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2003年8月分

きれいに節で止まるものだ。116円20銭は例の116.65の下の大節だったからね。117円防衛のような介入をやっていたようであるが、あのやり方は私の本に出てくる随分と昔の介入方法だ。あのやり方は比較的こっちにはわかりやすいものだ。つまり売られるたびに反発するわけでその反発度合いを見極めていれば、どっちの方が強いのか見えてくるものだ。夜中に社内で話していたことは、また4時ごろから引け値操作で買い上げるんじゃないかという疑いだった。驚いたことに本当に始めたのでびっくりしてしまった。いつまでたっても同じ戦法しかとれない。考えてやっているつもりなんだろうけど。引け値を117円にしたいんだなとすぐにわかった。でも118円じゃなかったわけで久しぶりの大台交代となった。来週はクロス円もユーロも堅調になりそうだ。ドル円も多少戻るかもね。だが大勢はすでに勝負が決したと思われる。(8月30日土曜日)

先日新聞に出ていたが、都内で携帯がかかりにくいとなっていた。あれは本当かもしれない。2日ばかり新宿に行ったが、事実かかりにくいし、切れてしまう。地上のビルでそんな具合だった。

8月29日(金) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.0880 1.1000 1.0872 1.0985
ドル円 117円30銭 117円38銭 116円15銭 116円90銭
ユーロ円 127円70銭 128円52銭 126円75銭 128円40銭
ポンド 1.5775 スイス 1.3995 A$ 0.6470 NZ 0.5780
ポン円 184.45 スイス円 83.55 A$円 75.65 NZ円 67.60
S&P 1008 +6
ダウ工業 9415 +42
ナスダック 1810 +28
ロンドン 4161 −37
ドイツ 3484 −8
日経 10343 +118
トピックス 1002 +9
香港 10760 +81

やっぱり朝動いたね。そんなこったと思ってコメントしておいて良かった。昨日の動きも同じだ。欧州で欧州通貨が落ちた時、必ず夜中に戻すと思った。案の定戻した。そして今度は朝に向けて売ろうとしている姿勢が見える。そうなるかどうかわからないが、こういった時間的リズムでの動きが違った値動きに転じた時は注意しないとならない。ユーロは今のところ4日間1.08台の引け、ユーロ円は5日間127円台の引け、ドル円は6日間117円台の引け、異様な安定ぶりで先週の金曜日と同じ値段だ。こういうのって時々突如として動き出すから注意したい。ドル円は月末最終日。本日117円台で引けると何と2001年2月以来2年半ぶりのことになる。そうなると年内に動意ずくのは時間の問題となる。また操作して118円台に持っていくのか注意してみてみたい。今晩の介入実績の時間を過ぎたら何するかわからんしね。全く信用していない。財務省はユーロ円の急落についてガタガタ言っているようだが自分たちの撒いた種だということに気がついていない。ドル円の巨大介入があちこちにシワ寄せをしているのだ。135円から141円までは全く余分なゾーンだったと思っているし、141円から126円までの15円もの暴落はその咎めだ。介入ばかりしていなければ、125−135とか127−137とか、130−135程度だったのではないかと思っている。介入とは安定に寄与しているように見えて実は将来の乱高下の種をまいていることを知るべきである。また、管理通貨が国際通貨になることはない。将来、人民元に飲み込まれるのではないか?ありえないことがありうると言うことは皆も知っていると思う。欧米のようにデーンと構えていれば良い。上がりすぎれば下がるし、下がりすぎれば上がる。(8月29日金曜日)

本日は朝の仕掛けはなかった。それにしてもいい加減売り飽き気分台頭なんてことないのかね?

太平洋の下げがきつい。以前も書いたがまた書いておきたい。外債のCMや外貨預金のCMが目立ってきたら佳境に近づいていると考えなければならない。新聞に一面大広告など掲載されたらさらに警戒しないとならない。呉越同舟とは居心地が良さそうだが、居心地がいいのは外海に出るまでの話で、そのあとは大体船底に穴があくというのが定番である。そういった投資をしたい時は、ボーナスシーズンなど避けること、急落している時に静かに拾うこと、話題にもならないときに静かに拾うこと、拾うときは全額投入せず、分散して投入すること、米ドル以外のものにすること、モンキー通貨の債券など避けること、毎月お小遣いをくれるようなタイプは避けること、やったら日々のレートに気を奪われないこと、手数料と金利でぼられていても気がつかない愚を避けること、ワインが欲しくてやらないように、飲みたいなら自分で買いなさい。これらがポイントだろう。

