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過去のコメント集  2006年9月

通信社に中国がらみの為替の報道は差し控えるように伝えてくれ。報道禁止。いつもお騒がせニュースで終わる。大変に迷惑なのである。その後、相場は必ずゴチャゴチャになる。

相場を見ていて思った。今の相場って、昨年も同じようなものだけど、プロは必要ない。新しく為替を始める人たちも為替の勉強をしたり研究したりする。そしてセミプロになってきたりする。だけど、それも不要だと思うのだ。一番稼げる人は、外貨預金儲かりますよと言われて、素直にハイハイと言って外貨を買って放置している人が一番儲かる。ニュージーランドみたいにひどい目にあうこともあるけどね。じゃあ、こういう人たちが何かを考えて、何かを分析して、やっているかというとそんなことはないわけ。全ては低金利のなせるわざなんだけど。日銀総裁が外貨預金を解約するタイミングだけひそかに調べておけば良いのではないか?通貨の番人が解約するならやばいんだよ、たぶん。

ただ、低金利だけが主因でないから問題は根深い。世界中が円を保有したくないと思っているのは相当なものだよ。見切りをつけられているようなものだ。ユーロの10年国債3.7%と日本の10年国債1.7%の差があるから、ユーロにしておこうと考える個人的な人ばかりではない。通貨の組み入れは別に金利だけで決めるわけではないしね。SWEDENが円を全て売り払ったときからずっと考えている事なんだ。あの国が円を持っていたくないと考えた理由を探るとわかるのかも知れない。円が暴落しないのは、世界中で円を保有している人の割合が他の通貨よりもずっと少なかった事がある。これがドルのように猫も杓子も保有している通貨だったら、暴落していたかも知れない。

ところで、最近欧州は日本を中国と同列に見るようになってきたね。明確に東アジアと名指しているものね。日本は通貨を道具にしていると完全に思い込みだしているようだ。本当だからしょうがないと思うけど。(9月30日。土曜日。この後は、ずーーーーーと曇りらしい。)

米連銀12行の場所。ニューヨーク連銀、シカゴ連銀、アトランタ連銀、サンフランシスコ連銀、ボストン連銀、クリーブランド連銀、ダラス連銀、カンザス連銀、ミネアポリス連銀、フィラデルフィア連銀、リッチモンド連銀、セント・ルイス連銀。ずーーと不思議だったのだ。なんでカンザス?なんでリッチモンド?ってな事を。考えてみると、これらの地域は西部開拓時代、南北戦争の頃、とかそういう昔の繁栄地域なんだよね。セントルイスなんて西部開拓団の出発の集結地だったんだし。たぶん、あっていると思う。
9月29日(金曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 117.81 118.20 117.52 118.17
ユーロ 1.2703 1.2713 1.2638 1.2673
ユーロ円 149.65 149.88 149.09 149.76
ポンド 1.8772 1.8780 1.8633 1.8725
スイス 1.2472 1.2569 1.2460 1.2505
豪ドル 0.7485 0.7489 0.7435 0.7460
ユーロポンド 0.6767 0.6792 0.6763 0.6768
キーゥイ 0.6573 0.6595 0.6505 0.6528
ポン円 221.15 221.28 219.98 221.27
キーゥイ円 77.44 77.70 76.62 77.14
スイス円 94.46 94.56 93.85 94.50
オージー円 88.18 88.30 87.76 88.15
ユーロスイス 1.5843 1.5900 1.5830 1.5848
ダウ工業 11679.07 −39.38
ナスダック 2258.43 −11.59
S&P 1335.85 −3.30
ロンドン 5960.80 −10.50
ドイツ 6004.33 +15.17
香港 17543.05 +12.48
日経 16127.58 +102.73
トピックス 1610.73 +8.16
ポンドの話は激しく売られるべきニュースと捉えたが、ポンド円がほとんど落ちない、まあ1円ちょっと、を見ていて思ったね。先日のニュージーランドでもそうだが、そんなこと全く知らない、考えていない、というような投資家が大勢を占めるようになったんだなあと実感したよ。222円は218円と即座に思ったけどね。まあ、知らないほうが得する事も多いから別にいいかあ。藤井氏のコメントには反応が超短期だったが、鎧の下の衣が見えているからね。前日に大臣がたいして気にしていないみたいなこと言ったばかりだからね、市場は真剣に捉えなかったって事だ。日本政府が外貨準備の名の下でドルの金利生活をしていて、日銀総裁も外貨預金で金利稼ぎをしていて、国民も右に倣えをしているのだから、日本発の牽制発言はまともに取らないと思うね。政府連中はいつもなめていて後から狸の尻に火ってことが多い。金曜日、朝から晩まで指標が続出する。さすがに動意づくか?(9月29日。金曜日。とうとう台風は関東に来なかったと思う日。)

なんだかバタバタ亡くなっていくねえ。丹波哲夫にはショックだったね。三匹の侍の頃からのファンだからね。市川昭介の死も驚いた。市川氏は以前お隣さんだったんだ。大きな屋敷でねえ。高級車は、たぶん歌手たちが来ていたんだろうね。そして、昨日は東京ローズでしょ。彼女の事を書いた東京ローズードウス昌代著はまだ持っているけど、読み応えはあったね。若い連中は知らねえだろうなあ。
9月28日(木曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 117.49 117.94 117.33 117.81
ユーロ 1.2701 1.2733 1.2678 1.2703
ユーロ円 149.22 149.79 149.13 149.65
ポンド 1.8892 1.8918 1.8724 1.8772
スイス 1.2444 1.2490 1.2420 1.2472
豪ドル 0.7508 0.7515 0.7462 0.7485
ユーロポンド 0.6723 0.6775 0.6723 0.6767
キーゥイ 0.6560 0.6587 0.6543 0.6573
ポン円 221.96 222.20 220.72 221.15
キーゥイ円 77.07 77.55 77.00 77.44
スイス円 94.41 94.63 94.20 94.46
オージー円 88.21 88.30 87.92 88.18
ユーロスイス 1.5805 1.5850 1.5802 1.5843
ダウ工業 11718.45 +29.21
ナスダック 2270.02 +6.63
S&P 1339.15 +2.56
ロンドン 5971.30 +41.20
ドイツ 5989.16 −0.55
香港 17530.57 +9.60
日経 16024.85 +76.98
トピックス 1602.57 +11.53
ほとんど1週間分のレンジをやってしまったから、この後は付録的かなあ。動きそのものにあまり実態がないようだ。ユーロドルもポンドドルもユーロポン次第だし。調子に乗って攻めているとニュージーランドのように達磨落としもあるしね。毎週コメントで乱高下するのを見ているとあまり近寄らないほうがいいよ。南アランドやっている人がいたから、そんなもの辞めなさいと言ったんだ。南アフリカで何が起きているのかなんてどうして我々が知りえよう。銀行でもあまり手を出さないよ。ニュージーと同じで規模が小さいからパワーゲームが可能だけど、やっぱりマザーズの株みたいなものだよ。(9月28日。木曜日。暑いらしいと聞いた日。)

アメリカのやり方(東洋出版):以前お客さんから頂戴した本なんだけど、すーーごく面白いよ。アメリカの素顔って感じで漫画で表現している。アメリカの事を知っている人も知らない人も楽しめる内容だね。厚くないのに1200円だが、決して高いとは思えない。是非とも一読を勧める。やっぱりアメリカは9−11からすっかり変わってしまったと思う。私ですら、あまり行きたくないもの。
月27日(水曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 117.10 117.66 116.90 117.49
ユーロ 1.2690 1.2718 1.2671 1.2701
ユーロ円 148.60 149.39 148.28 149.22
ポンド 1.8942 1.8960 1.8853 1.8892
スイス 1.2430 1.2475 1.2416 1.2444
豪ドル 0.7520 0.7527 0.7474 0.7508
ユーロポンド 0.6699 0.6734 0.6692 0.6723
キーゥイ 0.6580 0.6613 0.6536 0.6560
ポン円 221.81 222.08 221.10 221.96
キーゥイ円 77.05 77.45 76.75 77.07
スイス円 94.21 94.48 94.00 94.41
オージー円 88.06 88.32 87.70 88.21
ユーロスイス 1.5774 1.5819 1.5772 1.5805
ダウ工業 11689.24 +19.85
ナスダック 2263.39 +2.05
S&P 1336.59 +0.25
ロンドン 5930.10 +56.50
ドイツ 5989.71 +29.08
香港 17521.51 +213.43
日経 15947.87 +390.42
トピックス 1591.04 +41.63
今週もとうとう相場到来せず。ただの往来相場。ポジションは何を持っていても放置しておけば元に戻ってくるという有様。ディーラーのサガで上がれば天まで上がると思い、下がれば地獄の底まで落ちると思ってしまうが、全く意味なし。考えると負ける相場。大晦日まで好きにやっててって気分。(9月27日。水曜日。秋雨の日。)

