぱりドルは買いなのだと思わせる方が良い。大量に売らなければならないと110円台で売ったファンドの差が歴然としている。友人から聞いた話しだが、高値安値ということは通貨の母国でつけるそうでそうなるといずれ111円台というのは東京でもやるのだろうか?ただ母国でどうのこうのいうのはあまり記憶にはない。また別の友人に聞いた話しでは最近個人の人の為替での損失がひどいそうである。私は知らないのだが世の中には円安ダブル何とかファンドとかいうのがあってそれを138円の時に買った人が現在ダブルで40円損しているという話しがあった。大きな看板のとこがそういうものを発売するからブランド好きの日本人はすぐひっかかる。しかしとんでもないものが売られているもので驚いた。私の会社がそういうものを発売すればすぐに詐欺と思われて売れるわけないのだが。

(10月13日午前9時現在)

よく覚えていなのだが2ヶ月程前BISがそのうちドルマルク1.4ドル円95円と言ってたそうだ。もともとドルが嫌いな機関らしいけれども。昨晩3回ほど120円台での定着をはかろうとしたが失敗したようである。それにしてももう少し戻りの売りが出ていると思ったがそれほどでもなく、やはり買い安心感みたいのが出てきてて少しでも売ると楽になるのに欲張る人が増えてきてるようだ。買い方が投げるというのはやはりガラがきて下値で投げるということしかできないのだろうか。最近アジア中銀の話しをたまに聞く。円高の頃借金払えねえとか文句言ってた記憶がある。今後円高にふれると再び文句をいうのだろうか。ドル持ちすぎだと思うが、円の保有を多少でも増やそうという動きが出始めている。生保の友人がパンパンに保有してるので多少減らしたいと上に言ったら減らして何に投資するんだよ、と言われてがっくりしていた。彼はあってるよ。減らしておけば安くなった時にまた買えるではないか。80円台の時、生保に買いをすすめたが、現場が買いたいのに、ドルの下げでこりた上層部がOKしてくれず、現場ががっくりしていたのを思い出す。まあ、みんなで穴のあいた泥船に乗っていてよ。ずいぶん最近溺れ死んだ人がいるが、また新規の乗客が乗り込んできてるようだし。

(10月14日午前9時現在)

次第に仕手戦の様相を呈してきている。買い方の必死の120円乗せもとりあえずは失敗に終わってる。ムーディーズなんじゃらの成績表が出るそうでそのあと上がると思っている向きが多いがそんなに全員が知っていて気にしてる材料が出て市場は皆の期待するような動きをするのだろうか?円安派の人と話していたらこれはコレクションであるとのたまうので絶句。上から36円、超短期で25円落ちてこれがコレクションと言うならば何をかイワンのばか?11月には130円に戻ると期待している向きが多いようだ。外貨預金とかノックアウトでつかまった個人を救済?するために証券会社や銀行の中にはナンピンの買いをやらせているところがあると聞く。しかしスーパーマーケットのおやじが何千万もこういうのもので損をしていると聞くとむかつく。

(10月15日午前9時現在)

売り方圧勝。きのうの朝、経常収支が発表になったが今回も東京は無視するとは驚いた。120円割れのドル安で個人が40億ドル買って、それでも落ちてしまう。外為市場の動いているお金のすごさがよくわかる。現在売り方のマジノラインが123円50銭、第一防波堤が120円50銭、買い方のマジノラインは110円50銭、第一防波堤が115円となっている。私は海外9割東京1の割りで情報をとるが、きのうは海外は全員売りと読み、東京が買ってくるのを待っていた。そして輸出までドルを買い戻したそうでこれで円高にふれてから輸出メーカー悲鳴などと新聞にでたら怒るで。私は何も外貨預金すべてに反対しているわけでない。ただおじさん、おばさんが銀行に殺到して外貨預金をしてて、シティバンクの無料相談電話がパンクしたり(うちは無料じゃないからたまにしかピロピロと鳴らない)そういう時にやるなと言ってる。そしてもっと円高にふれた時にもあわてずにさらに外貨預金ができるようにしているなら別に好きにすればと思う。ただ買った外貨をヘッジ売りができないような預金はするなと言ってる。先週のように夜中にあのようなことになったらどうするのだ。そして有利だからという銀行や証券会社の支店で言われてデリバティブとは知らずにノックインなどやダブル何とかのような商品はやるなと言ってるのだ。