先日の中京テレビの「消える産声ー産科病棟で何が起きているか」はなかなかの秀作だったと思う。産科医不足は地方で深刻で、岩手ではわざわざ中国から日本語のできる医師を招聘する有様。三重県の尾鷲の話があったが、深刻。県も市も産科医探し。結局一人見つかったが、2年契約で年棒5200万円。その代わり病院に住む。市長が大変な思いで探したのに、高額だと言って市議会で批判を浴びる。そして、例の福島での産科医逮捕を受けて、一人勤務の産科医は皆やめていく。都会には産科医がまだたくさん残っている。厚生省は全く策がない。今の日本の医療現場が抱えている問題点を鋭く抉った秀作だった。
9月26日(火曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 116.60 117.25 116.26 117.10
ユーロ 1.2745 1.2762 1.2662 1.2690
ユーロ円 148.62 148.76 147.72 148.60
ポンド 1.8997 1.9028 1.8932 1.8942
スイス 1.2388 1.2467 1.2370 1.2430
豪ドル 0.7532 0.7557 0.7505 0.7520
ユーロポンド 0.6709 0.6715 0.6685 0.6699
キーゥイ 0.6702 0.6722 0.6568 0.6580
ポン円 221.51 222.25 220.50 221.81
キーゥイ円 78.15 78.25 76.92 77.05
スイス円 94.12 94.30 93.60 94.21
オージー円 87.82 88.23 87.50 88.06
ユーロスイス 1.5789 1.5795 1.5770 1.5774
ダウ工業 11669.39 +93.58
ナスダック 2261.34 +12.27
S&P 1336.34 +9.97
ロンドン 5873.60 +75.30
ドイツ 5960.63 +58.97
香港 17308.08 −237.96
日経 15557.45 −76.36
トピックス 1549.41 −10.37
毎日日替わりメニューの最低クソ相場展開。今回は悪役はユーロ。全通貨に対して売られた。ドル円?いつもの通りでオッチラコッチラ相場。円買いが目立ったね。ユーロ円なんかも今めだつのは本邦勢だね。主役が交代している感じだ。シドニーの友人と話していたら、アキ、日本の財務省は投資家に多少でも円高になったら外貨買ったほうがいいって推奨しているんだって?なんて聞かれた。ね!海外で全く信用されていないんだよ。何がファンダメンタルズだと思うよ。さて、今晩は消費者とリッチモンドだ。(9月26日。火曜日。秋風吹く日。)

この国は壊れてしまっていると思う。子供を殺す事件ばかりだ。子供も親を金払って殺すし。必殺仕掛け人じゃあるまいし。いろいろな社会事件を眺めていると海外でよく起きていたような事ばかりだよ。教育も大事だが、食い物がおかしいんじゃないのか?愛国心なんかドンドン薄れてきていて、もうあまり未練がないよ、この国に。日本の自然、それだけだなあ、この国の愛する形は。残りの人生、日本で暮らす事にあまり意義を見出せない。次第に密告社会になってきているし、貧富の差は広がるばかりだし、よーーーく考えてみると、この2006年の日本に青テントで外で暮らす人たちがいるんだよ。信じられないよ。一体、この国と国民は何を目指してやってきたのだろうかと思うね。これが海外のどこかの国だったら別に驚かない。我らが日本だよ。この国はすでに壊れていると思う。未曾有の国難と思う。
9月25日(月曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 116.55 116.75 116.13 116.60
ユーロ 1.2785 1.2820 1.2731 1.2745
ユーロ円 148.95 149.18 148.31 148.62
ポンド 1.8995 1.9075 1.8983 1.8997
スイス 1.2365 1.2396 1.2290 1.2388
豪ドル 0.7495 0.7538 0.7491 0.7532
ユーロポンド 0.6730 0.6730 0.6704 0.6709
キーゥイ 0.6610 0.6707 0.6595 0.6702
ポン円 221.40 222.10 221.10 221.51
キーゥイ円 77.05 78.15 76.85 78.15
スイス円 94.25 94.60 93.93 94.12
オージー円 87.35 87.85 87.30 87.82
ユーロスイス 1.5805 1.5812 1.5758 1.5789
ダウ工業 11575.81 +67.71
ナスダック 2249.07 +30.14
S&P 1326.37 +11.59
ロンドン 5798.30 −24.00
ドイツ 5901.66 +18.34
香港 17546.04 −54.61
日経 15633.81 −0.86
トピックス 1559.78 −3.82
金曜の実勢の引けは116.40−45程度だったと思う。引け値操作で116.55にしたが、週末も116.70−75なんてレートを入れる奴までいた始末。だから本日は東京が買って来れば売るだろうし、東京が売ってもやはり売るはずだった。せこいんだよ、ファンド連中は。みえみえだもの。ドル全般的にそういう感じだったよ。今晩は中古住宅に着目。(9月25日。月曜日。秋晴れ。)

学校の国旗掲揚と国歌斉唱でもめているね。学校が生徒たちに国旗と国家を敬うように指導するのは当然。だからその点では東京都に賛同している。だが、罰則が嫌いだ。せめて注意勧告程度にしておけばいいものを見せしめ的に重くしている。権力を持っている連中は何でもできる。だから、議論としての小泉さんや石原さんの言ってる事はわかるが、やはり権力側なんだよ。権力を持っている連中が何でもかんでも自由裁量できないように司法があるんだと思うね。司法がやらなかったら、一体誰が権力の中枢を批判できるのだ?新聞?全然信用していない。

NY市場、最低の動き。ドル買いと円売りにしか反応できない習性が身についてしまっている。夜中以降の動きは、ただの仕掛けにて信用できず。来週につながる動きとは思えない。どうしてもドル全面高で引けさせたいようなので、引けで逆張りするのも一興かもしれない。米連銀は、住宅を含む景気失速に神経を尖らせてきているとの報もあり、アメリカ経済の行く末には警戒をとけない。中国がその影響を受けることになると、さらにやばくなる可能性もある。(9月23日。土曜日。秋風さわやかな日。)

引越しの準備で事務所はダンボールだらけ。ダンボールに囲まれていて、昼寝もできないし、テレビも立ってみるしかないし。うちの若いのがあきれていた。何しろ、本、本、本の山なのだそうだ。よく、あんなに本があって、底が抜けなかったものだと言われた。だが、彼は知らないのだ。自宅にもトランクルームにも本が大量にあることをね。歴代の社員たちが持っていってしまったのかなあ。連載本が抜けているんだよね。竜馬が行く、なんて最初の2冊しかないもの。ところで、クラッシックのLP版、誰か欲しい人いる?最近、LPが隠れた人気だと聞いたのでね。キッチンの食器をうちの若い連中はあまり使わないからと言って捨てたがっている。今度、事務所で鉄板焼きやるとき、私は紙の皿で食わせてやろうともくろんでいる。引越しはいいなあ。いろいろ整理できるものね。というわけで、現在の社内は、何でも捨てたがる若者軍と何でも残したがるおじさんとの確執が続いているのである。

9月22日(金曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 116.37 116.62 116.08 116.55
ユーロ 1.2780 1.2831 1.2778 1.2785
ユーロ円 148.72 149.34 148.63 149.00
ポンド 1.9025 1.9063 1.8995 1.9002
スイス 1.2425 1.2430 1.2322 1.2360
豪ドル 0.7575 0.7575 0.7493 0.7500
ユーロポンド 0.6717 0.6740 0.6715 0.6728
キーゥイ 0.6613 0.6635 0.6568 0.6617
ポン円 221.39 221.97 220.93 221.47
キーゥイ円 76.96 77.20 76.35 77.12
スイス円 93.66 94.38 93.58 94.30
オージー円 88.15 88.15 87.28 87.41
ユーロスイス 1.5879 1.5898 1.5792 1.5802
ダウ工業 11508.10 −25.13
ナスダック 2218.93 −18.82
S&P 1314.78 −3.25
ロンドン 5822.30 −74.40
ドイツ 5883.32 −78.71
香港 17600.65 −19.32
日経 15634.67 +199.56
トピックス 1563.60 −16.48
やっぱり夜中に書こう。私がこの欄で最低の値動きだとか文句を書くと、必ず動き出すから面白いよね。もっと文句書いてやろうと思う。夜、情報ボードにいろいろ書いたから夜中の状況は大体おわかりと思う。しかし、あの指標はとんでもないよ。これが後三つくらい出てきたら、アメリカ経済失速は明確になるね。ドル金利も急低下しているね。今回のドル下げが、今年の秋の陣の始まりなのか注目している。ドル円も大体はこういう状況になったときに買っておけば報われてきている。今回もそうなのか確かめてみたい気分だ。ってなわけで、今晩は指標はないが、動き出しているので何でも材料にしてしまいそうだ。(9月22日。金曜日。秋風の日。)

相撲:以前の栃東、今回の白鳳。横綱にしてしまえばいいのに。何をもったいながっているんだろうなと思う。相撲はやはり興行だからね。力士もやはり人の子だから、緊張感の持続をずっとやるのは無理だと思う。緊張感が緩んできたところで負けると、さらに投げやりになってくると思う。心技体なんだから、心の中の緊張感が緩んでしまったら、いつまでも横綱目指して頑張りますなんてやってられないと思うね。これで朝青竜がこけたらどうすんだべ。

座談会の第二回目は11月11日を予定している。このHPは一部の人を除き、現在は一般公開していないから、一般の方の参加はあまりいないと思うが、人数が一人でもやります。珈琲&ケーキじゃなくて酒という人たちもおられるが、それはこのシリーズがもっと回数を重ねて、参加者も常に一定数になったら考えてみたいと思う。
9月21日(木曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 117.45 117.47 116.23 116.37
ユーロ 1.2686 1.2798 1.2684 1.2780
ユーロ円 149.00 149.18 148.52 148.72
ポンド 1.8886 1.9032 1.8867 1.9025
スイス 1.2517 1.2524 1.2417 1.2425
豪ドル 0.7528 0.7580 0.7522 0.7575
ユーロポンド 0.6717 0.6728 0.6705 0.6717
キーゥイ 0.6612 0.6642 0.6567 0.6613
ポン円 221.82 222.03 221.10 221.39
キーゥイ円 77.66 77.95 76.85 76.96
スイス円 93.83 94.02 93.15 93.66
オージー円 88.42 88.70 88.02 88.15
ユーロスイス 1.5879 1.5948 1.5860 1.5878
ダウ工業 11533.20 −79.96
ナスダック 2237.75 −15.14
S&P 1318.03 −7.15
ロンドン 5896.70 +30.50
ドイツ 5962.03 +7.65
香港 17619.97 +107.01
日経 15834.23 +115.56
トピックス 1580.08 +9.90
こりゃ最低の相場だ。今年がいかにブザマな相場なのか象徴しているようだ。というわけで、何も書く気なし。(9月21日。木曜日。日本晴れの日。)

千円札は拾うな:一時売れた本だと思う。友人が読んでみてくれと言うので読んだ。なかなか良い。経営者も当然ながら若い奴も読むと良い。発想の転換が図れると思う。サンマーク出版というところが出している。

9月20日(水曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 117.75 117.76 116.97 117.45
ユーロ 1.2680 1.2730 1.2665 1.2686
ユーロ円 149.32 149.35 148.26 149.00
ポンド 1.8824 1.8930 1.8803 1.8886
スイス 1.2515 1.2536 1.2463 1.2517
豪ドル 0.7518 0.7547 0.7505 0.7528
ユーロポンド 0.6736 0.6740 0.6717 0.6717
キーゥイ 0.6586 0.6638 0.6548 0.6612
ポン円 221.65 222.00 220.22 221.82
キーゥイ円 77.55 77.86 76.72 77.66
スイス円 94.09 94.09  93.42 93.83
オージー円 88.52 88.52 88.04 88.42
ユーロスイス 1.5869 1.5889 1.5858 1.5879
ダウ工業 11613.20 +72.28
ナスダック 2252.89 +30.52
S&P 1325.18 +6.87
ロンドン 5866.20 +34.40
ドイツ 5954.38 +80.92
香港 17512.96 +166.26
日経 15718.67 −155.61
トピックス 1570.18 −21.80
NYのファンド勢の脳みそによる日本地図。国境を北朝鮮、インドネシア、タイ、中国に囲まれている。最近のランキング発表で、日本は十両落ち、幕下落ちなどが目立つが、日本円=タイバーツでは、とうとう通貨の世界でも張り出し小結で4勝11敗で三役陥落って感じ。引き続き下値を探る展開。ユーロはシステムトレードがドテンドテンで手が出なくなってきた模様。ユーロ円、ユーロポン、ユーロスイの桶狭間。(9月20日。水曜日。名残夏と思う日。)

イトーーーーヨーカ堂:最低。多摩センターに用事があったので出かけたのだが、時間がかかってしまったので駐車代が高くなってしまった。買い物したらただと書いてあるので、今すぐ必要でもないが、ビール半ダース買った。1070円だったかな。そしたら、2000円買わないと無料券を出さないだと、ふざけた店だ。2000円以下の買い物は自転車か徒歩で来い、って感じ。だから寡占は嫌いなんだ。寡占で喜ぶのは政府筋のみ。理由は数が少なくて管轄しやすいから。もうヨーカ堂には行かない。     11時半。
9月19日(火曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 117.95 118.12 116.99 117.75
ユーロ 1.2705 1.2726 1.2651 1.2677
ユーロ円 149.86 150.26 148.60 149.27
ポンド 1.8803 1.8888 1.8773 1.8824
スイス 1.2505 1.2573 1.2483 1.2515
豪ドル 0.7558 0.7575 0.7508 0.7518
ユーロポンド 0.6757 0.6764 0.6727 0.6734
キーゥイ 0.6643 0.6655 0.6580 0.6586
ポン円 221.78 222.25 220.80 221.65
キーゥイ円 78.35 78.35 77.45 77.55
スイス円 94.32 94.55  93.45 94.09
オージー円 89.15 89.25 88.37 88.52
ユーロスイス 1.5888 1.5915 1.5862 1.5865
ダウ工業 11540.90 −14.09
ナスダック 2222.37 −13.38
S&P 1318.31 −2.87
ロンドン 5831.80 −58.40
ドイツ 5873.46 −52.87
香港 17346.70 −40.51
日経 15874.28 +7.35
トピックス 1591.98 −1.45
欧州が本気なのか確かめる動きを続けている。あまりなめないほうが良いと思うけどね。あそこまで問題視するのは相当なものだよ。日本勢は、ファンダメンタルどうのこうので話を濁しているけどね。問題は、欧州は根本的なところで日本を為替操作国だと思っているからなんだ。こんなこと向こうでは常識。今晩のNYがいつものように再び買い上げるのか、それがどこまで可能なのか、それを見定めたい。彼らが押し上げられないならば、何らかの異変だと考えたい。(9月19日。火曜日。台風が去った日。)

お説教第二弾。

もうひとつ話をしますと、2500年前にお釈迦さまが托鉢(たくはつ)というのを初めて考えました。お釈迦さまの仏教教団というのは1250人が竹林の中で合宿生活をしていたんですね。そこに、お釈迦さまを信奉する者たちが在家信者として、いろいろな食べ物や野菜などを持ち寄って来ていたんです。でも、お釈迦さまは神さまではなくて、難しい質問をされると「ちょっと待ってください。神さまに聞いてみます」と言って、いつも瞑想する人だった。だから、いつも神とともにいた人だったんですね。

あるときに、お釈迦さまが突然、神からのインスピレーションを受けて、弟子たちにこう言いました。「明日から托鉢というものをやりたいと思う。みんなでお椀を持って托鉢に回ろう。だから、どこかでお椀を手に入れるように」っていう話をして、その日は、お椀を手に入れるための托鉢に回ったんです。翌朝、実際に回る前に、お釈迦さまはこう言った。「そういえば、言い忘れていたけれども、ひとつ重要なポイントがある。托鉢をするときに、金持ちの家を回ってはならない。金持ちの家から、お金を頂いてはならない。貧しい人々の家を回って托鉢をしてきなさい」