(10月16日午前9時現在)

売り方完敗寸前の苦戦。ヘッジファンドだけでなく中国銀行まで仕手戦に参加してしかもオプションを絡めてようやるよい言う乱高下だった。それにしてもヘッジファンドについての質問が多い。滅びたかと思いきや、深手をおった熊のような暴れ方をするし、何か青息吐息のようでいて全ての戦闘に参加している有り様。また複雑なことにひとつならともかくもぐらたたきのようにいろんなのが出現する。ドルマルクはとうとう9週連続の下げでついに来週は10週目に突入する。ドル円は週初売られればその後反転上昇に入る可能性もあるが、週初買われるとややっこしいことになる。マルク円の取引の99%が投機だと言われているがあの暴落で一番逃げられなかったのがこれだと言われている。そのためいつまでたっても上昇に入らないが69円とか70円が売りに分があるようには思えないのだが。

(10月17日午後3時現在)

朝、野村證券のニュースでドル円が買われたと聞いて驚いてしまった。日経は最近になって記事を書いたがあれはフィナンシャルタイムズにとっくに出ていたニュースだし、市場でもすでに流れていた。ある機関投資家がどうですか?と聞かれて方向感が出たらやると言ったそうだが30円だか20円だか落ちて方向感もないだろう。

(10月19日午前10時現在)

久しぶりに東京市場で落ちたものだから平静になってしまった。115円手前では日本の機関投資家の整理売りが見られた。少し減らしておいた方が機動的に対処できるよ。先日友人が120−125がミドウェーで110−120がガダルカナルで100−110がフィリピンで90−100がサイパンで80−90が沖縄で70円台が東京空襲だなどと言ってた。ドルがこの辺が底値と思っている人は昨年の夏前に110円近くからの大反転が頭にあるようだ。こんなに静かで底をつけるはずがないのだが売り方はならべく引き付けて売りたいと考えてるようだ。とりあえず市場は当面の底はつけたといってるようである。当面っていつまでだろう。でも何か最近いくらになってもそんなこと言ってるなあ。

(10月20日午前9時半現在)

買い方大攻勢、売り方総撤退といった感じの上げを演じたが、2度目の118円台からハンマーでたたくような激しい売りに115円台半ばでひたすら急落。さすがにその腰の弱さに驚く。ドルマルクはすでに下げの10週目に入っており現在上げてるのもおかしくない。ドル円とマルク円は今週戻り足に入っているのでどの程度まで戻せるか期待していたが先ほど述べたようなもろさであきれてる。昨年の110円台からの反転と今回との違いは、去年は127円から下落で押し目にすぎず買い市場が若かった。今年は天井147円からの値下げ幅と居心地がよかった130円台からの下げ幅が違う。また4月からの資本流出600億ドル?の全てが水浸しの状態になっていてそれ以前の買い玉も水面下に沈みつつあることが大きな違いだ。

(10月21日午前9時現在)

きのう東京は夜しか相場は動かないとして寝ているディーラーが多かった。そして案の定夕方からしか動かなかった。ニューヨークも117円50銭近辺まで上げたのものの後続かず下落したまま明け方までまったく動意がなかった。朝の116円85銭かきほどの117円70銭までコツコツ買われる。ドイツの金利がなんじゃらでマルク円ばかり右往左往している。最近再び機関投資家の買いが目立つ、ヘッジファンドは一休みしているのかほとんど声を聞かなかった。ドルマルクは1.67スイスも1.37程度が上値の限界か。ドル円とマルク円は最近上下運動の繰り返しで恐ろしく動きが悪い。とりあえずドル円はどこまで上がれるか見てみたい。高値安値は母国でつけるなどというおっさんがいたので期待していたのに何ということもなかった。まったく自分で相場張らない人は気楽にコメントができていい気なもんだ。それにしても市場は疲れていて一休みしたがってるようだ。

(10月22日午前8時半現在)