弟子たちは非常に驚いて「お師匠さま、それは言い間違いですよね。今、頭の中にあるものが2つあって、それが、逆さになって言葉に出てきたんですよね。貧しい人々の家を回ってはならない、金持ちの家を回りなさい、と言いたかったのを、たまたま、お師匠さまは間違えて言ったんですよね」と聞いた。お釈迦さまは「間違って言ったのではない。もう一度言う。金持ちの家を回ってはならない。貧しい人々の家を回りなさい。それで托鉢をしてきなさい」と言った。弟子たちは、非常に不思議がって「なぜですか。お師匠さま、教えてください」。で、お釈迦さまはこう言った。「貧しい人々というのは、自分が貧しいので人に施しができないと思い、今まで施しをしてこなかった人々だ。そのために苦しんでいる。その貧しさの苦海から救ってあげるために托鉢行というものに出かけて行くのです」。

この話、ショックじゃないですか。自分には施しをする力がないから、財力がないから、施しができない、と思ってしてこなかった人は、しなかったがゆえに、実は財が入ってこなかった。「自分にゆとりがあったら、施しができるのに」と思ってるのは、どうも宇宙の構造としては少し違うようです。〈先に施しありき〉。まず先に人に喜ばれるように、私ができる限りのことをする、ということです。

9月18日(月曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 117.15 118.29 117.13 117.95
ユーロ 1.2640 1.2711 1.2632 1.2705
ユーロ円 148.10 149.95 148.05 149.86
ポンド 1.8775 1.8841 1.8735 1.8803
スイス 1.2570 1.2586 1.2501 1.2505
豪ドル 0.7520 0.7559 0.7510 0.7558
ユーロポンド 0.6730 0.6760 0.6726 0.6757
キーゥイ 0.6625 0.6658 0.6612 0.6643
ポン円 219.95 222.25 219.90 221.78
キーゥイ円 77.60 78.65 77.60 78.35
スイス円 93.20 94.33 93.16 94.32
オージー円 88.10 89.15 88.05 89.15
ユーロスイス 1.5900 1.5905 1.5875 1.5888
ダウ工業 11555.00 −5.77
ナスダック 2235.75 +0.16
S&P 1321.18 +1.31
ロンドン 5890.20 +13.20
ドイツ 5926.33 −11.54
香港 17387.21 +149.56
日経 15866.93 休場
トピックス 1593.43 休場
丑三つ時に116円台と147円台。目を覚ましたら117円台と148円台。朝飯食べたら118円台と149円台。欧州にどこまで本気なのか恫喝している動き。円安定着で、日本企業収益上方修正。国民は泣くが、政府はそういうことは気にしないから、原油が年初来安値に沈んでも、日本は円安でガソリンは高値定着。値上げが相次ぐが、消費者物価が上がらないという摩訶不思議な世界。円とは世界中がただみたいな金利で調達できるお便利通貨。こんな感じかなあ。感じたのは。NY勢は早朝から活発だったから、こんばんは居眠りかも知れぬ。(9月18日。月曜日。台風が来た日。)

ニューズレターを4時前に配信しましたが、届いていない方はお知らせ下さい。

会員の人から頂戴したメールで反省の日。

よく駅前などで托鉢行をしてらっしゃる僧侶の方がいますが、私たちがお金を持っていって入れると、托鉢行の僧は「ありがとうございます」とは言わずに、お経を唱えて、チリーンと鳴らして合掌して終わりです。それを見て「お金を入れてあげたのに、ありがとうございますと言わないじゃないか」と言うのは、自分の未熟さなんです。チャリーンとお金を入れた側の自分が「ありがとうございました」と言うのが正しい作法です。

「私」のお金を正しく美しく使ってもらうために、生活に差し障りのないお金を持っていって、喜んでさせていただく。その施しをすることで、どこかからご褒美を頂くというのが〈喜捨〉(きしゃ)ということの意味なんですね。托鉢行をされてる方というのは、お金をもらいに来てるんではなくて、もらってあげようとして来ている。施しをさせに来ている。わざわざそのために出向いて来てくださってるんです。

そうした因果関係がわかってくると、チャリーンとお金を入れて、こちらの方から「ありがとうございました」って言って、帰ることができるようになる。

お金が余っているから喜捨をするのではなくて、先に、生活に差し障りのないお金やこれがなくても大丈夫というものを出すと、それが喜ばれる形で使われた結果として、自分のところに返ってくるようになっているらしい。「ゆとりがあったら、施しができるのに」と思ってるゆとりのない人は、施しをしてないがゆえに、ゆとりがないんだということになります。それは金額の問題ではなくて、人に対して1割でもいい。例えば1万円の1割だと1000円で、1000円の1割は100円だけれども、あまりゆとりのない人が1000円のうちの100円を出す。その100円というのは、神から見るととても素晴らしいものではないでしょうか。決して金額の問題ではない。気持ちの問題なんですよ。

自分が置かれている状況よりも、もっと困っている人がいるかもしれないから、少しでも役に立ててほしい、と思ってお金を使うと、それを見守っている神さまは倍にして返してくれるようです。投げかけたものが返ってくる。返ってくるのは倍返しで返ってきます。これも宇宙の摂理、方程式ですが、愛情を投げかけると2倍で愛情が返ってきますが、憎しみを投げかけると憎しみが2倍になって返ってきます。

不平不満や人の悪口を5分間、宇宙に向かって言うと、言った人を題材にして、不平不満や悪口というものが世界のどこかで2倍の10分間必ず言われます。でも、他人の良いところを賞讃して1時間しゃべると、自分もどこかで必ず倍の2時間賞讃されます。プラスもマイナスも必ず倍返しです。神さまというのは、とても律儀な方のようですね。

世界中で景気が減速気味になってきている。原油を含む資源安になってきている。金も落ちている。インフレ傾向が収まってきている。にも関わらず、欧米、特に欧州はインフレ警戒をしきりに唱えている。アメリカも似たようなものだが、経済指標を読み取りすぎなのではないかという気もする。欧州だけ景気が好調なんて事があるのだろうか?ってふと思った。スイスフランは、いろいろな政策がらみでスイス中銀の中立性が揺らぐとか言って、売り方のターゲットにされている。ユーロスイスも大活況である。£スイスも。我々日本人にはなじみがない。NZの復権が際立っている。ドルとの金利差も広がってきており、アメリカ勢の買いも目立つのだろう。クロス円はさすがにG7を控えて、ロングを落とす状況が続いている。だから今日はドル円は少なくとも上がらないと思う。(夜中過ぎたら仕掛けで118円とは意外だった)(9月16日。土曜日。台風がなかなか来ない日々と思う日。)

CNN.com 立花氏が絶賛していた。情報の森なんだそうだ。ここに入ればありとあらゆる情報をゲットできるとなっている。さっきちょっと見たら、http://edition.cnn.com/ これなんか国際版のようだ。動画も最高らしく、CNNテレビの情報量をはるかに凌ぐらしく、これを比較するとテレビは完全にインターネットに負けたと思うのだそうだ。CNNの努力を高く買っているのだけど、日本のテレビ局は完全に出遅れていると述べていた。NHKに言ったら、やりたくとも、小泉政治の民間の事は民間でということで、民業圧迫と取られるので攻められないのだと言われたそうだ。
9月16日(金曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 117.60 118.12 117.25 117.55
ユーロ 1.2725 1.2737 1.2631 1.2665
ユーロ円 149.53 149.82 148.35 148.88
ポンド 1.8868 1.8882 1.8755 1.8805
スイス 1.2518 1.2623 1.2513 1.2553
豪ドル 0.7550 0.7562 0.7505 0.7532
ユーロポンド 0.6744 0.6748 0.6729 0.6735
キーゥイ 0.6615 0.6640 0.6566 0.6623
ポン円 221.89 222.10 220.22 221.05
キーゥイ円 77.79 78.23 77.10 77.85
スイス円 93.94 94.03 93.12 93.64
オージー円 88.79 88.90 88.27 88.54
ユーロスイス 1.5929 1.5965 1.5886 1.5898
ダウ工業 11560.77 +33.38
ナスダック 2235.59 +6.86
S&P 1319.87 +3.59
ロンドン 5877.00 −0.20
ドイツ 5937.87 +30.50
香港 17237.65 +54.20
日経 15866.93 −75.46
トピックス 1593.43 −4.70
G7を控えていろいろなレポートや分析が届く。全銀行が出しているのではないかと思うくらいだ。ロイターではG7筋として、不均衡についての声明は出ないとかいろいろ言ってる。溝口のおっさんの新聞のコメントは苦笑してしまった。ユーロが問題じゃないでしょうが。円を含むアジア通貨が元凶なんでしょうが。外貨準備をためるだけ溜め込んでいるんだからね。特に小国はアジア危機以来、ドルを持っていないと不安感があるようだ。G7では頭にきている欧州が議題として提出するかどうか。欧州自体がG7の価値をどのくらい重く見ているのか、という疑念もあるし。何も出なければ、世界中が円安了解ということで円安が進むかも知れないし、何らかのコメントが出れば、クロス円は一気に叩かれるだろうし。なんとも何も出ていないだから予想は予想に過ぎず。それはそれとして、今晩金曜日はいちおう指標が目白押しだ。相場は荒れるだろう。(9月15日。金曜日。心機一転の日。)

予定が詰まっていて延期になりそうだった座談会だが、9月9日に無事に開催できた。10人以内相手の話は大変にやりやすかった。私が一方的にしゃべるのではなく、皆で語り合うという感じだったので良い雰囲気だった。
驚いたのは早稲田の女学生が来た事だね。何でも彼女は株の本も書いているようで若者の間では名が売れているらしい。それにしても時代は着実に変遷している。女学生が株だ、オプションだ、為替だとは私の世代には驚き桃の木である。栃木や信州からいらしてくれた方もおり、ありがたかったね。講演会で多数相手だと準備も大変であるが、終わってから疲労困憊で何もできなくなる。だけど、こういう座談会形式は気に入った。良ければ毎月開催したいと思っている。そうすれば、遠方の人も来れるであろう。近くにホテルがないか聞かれたが、ないね、ラブホテルもないもの。
9月15日(木曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 117.68 117.77 117.31 117.60
ユーロ 1.2689 1.2754 1.2676 1.2725
ユーロ円 149.33 149.87 149.05 149.53
ポンド 1.8760 1.8920 1.8757 1.8868
スイス 1.2512 1.2528 1.2433 1.2518
豪ドル 0.7528 0.7569 0.7512 0.7550
ユーロポンド 0.6764 0.6765 0.6735 0.6744
キーゥイ 0.6477 0.6650 0.6532 0.6615
ポン円 220.77 222.12 220.35 221.89
キーゥイ円 76.22 78.15 76.70 77.79
スイス円 94.05 94.50 93.90 93.94
オージー円 88.59 88.98 88.22 88.79
ユーロスイス 1.5876 1.5929 1.5830 1.5929
ダウ工業 11527.39 −15.93
ナスダック 2228.73 +1.06
S&P 1316.28 −1.79
ロンドン 5877.20 −15.00
ドイツ 5907.37 +1.25
香港 17210.04
日経 15942.39 +192.34
トピックス 1598.13 +14.58
投資顧問を返上した。9年間維持していたのは、持っていればその内、特権でももらえるのかと思っていたからだ。だが、規制と法律は厳しくとも特権らしきものはなかった。海外では投資顧問の格は高いが、我が日本では胡散臭く思われる。詐欺的な会社と真面目な会社がいっしょくたになっている。いまだに助言業者と一任業者の区分けをしている。新規参入は200社、これは何か良い事があると思って入る。退出組は100社、認可を受けていても良い事がなかったのでやめる。というわけで実際には数は増えている。社会奉仕的な事もやってきたが、ご褒美はなかった。キビ団子くらいくれるのかと思った。

ってなわけで、9年間このページを読んできてくれた皆さんには深く感謝したい。

新しい会社でスタートするが、教えてあげない。そう、最後まで意地悪なのである。

バイバイ。

(2006年9月15日。金曜日。)
ここ数日の円の動き。NY主導でファンド勢が勝手に仕掛けているだけであって、特に何の根拠もなし。ただの仕掛けだから、動きが良く見えないし、ウロウロと往来しているだけ。スイスフランだけは、ちゃんと材料があったからね。金曜は材料やコメントなど目白押しだ。金曜ー月曜はさすがに結構動くのではないか。(9月13日。水曜日。梅雨の9月と思う日。)

松井:すごいね、NHKニュースのトップだもんね。昼も夜もだったよ。日経では扱いがその辺のスポーツ記事並だったけど。ちゃんと期待通りにやることがいかにすごいことなのかわかっているから、やはり彼は若いのにたいしたものだと脱帽となる。ところで元日経の社員のやった国から助成金をふんだくった事件。あの制度知っている。私ですら、あれって騙せるのではないのかね、と思った奴だから良く覚えている。案の定、調査員も見抜けなかったらしいね。役所というのは、定められた通りの書式に沿って、定められた通りの事を書けば通ってしまう。何か変だなあ?聞いてみようかな?などと考えてはいけない。聞いても、書いてある通りにやれば良いのだと言われるだけである。あの事件は氷山の一角だと思う。簡単にできると思ったから、結構皆やったと思うよ。
9月14日(水曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 117.95 118.03 117.33 117.68
ユーロ 1.2688 1.2718 1.2665 1.2689
ユーロ円 149.65 149.75 149.05 149.33
ポンド 1.8745 1.8780 1.8710 1.8760
スイス 1.2508 1.2552 1.2480 1.2512
豪ドル 0.7507 0.7540 0.7483 0.7528
ユーロポンド 0.6769 0.6777 0.6758 0.6764
キーゥイ 0.6410 0.6474 0.6390 0.6477
ポン円 221.10 221.16 220.20 220.77
キーゥイ円 75.61 76.15 75.35 76.22
スイス円 94.30 94.30 93.78 94.05
オージー円 88.55 88.62 88.22 88.59
ユーロスイス 1.5870 1.5913 1.5865 1.5876
ダウ工業 11543.32 +45.23
ナスダック 2227.67 +11.85
S&P 1318.07 +4.96
ロンドン 5892.20 −3.30
ドイツ 5906.12 +32.27
香港 17210.04 +134.64
日経 15750.05 +30.71
トピックス 1583.55 −2.43
ひどい値幅だ。欧州通貨は弱くなるという予想が多かったが、動きがない。円?円安予想が海外では通り相場だね。新財務長官がしゃべるね。もう大体わかるよね。強いドルは望ましい、ただ市場が決めるべきだ、、、、ちり紙交換みたいに同じ言葉の羅列なのか知りたい。連銀議長のように相場が波乱になると、市場との会話をやっていないとか言われるし、たまらんね、しゃべるほうは。円が弱くなってきているというのは、やはり将来の日本の姿なのかねえ。どの国も外貨準備の構成で金利収益を目的としているわけではないし。中央銀行たちがそれほど円に魅力を感じないならば、民間が感じるわけもなし、なんだか暗い日本。魅力が焦点でないなら、持っている価値がないとみているのだろう。10%が3%というのは、やはりすごい激減だと思うね。(9月12日。火曜日。台風の代わりに雨?。)

先日、寅さんのドキュメンタリーをやっていたので見た。寅さんがいまいち若い層に人気が出なかったのがわかったような気がした。48作全ての映画の時代背景、その時代の匂いがあるわけで、それは我々おじさん世代以上でないとわからないのだと思うね。荒れ狂った学生運動が背景のときもあったし、今の学生はデモなんかしたことないし、警察権力とも戦った事ないんだから、やはりわからないと思うよ。テレビでも言ってたけど、寅さんはいちおうフリーターみたいなもので、当時では珍しかった。ところが、今はフリーターだらけでしょ。それでは、フーテンの悲哀と笑いなんてわかるわけがないよ。だから、ちょうどいいときにシリーズが終わったのかなあと思うね。
9月12日(火曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 117.68 118.15 117.39 117.95
ユーロ 1.2702 1.2740 1.2671 1.2688
ユーロ円 149.48 149.78 149.19 149.65
ポンド 1.8656 1.8773 1.8641 1.8745
スイス 1.2447 1.2523 1.2400 1.2508
豪ドル 0.7511 0.7540 0.7501 0.7507
ユーロポンド 0.6809 0.6813 0.6765 0.6769
キーゥイ 0.6393 0.6438 0.6378 0.6410
ポン円 219.54 221.22 219.27 221.10
キーゥイ円 75.23 75.80 75.00 75.61
スイス円 94.54 94.75 94.22 94.30
オージー円 88.39 88.75 88.18 88.55
ユーロスイス 1.5810 1.5877 1.5787 1.5870
ダウ工業 11498.09 +101.25
ナスダック 2215.82 +42.57
S&P 1313.11 +13.57
ロンドン 5895.50 +44.70
ドイツ 5873.85 +75.39
香港 17075.40 +126.81
日経 15719.34 −75.04
トピックス 1585.98 −10.52
しかし、昨日の機械受注何あれ?この何年か日本の指標って、予想とあまりに違いすぎるね。昔は結構確度が高かったのだけど。それにしても一体日本って景気いいの?わるいの?さっぱりわからない。CPI以来どうもしっくりこない。特に日銀の利上げ以来、指標の悪化が目立つ事もどうもちょっと。アメリカの雇用統計も操作されているとかいう話もあるね。昔、アメリカのマネーサプライだったかな、発表前から動くので変だなあと皆で話し合っていた。後年、内部でリークしている奴がいて逮捕されていた記憶がある。