昨日はどこまで上げられか見てみようとした。119円台にすら届かなかった。現在は買われていて117円75銭まで上げていたが、この後買われても継続されるのか疑問視している。よーく考えてみるに大蔵省、日銀、投信、生保、損保、個人A輸出、ほとんどの日本人が円安を待望している。こういう全員が望んでいる方向に相場は向かって行けるものなのか?また円安を望んでいる人々の多くが多少円安に行っても欲張ってドルは200円になるなどという本の愛読者だったりしてドルを売るわけがない。大体過去相場はいつも人々の望まない方向にすすんであかんべをするものだ。大体あれだけドルが暴落していまだに戻し、128円に落ちた後も137円まで戻ししてそのたびに皆期待したがしべて期待を裏切られてきている。もしかしてこのドルは故障しているのか、こわれているのかもしれない。いつ来るかわからんけど次回の急落もほとんどの人が逃げられないだろう。1.67にも行けずに落ちてしまったドルマルクもぶざまに1.63台へ後戻り。将来急落するために買い上げてるようにしか見えない。

(10月23日午前9時半現在)

この2日間騒いでドルを買上げてるのは東京市場だけであり、ニューヨークはどういうわけか東京市場が売り市場になると買いにまわるし、買い市場になると売りにまわるしというわけで、日本対外人の仕手戦の様相になってきている。円安をひたすら望む日本とそんなことどうでもいい外人との戦いのようだ。昨日買い方大攻勢で119円半ばまで上げたドルは欧米で元の木阿弥の117円台へ押し返されて終わった。来週の展開として随分投信の設定が予定されているものの、大量のドル売りの玉が出る予定もあり、右往左往が続くだろう。感覚的には再度下値を確認に向かい、その後反転して戻すというパターンを描いている。116円台入りするかどうかによるだろう。本来ならばもう少しドルに上げてもらって皆にやっぱりドルは強いを思わせる展開が理想的。なお10週目にして初めて上昇したドルマルクは中銀の買いなども散見されているし、次第にユーロの影が出てきていて以前のドルマルクと同じと思わない方が良い。まあやっと上げたのだから来週も多少上げてもらいものだ。マルク円は70円が岩盤になりつつあるが、70−73円ボックスに入ってる。これは当面押し目買いに分がありそうである。というわけできわめてきょうはまじめなコメントにした。

(10月24日午後3時現在)

まったく朝からずっとドルが買われてしまったのでゲーム展開としてはおもしろくなってる。確かに信託だとか投信だとかの買いは目立つ。ただこのままでは上値の売り指値が結構見えており、複雑な展開になるだけだ。東京はほとんど120円台乗せを考えている。今後の推移として今晩欧州とアメリカが売るのか買うのか、特にニューヨークがそうするのか極めて重要と考える。今週の期待はやはりドルが売られて、ああ駄目だあと言われてそこから反転上昇というのが素直でおもしろそうである。ただ為替市場はコミックの世界じゃないから、面白くも何ともない市場になる可能性がある。

(10月26日午後2時現在)

ドルマルクはずっと買い先行で書いてたから良かったがドル円はとりあえず下げてから急反転などと書いたものだからはずれていたと思う。ドルマルクはどうも新首相、新蔵相、連銀総裁、欧州中銀総裁、イタリアの金利がどうの、と材料にことかかない。政治が絡んできているので今週はやはり下げてもしれてるだろう。ドル円は118円割れを2度挑戦して売り方撤退したニューヨークの意味合いは大きい。そして最近ヘッジファンドの動向も耳に入らない。本日も売り注文は多い。どうも中途半端なところでウロウロしており、次のガラがくるにはもう少し時間が必要なようだ。そして皆が見たがっている120円近辺と120円台の攻防を私も見てみたい。

(10月27日午前9時現在)

ドル円6連騰ならず。120円での攻防戦を見たかった私は119円80銭などという中途半端な挑戦でしらけてしまった。しかし昨日は売り方はほとんど勢揃いの揃い踏みだったが、じゃ一体誰が買っているのだろうと考えてしまった。烏合の衆というのは弱いものである。それにしても輸出や生保の一部がきちんと119円台を売ったのには時代が変わったなと思わせた。少しでもそういうものを操作しておけば次回の来たるべきガラに備えることができるだろう。機関投資家やメーカーが銀行や証券会社の店頭に並ぶおばさん、おじさんのようにひたすら買いっぱなしというのはあまりにも無防備だろう。本日は日銀の会合がある。今ごろ金融緩和が効いてないなどという恐るべきコメントを出していたのでどうするのか?債券相場をバブル化させてよく言うよ。会議ばかりやってないで街を歩けって言うの。そうすれば実態がわかるだろう。ここでこういう批判をするといやがらせメールが来るかもしれないからこの辺でやめておこう。まあ何かされるとドルが上がる可能性もあるが本日いつもどおりのドル買いから始まっている東京市場であるが、きわめてダウンサイドリスクが高まっていると感じられる。次にこのコラムでドルマルク1.67、ドルスイス1.37が上値の目標と書いたが昨日その近くまで上げた。しかしこの値以上では相当な戻り街の売りが見えた。最近相談が多いのだが、個人投資家はあんまり救いがないようだ。ノックインノックアウトとは何ですかというのでそんなものは知らなくてよいと答える。知れば儲かるような気がするから知る必要などないのだ。大体胴元がきちんと儲かるものでうまいものなどないのである。

(10月28日午前8時現在)

シラケタつまらねえ相場展開。OECDが水をさした。考えてみるに先週反発展開に入ってから116円80銭から119円80銭の間をウロウロ。上は119円台が鉄壁になってるし、下は116円50銭でも切れないと、というわけでつまらない。このR−4ヶ月調査によると日本の外貨買いはドル買いを初めて欧州通貨買いが上回ったようである。しかも保険つなぎの売りをやってないのがこれだと言われいる。ということはマルク円などが売り崩される危険性もある。最近欧州内の不協和音がよく流れるのでねらわれる可能性もある。最近またドル預金でつかまってる個人投資家から相談があった。だから昼間しかできないものや、保険つなぎの売りができないものはやるなと言った。私に言えばこういう口座を開く紹介をしてあげると言うのだがどうも私が言うと詐欺ではないかと思うようだ。そして相変わらず大手の銀行や証券会社の名前しか信用しないから、そんななら相談に来るなって言いたいのだ。どうも投資顧問と言う名前はうさんくさく思われており、アキという名もクラブの女性に経営させてるのかと言われたことがあるし、ブランド名が大事なら改名しようかなどと考えてしまうのだ。

(10月29日午前9時現在)

きのう述べたようにマルク円が集中砲火を浴びていた。70円が大攻防戦であり、ここを割るときわめて買い方不利。ドル円だが、116円に大量の買いがあったとか、117円50銭の上には大量のストップがあったとか、117円50銭には大量の売りがあったとか、まあ実にどうでもいいようなことばかり市場は気にしていた。それにしても必ず東京の逆をやる天の邪鬼のニューヨークだがどうも最近元気がない。ヘッジファンドがこけると、ここもこけているのか?115円ー120円に長いこといるが、これを下値を固めつつあると見るか、上に戻る力がないと見るかによって大きく異なってくる。どうも日本中外貨ロングであるし、ここでもめばもむほど下方リスクが高まってくると考えてる。投資家の大量の買いがあるなどと言う言葉ばかり気にしてるとそのうちはしごをはずされるだろう。

(10月30日午前9時現在)

本日土曜日晴天なり。相変わらずの人気離散のニューヨークはGNPの発表を受けて117円台まで買う有り様で主体性なし。そして引けは115円台入りというおそまつさ。そもそもGNPなど速報値だ確定値だ修正値だといいかげんなことはいつもの通り。それでも最近材料不足なので煽ったのだろう。来週も引き続きドル円と欧州円に下方リスク健在。相変わらず警戒警報発令中である。先週の新聞で円建て償還なんとかという外貨建て商品の話が出ていたが腰を抜かしてしまった。あれが発売された時に思ったことは金利だけ円でもらって元金を外貨でもらうということのねらいは何だろう?よくわからんな、だった。しかも5000億円も売れたと聞いて驚いた。やはり大会社の発売する商品はよく売れるのであろう。当社が売れば500万円しか売れなかっただろう。これから銀行の窓口でいろいろ投信商品を売るそうだが、ほとんど救いようがないと私が考えている個人投資家だが、くれぐれも大手銀行の商品だから損しないように。よーく自分で研究すること。中にはすばらしい商品もあるわけで自分で探すこと。こんなこと書いてるとそのうち、投信会社や証券会社や銀行から石を投げられるだろう。

(10月31日午後2時現在)