あの機械受注では円も株も叩き売られるのは納得できるね。今度はGDPの発表、これも一体何が出るのやら、全く予想がつかない。そういうわけで強烈な円安相場が展開中であるが、これは名づけて、何かするの?しないの?G7君、催促相場。これで議題にも何も載らなかったら、世界中が円安でもかまわないよと宣言するみたいなものだから、日本企業の収益拡大は保障されたようなものになると思う。(9月11日。月曜日。台風の代わりに雷?。)


「シルミド」という韓国映画を以前見たが、なかなか見ごたえのある映画だったね。朴大統領が金日成暗殺を目的とした特殊部隊だけど、朴大統領ならやるかもね、っていう感じがした。部隊は31人だが、刑務所にいる連中を徹底的に仕込んでいたね。訓練が3年4ヶ月というのだから半端じゃない。あまりの過酷な扱いに、ソウルに抗議に行ったが、全員射殺か死刑というすさまじいものだった。スパルタ式訓練のすごさに目を見張ったが、1968年当時の話だ。全てが明るみに出て映画が製作されたということだが、映画としても一級品だったと思うよ。
9月11日(月曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 116.90 117.78 116.61 117.68
ユーロ 1.2675 1.2741 1.2647 1.2702
ユーロ円 148.20 149.49 147.76 149.48
ポンド 1.8660 1.8706 1.8603 1.8656
スイス 1.2470 1.2499 1.2395 1.2447
豪ドル 0.7540 0.7546 0.7503 0.7511
ユーロポンド 0.6795 0.6818 0.6785 0.6809
キーゥイ 0.6375 0.6417 0.6346 0.6393
ポン円 218.20 219.54 217.63 219.54
キーゥイ円 74.55 75.40 74.10 75.23
スイス円 93.75 94.57 93.43 94.54
オージー円 88.15 88.50 87.76 88.39
ユーロスイス 1.5815 1.5825 1.5785 1.5810
ダウ工業 11396.84 +4.73
ナスダック 2173.25 +7.46
S&P 1299.54 +0.62
ロンドン 5850.80 −28.50
ドイツ 5798.46 +3.20
香港 16948.59 −197.17
日経 15794.38 −286.08
トピックス 1596.50 −23.42
9月8日(金曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 116.43 117.02 116.10 116.93
ユーロ 1.2731 1.2740 1.2651 1.2677
ユーロ円 148.23 148.33 147.56 148.23
ポンド 1.8757 1.8763 1.8628 1.8657
スイス 1.2425 1.2508 1.2425 1.2475
豪ドル 0.7583 0.7595 0.7532 0.7540
ユーロポンド 0.6787 0.6800 0.6780 0.6795
キーゥイ 0.6453 0.6464 0.6355 0.6375
ポン円 218.39 218.53 217.38 218.16
キーゥイ円 75.13 75.25 74.00 74.54
スイス円 93.71 93.78 93.27 93.73
オージー円 88.29 88.45 87.80 88.17
ユーロスイス 1.5818 1.5830 1.5805 1.5815
ダウ工業 11392.11 +60.67
ナスダック 2165.79 +10.50
S&P 1298.92 +4.90
ロンドン 5879.30 +21.20
ドイツ 5795.26 +21.54
香港 17145.76 +49.32
日経 16080.46 +68.05
トピックス 1619.92 +6.46
クロス円天井形成第二弾ってとこ。フランスの次は本命ドイツが出てきたね。よくまあ、150円まで黙っていたものだと思っていたけど。渡辺財務官は否定的見解を出していたが、世界中で円が最大の過小通貨であることは常識。円高は投機と叫び、円安はダンマリを決め込むというのでは一貫性がなく冷ややかに見られているのは当然。欧州では日本は常に為替操作国一番と昔から定評つき。今後も要人発言でさらに波高くなるだろう。それにしてもドル円ってやつは、あっちむいてホイ、こっち向いてホイって感じの奴だね。NYの連中は向こうで常に買い、こっちで売り。(9月8日。金曜日。台風来ないね、と思う日。)

また田中さんから中国の勉強。

最近、上海の人々が親切になってきたような気がする。これは全く個人の実感値で、客観的な証明は難しいのだが、当地に長く住んでいる日本人に聞いてみると同じような感覚を持っている人が少なくない。社会が豊かになって人々の気持ちに余裕が出てきているのではないか。国全体から見れば一部の話であるとはいえ、中国社会も内側から変わりつつある1つの表れであるように思う。

左折を待ってくれたドライバーにびっくり

先日、自宅近くの歩道を歩いていたら、果物を山積みしたリヤカーを引っ張った女性が通りかかった。この周辺は高級マンションが多いので、富裕層を相手に道端で果物を売っている人があちこちにいる。今の時期は桃が中心で、この女性も桃を積んでいた。ところが歩道を横切る路地の部分に差しかかると、歩道に急な傾斜の段差がついており、女性はリヤカーを引っ張るのだが、なかなか段差を乗り越えられない。すると通りがかりの小ぎれいな身なりの30代ぐらいの男性がリヤカーを後ろから押し、今度は簡単に傾斜を上がることができた。

リヤカーの女性がはにかみながら小声で「謝謝(シェシェ)」とつぶやくと男性は微笑んで去っていった。まあ別に何ということはない話なのであるが、通りすがりの露天商に親切にする人というのはあまり見たことがなかったので、自分が傍観していたことへの反省も含め、とても印象に残った。その翌日、車に乗っていてセンターラインのある道路で、ある建物に入ろうと左折(中国は右側通行なので、対向車線を横切って曲がることになる)しようと待っていた。すると前から来た車が停まり、先に曲がれという手振りをする。こちらの運転手がハンドルを切って右手で軽く挙手をすると相手も手を上げて応えた。

駅の階段でも驚いた!

 これだけの話なのであるが、実のところ中国では人に譲ってくれる車というのは非常に稀で、あまり体験したことがない。このようにドライバー同士が挨拶を交わすことも少ないので、これも印象に残った。 そして、これはそれより少し前の話なのだが、江蘇省のある街に行くために上海駅から列車に乗った。ホームに上がる階段を上っていると、子供を抱いて手に大きな鞄とビニール袋を提げた女性が重そうな様子で歩いている。すると近くにいた中年男性が女性の手から荷物を奪い取り、さっさと階段を上がって行く。最初、女性はひったくりかと思ったらしく、慌てた様子だったが、その男性が微笑んで階段の上で待っているので安心して、「謝謝、謝謝」と何度もお礼を言っていた。まあこれも何でもない話なのであるが、こういうことも普段はあまり見かけないので、とても気持ちの良い光景だった。

「小さな親切」が見えてきた理由

 短期間に続けて3回、他人に親切にする人々を目撃したのは、単なる偶然だろうと言われるかもしれない。が、私はそうではないと思う。上海に限った話かもしれないが、車の運転マナーはこの1年ほど、以前に比べれば見違えるほど善くなっている(それでも日本から初めて来た人は乱暴な運転に驚いてしまうだろうけれど)し、オフィスビルの入り口のドアを後から来る人のために押さえて待っていると、素通りする人は相変わらず多いけれども、お礼を言う人の比率は以前より間違いなく増えている。

 もし私の実感が正しいとするなら、その原因はやはり社会が豊かになったことだろう。「衣食足りて礼節を知る」ではないが、自分の生活に余裕が持てない状況で、他人に親切にしようという人が少ないのは当然と思う。 確かによく言われるように都市と農村の格差は拡大の一途だから、仮に上海で上述のような変化が表れたとしても、他地域に波及するには時間がかかるだろう。しかし上海人だって中国人なのだから、他の地域でも生活が豊かになれば同じことが起こる可能性が高いに違いない。

公衆マナーはやはり豊かさに比例する

 私は1959年、東京郊外の生まれだが、子供の頃、近くの私鉄の駅のホームや線路の上にはゴミや吸殻が散乱していたのをハッキリ覚えている。確かに今の日本の駅はきれいだが、決して遠い昔からそうだったわけではない。なぜそうなったかと言えば、やはり詰まるところは社会が豊かになったからだろう。 社会は豊かにならなければいけない。豊かになれば、社会は良い方向に変わる。異論があるとは思うけれど、上海の変化を見

9月7日(木曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 116.64 117.06 115.98 116.43
ユーロ 1.2805 1.2830 1.2706 1.2731
ユーロ円 149.36 149.80 147.84 148.23
ポンド 1.8842 1.8871 1.8707 1.8757
スイス 1.2353 1.2464 1.2326 1.2425
豪ドル 0.7663 0.7685 0.7579 0.7583
ユーロポンド 0.6796 0.6806 0.6787 0.6787
キーゥイ 0.6490 0.6505 0.6423 0.6453
ポン円 219.77 220.35 217.63 218.39
キーゥイ円 75.70 75.85 74.75 75.13
スイス円 94.42 94.72 93.35 93.71
オージー円 89.38 89.67 88.22 88.29
ユーロスイス 1.5818 1.5840 1.5807 1.5818
ダウ工業 11331.44 −74.76
ナスダック 2155.29 −12.55
S&P 1294.02 −6.24
ロンドン 5858.10 −71.20
ドイツ 5773.72 −39.34
香港 17096.44 −162.07
日経 16012.41 −271.68
トピックス 1613.46 −29.36
£だけ動いていた感じ。どっちに動いても元に戻るおばあさんの家の古時計。ずーーと往来運動やってて。コメントなし。短期ファンド勢の遊技場。(9月7日。木曜日。9月って雨が多いんだって?と思う日。)

日本中が親王誕生で喜んでいるから、それはそれでめでたいことである。女系とか女性天皇とか論議をしていて国会に出す出さないの寸前でご懐妊だろ。なんか、天皇の先祖が怒って、男の種をおとしたような気がしたけど違うかなあ。41年振りねえ、本当に男は劣勢、女は元気。男が元気のない国は女にとっても魅力のない国に見えると思うけど。
9月6日(水曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 116.08 116.89 115.97 116.64
ユーロ 1.2817 1.2833 1.2770 1.2805
ユーロ円 148.78 149.43 148.66 149.36
ポンド 1.8945 1.8958 1.8792 1.8842
スイス 1.2334 1.2403 1.2324 1.2353
豪ドル 0.7712 0.7716 0.7650 0.7663
ユーロポンド 0.6765 0.6800 0.6762 0.6796
キーゥイ 0.6455 0.6503 0.6448 0.6490
ポン円 219.91 220.65 219.22 219.77
キーゥイ円 74.93 75.78 74.83 75.70
スイス円 94.11 94.45 94.00 94.42
オージー円 89.52 89.63 89.25 89.38
ユーロスイス 1.5808 1.5849 1.5805 1.5818
ダウ工業 11406.20 −63.08
ナスダック 2167.84 −37.86
S&P 1300.26 −12.99
ロンドン 5929.30 −52.40
ドイツ 5813.06 −71.01
香港 17258.51 −180.29
日経 16284.09 −101.87
トピックス 1642.82 −8.53
欧米勢は、円売り、欧州通貨買い、ドル円買いという常習パターンでないと元気が出ないようである。そのため、やけに東京の午前中に殴りこみをかけてくる。ここのところ、やけに円買い推奨が多い、どうもなあ。オイオイって感じ。その割にはNYでドル円が落ちるのを見たことがない。もう9月なのに、ちっとも相場が面白くならない。本当に今年は飢饉だなあ。(9月6日。水曜日。夏のなごりも薄くなりと思う日。)

先日も書いたけど、どうもチグハグだなあ。一面に賃料大幅アップと載っていて、テレビではタクシーの値上げが報じられていて、ガソリンはあの調子でしょ。それでもって、なんで物価が指数的に上がらないの?トイレットペーパーなんかとっくに大幅に上がっているし。こういうのって、ある日突然、指標発表でビックリなんてことになるのかね?
9月5日(火曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 116.10 116.21 115.57 116.08
ユーロ 1.2873 1.2874 1.2795 1.2817
ユーロ円 149.45 149.45 148.25 148.78
ポンド 1.9070 1.9070 1.8913 1.8945
スイス 1.2282 1.2366 1.2280 1.2334
豪ドル 0.7705 0.7720 0.7685 0.7712
ユーロポンド 0.6750 0.6771 0.6742 0.6765
キーゥイ 0.6518 0.6522 0.6440 0.6455
ポン円 221.40 221.47 219.30 219.91
キーゥイ円 75.67 75.80 74.60 74.93
スイス円 94.53 94.53 93.70 94.11
オージー円 89.46 89.62 88.87 89.52
ユーロスイス 1.5811 1.5830 1.5803 1.5808
ダウ工業 11469.28 +5.13
ナスダック 2205.70 +12.54
S&P 1313.25 +2.24
ロンドン 5981.70 −4.90
ドイツ 5884.07 −25.65
香港 17438.80 −75.08
日経 16385.96 +27.89
トピックス 1651.35 +2.03
前週3年ぶりの閑散だったドル円は陰の局極まれりってことで動き出した。クロス円も含んで、円全面高とはこれまた久しぶりである。たまには落ちることもあるんだ、と皆を驚かせたのである。この程度下げただけで皆の分析も忙しい。今後の国際会議でいつ円を含むアジア通貨が話題になるのか、疑心暗鬼が進んでいる。日本が一番望んでいる円安が進んで、日本企業の強さが際立てば際立つほど、格好の材料を世界に提供しているみたいなものだ。クロス円が大天井をつけたなどとは思わない。天井形成はこんな形では起きない。だが、第一波が到来したということだ。あまりにも仮需が大きいので、どこで裏切りゲームが大きく進展するのか下値テストの週となるだろう。これでユーロがまだ1.30に乗せていないからいいものの、ユーロが1.30でドル円がこの辺だったら欧州もカチンと来るだろう。だが日本相手にフェアとかアンフェアは通じないのである。日本には大国の責任感みたいなものはないからだ。(9月5日。火曜日。まだちょっと夏と思う日。)

杉山登志の物語をやっていたが、あれすごく良かったね。私はこの人を全然知らなかった。昔のCMを見ると、ああこの人が作っていたんだと知ったけどね。杉山登志の弟の杉山伝命と若い女性で織り成すドラマの構成はぴか一だったと思う。TBSによるとこうなっている。見なかった人は、こんな人もいたんだと知るといいね。

昨年、1953年8月28日に日本で最初のテレビCMが放送されたことを記念した「テレビCMの日」が制定された。その53年の歴史の中で、1960年代から70年代にかけて、日本のテレビCMの創成期を切り開いた1人のCMディレクター……杉山登志。資生堂の口紅やサンオイル、「のんびり行こうよ〜俺たちは」の曲とともに知られるモービル石油のCMなど、彼の作り上げるCMはそのどれもが単なる商品広告以上のものとして視聴者の記憶に残り、カンヌ国際広告賞銀賞受賞など、天才の名を欲しいままにした時代の寵児だった。しかし、瑞々しい作品を作り続け、時代を鮮烈に生き抜いた彼は、1973年、37歳の若さで自らの命を絶つ。ある一文を残して……。

リッチでないのに
リッチな世界などわかりません
ハッピーでないのに
ハッピーな世界などえがけません
「夢」がないのに
「夢」をうることなどは……とても
嘘をついてもばれるものです

 日本のテレビCMに革命を起こしたディレクター・杉山登志はどのようにして名作を作り上げてきたのか?その背景は?
 彼の作品を撮り続けたカメラマンである弟・杉山伝命は、登志の最大の理解者であり、ライバルだった。そして21世紀の今、登志と伝命の作品に憧れてCM制作会社に入ったAD・松本佐和は「嘘のないCM」作りと、効率とコストパフォーマンスばかりが優先される現代のCM作りとの間で思い悩む。佐和と伝命を通して、過去から現代につながる「杉山登志が本当に伝えたかったもの」が浮き彫りになっていく。それは一体……。

 実際に杉山登志が作ったCMフィルムを織り交ぜながらドラマは進行していく。その映像は当時を知る人にとっては懐かしく、初めて目にする人にとっては、いまだ新鮮なその感性が大きな驚きとなるであろう。脚本はつかこうへい事務所出身で映画「亡国のイージス」「ホワイトアウト」などの長谷川康夫と飯田健三郎、監督は映画「破線のマリス」や「FOCUS」の井坂聡。主人公の杉山登志を演じるのは藤木直人。そして、女性AD松本佐和を内山理名が演じる。ちなみに藤木は収録現場を訪れた実弟の杉山伝命さんからも「兄そっくり」と言われるほどの熱演を見せている。また、現在の杉山伝命を藤竜也、若き日の伝命を平岡祐太が演じるほか、石黒賢、平泉成らが出演。ナビゲーターを篠原涼子が務める。

泳ぎ疲れ、砂浜に倒れこむビキニ姿の女性。彼女の顔にカメラがズームアップすると、その息づかいが夏そして海のイメージをいっそうエネルギッシュに伝える……。1972年、一本の印象的なCMが撮影されていた。商品はサンオイル、ディレクターの杉山登志(藤木直人)と弟でカメラマンの伝命(平岡祐太)がフィルムに焼き付けようとしていたのは「本当の夏」。そしてその夏、テレビを見ている人たちに強烈な印象を残した一本のCMが出来上がった。時代は変わって2006年、CM制作会社でADをしている松本佐和(内山理名)は、お茶の新作CMコンペの最終審査に自分の企画が残ったことを伝えられる。プレゼン用の試作CMを作らなければならなくなったのだが、そこで彼女はある人物に思い切って電話をかける。相手の名は杉山伝命(藤竜也)。実は、佐和は伝説のCMディレクター・杉山登志にあこがれていたのだ。そして彼女もまた「本当のおいしさ」を表現するために伝命の力を必要としていた。

 佐和の突然の願いに始めは戸惑う伝命だったが、彼女の「本物」を追及したいというまっすぐな思いに打たれ引き受けることにする。久しぶりにカメラを手にした伝命だったが、これをきっかけに、兄との様々な思い出が蘇ってくる。子供の頃の2人、登志の後を追ってCMの世界に入った時、登志の作ったCMがカンヌ国際広告賞銀賞を受賞した時のこと、登志が愛する人と出会った瞬間、そして、37歳で自ら命を絶ったあの日……。
 一方佐和は、費用対効果を上げるために、会社からはテスト版CM制作を早めに切り上げるよう命令される。「本物」を撮るために手間隙かけることは、今の時代には合わないのかもしれないと迷い始めた佐和はどんどん撮影スケジュールをこなし始める。しかし、そんな佐和に伝命は言う。「そうやって平気で自分に嘘をつくのか…」と。「本物」と「CM」というキーワードとともにつながれていく1973年の登志と2006年の佐和。はたして登志がのこしたメッセージは、佐和に伝わるのだろうか…?

いいドラマを見るのは心の体操だ。
9月4日(月曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 117.10 117.10 115.88 116.10
ユーロ 1.2840 1.2875 1.2833 1.2873
ユーロ円 150.35 150.40 149.06 149.45
ポンド 1.9060 1.9080 1.9030 1.9070
スイス 1.2300 1.2308 1.2278 1.2282
豪ドル 0.7670 0.7720 0.7670 0.7705
ユーロポンド 0.6735 0.6758 0.6735 0.6750
キーゥイ 0.6555 0.6582 0.6484 0.6518
ポン円 223.20 223.20 220.75 221.40
キーゥイ円 76.75 77.00 75.40 75.67
スイス円 95.20 95.25 94.27 94.53
オージー円 89.85 89.88 89.30 89.46
ユーロスイス 1.5795 1.5815 1.5788 1.5811
ダウ工業 11464.15(金曜日) 米休場
ナスダック 2193.16(金曜日) 米休場
S&P 1311.01(金曜日) 米休場
ロンドン 5986.60 +37.50
ドイツ 5909.72 +33.18
香港 17513.88 +90.16
日経 16358.07 +223.82
トピックス 1649.32 +15.97
ひでえ相場。2年半ぶりである。何が?ドル円の一週間の値幅が1円を割り込んでいる。ドル円の117.40−49の買い手と売り手、並びに117.0−20の買い手と売り手、全員参加者たぶん同じ面だよ。117.50が鉄壁でこれが抜けないなら急落しても良さそうなのにそれも起きないということは参加者が圧倒的に少ないって事だよ。欧州通貨とクロス円の動きもひどかったねえ。全員買い方も売り方も討ち死の往来相場。煮詰まってくれて雄大な秋の相場が到来して欲しい。こういう貧困な相場だと、やられると致命傷になりかねないのでなめられない。(9月2日。土曜日。秋の始まり。)

なんだか夏は短かったなあ。雨が多すぎたと思うね。梅雨とかなんか時期がずれこんできているしね。ところで先日テレビで何とか蝶々のドキュメンタリーをやっていたが、知らなかったねえ。沖縄だか奄美だかの蝶が最北で北海道まで旅するんだってさ。それで戻ってくるんだって。それを発見したのが学者たちでなくて、この蝶のファンクラブなんだそうだ。インターネット世界の発達で、日本各地にいるファンたちが、印のついた蝶がやってくると掲示板に書くようになっているのかな。それでどのくらい飛来しているのかわかったんだそうだ。自然とはやはりすごいもので、我々は見えない何かに深く敬意を払うべきだろうね。敬意を払っていれば、馬鹿みたいに里山をあちこち潰してマンションだらけにしないだろう。はい、はい、お金、収益、大事ね、、、、、、、。時は幻なり。100年後、我々全員この世にいないんだよ。どんなに威張っていても、どんなに贅沢していても、どんなに貧乏していてもね。そう、時は幻。
9月1日(金曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 117.40 117.49 117.06 117.10
ユーロ 1.2814 1.2847 1.2755 1.2840
ユーロ円 150.44 150.50 149.66 150.36
ポンド 1.9047 1.9067 1.8958 1.9055
スイス 1.2305 1.2387 1.2286 1.2302
豪ドル 0.7637 0.7671 0.7626 0.7671
ユーロポンド 0.6728 0.6738 0.6724 0.6737
キーゥイ 0.6563 0.6567 0.6529 0.6553
ポン円 223.61 223.61 222.26 223.13
キーゥイ円 77.05 77.08 76.58 76.74
スイス円 95.41 95.44 94.69 95.19
オージー円 89.66 89.85 89.39 89.83
ユーロスイス 1.5768 1.5812 1.5762 1.5796
ダウ工業 11464.15 +83.00
ナスダック 2193.16 +9.41
S&P 1311.01 +7.19
ロンドン 5955.50 +49.40
ドイツ 5876.54 +16.97
香港 17423.72 +31.45
日経 16134.25 −6.51
トピックス 1633.35 −1.11
ドルが左向け左と言うと、みんあ左向くんだけど、円だけ右を向く。小学校の時にもそんな奴がいたなあ。木曜の夜中現在、ドル円は今週になってからまだ1円も動いていない。そんなはずもないから、どちらかに抜けるのだろう。いまや国際金融界の話題は、いかに円が過小評価されているかの分析ばかりで、そういうレポートばかりが目立つ。そして、これから開催される国際会議などでは、人民元と円が取り上げられる公算が高いというようなレポートまである。まあ、どちらにしても円はいろんな意味で秋の台風の目になりそうだ。(9月1日。金曜日。秋の始まり。)

なんだか最近すごいねえ。尊属殺人ってやつ。どうなっちゃってんだろう。遺伝子組み換え大豆ばかり知らずに食っているからなのかね?なんか変なものでも食わされているのかね。教育なんて言ってもねえ。いつの時代でも殺人はあるんだが、朝のニュースは最近この手の話題ばかりだよ。なんだか今の日本って異なる国になってしまったような気がする。バブルのときも異常だったが、逆の意味で現代はこれまた異常だね。少なくとも楽しい国ではないし、美しい国でもないし、ってとこ。留学時代に夢にまで見たあの日本はいずこへ?
8月31日(木曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 117.15 117.49 116.90 117.40
ユーロ 1.2832 1.2880 1.2786 1.2814
ユーロ円 150.33 150.73 150.05 150.44
ポンド 1.9042 1.9092 1.8995 1.9047
スイス 1.2274 1.2345 1.2228 1.2305
豪ドル 0.7628 0.7649 0.7610 0.7637
ユーロポンド 0.6739 0.6748 0.6723 0.6728
キーゥイ 0.6477 0.6563 0.6474 0.6563
ポン円 223.08 223.81 222.82 223.61
キーゥイ円 75.88 77.05 75.84 77.05
スイス円 95.45 95.67 95.07 95.41
オージー円 89.36 89.68 89.27 89.66
ユーロスイス 1.5750 1.5790 1.5746 1.5768
ダウ工業 11381.15 −1.76
ナスダック 2183.75 −1.98
S&P 1303.81 −0.46
ロンドン 5906.10 −23.20
ドイツ 5856.57 −7.96
香港 17392.27 +107.56
日経 16140.76 +268.74
トピックス 1634.46 +21.80