8月28日(木) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.0890 1.0914 1.0812 1.0880
ドル円 117円40銭 117円63銭 117円24銭 117円30銭
ユーロ円 127円85銭 128円17銭 126円92銭 127円70銭
ポンド 1.5780 スイス 1.4145 A$ 0.6400 NZ 0.5735
ポン円 185.10 スイス円 82.95 A$円 75.10 NZ円 67.25
S&P 1002 +6
ダウ工業 9374 +40
ナスダック 1800 +18
ロンドン 4198 −8
ドイツ 3492 +10
日経 10225 −84
トピックス 993 −7
香港 10760 +81

この欄はなるべく夜中に書いておくようにしている。だが、一昨日もそうだし、昨日も4時過ぎから動いてくるし、どうにも書きにくい。朝の4時から8時までの動きが以前と違うからなんだ。まあそれはそれとしてきりがないから、夜中に感じたことを書いておこう。ドル円、驚くべき弱さだなあ、というのが印象。上を追って買う人がいない。118円台でロングにしようなどという人たちがいない。実需の売りばかりで投機の売りがあまりいないのでショートスクィーズが起きにくい、こういうことが理由だろうか。強いのが夜中までで引けにかけてはいつも弱い。ところで知ってる?月末の操作ばかりやっているものだから、これだけ115円、116円、117円などをやっていながら、月末の引けは常に118円台以上なんだ。今月末もそうなるのか観察しているけどね。だから月足を見ると強そうに見えて、皆騙されるんだ。ユーロ、うーーん、弱いなあという印象。これも、引けにかけては軟調になるんだよね。しばらくは強い弱いというよりボックス圏内でウロウロ往来するだけかもね。ユーロ円、これもなんだか引けにかけて連日下げるんだよね。と言うわけで、引けにかけて強くなるなら、ちょっと相場変動のリズムが変わってきたというように判断することにしたい。(8月28日木曜日)

昔の銀行やブローカーらの業界仲間がずいぶんと為替証拠金業界に入っている。皆が就職ができて、また為替をやれることになったことは大変に嬉しいことではある。だが、皆戸惑っているのではないか?あまりに金融界の為替と異なる為替の世界が出現していることにだ。メジャーリーグの他に日本野球があったって感じかな。だが、皆、金融界の本場物の為替を浸透させるために努力しなければならない。それが為替の世界に10年以上身を置いた者の責務である。プライドを持ってしっかりやってもらいたい。一般の人は知らないのだから啓蒙しないといけない。

8月27日(水) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.0855 1.0932 1.0833 1.0890
ドル円 117円35銭 118円03銭 117円35銭 117円40銭
ユーロ円 127円40銭 128円71銭 127円40銭 127円85銭
ポンド 1.5720 スイス 1.4130 A$ 0.6395 NZ 0.5700
ポン円 184.55 スイス円 83.10 A$円 75.05 NZ円 66.90
S&P 996 +1
ダウ工業 9333 −7
ナスダック 1782 +12
ロンドン 4206 +29
ドイツ 3483 +28
日経 10308 −23
トピックス 1000 −1
香港 10678 −75

さて、どこまで書いたら良いのか首をひねってしまう。また早朝の仕掛けなどやられたら、書いたことが古くなるわけで書き足さないとならないし、めんどうだ。昔はよくいたんだ、ああいう7時前の薄い時間に仕掛ける連中が。一瞬の強盗のような時もあるし、本格的暴動みたいなこともあった。最近では珍しいね。

いちおう欧州通貨とクロス円は、転換サインが出たような気がする。最近はユーロをショートする人たちも増えた。ショートにならないと上昇しないのも確かだからそれはそれでいいと思う。ドル円は、クロス円が落ちても頭が重く、クロス円が上がってもドルの売りで頭が重く、ほとんどあきれた動き。

昨日のアメリカの指標は、出る前からドル買い仕込みが終わっていたから、折込済みになったと思われる。今後も先回り買い、折込済みというパターンが増えるかも。

欧米の日本を見る目は熱く投資を増やしているけど、日本勢は海外投資ばかりしたがるし、何ともいやはや。財務省もサドマゾみたいにしきりに日本よりアメリカの方がいいぞ的発言が多いし。それはそれとして、日本株も多少は落ちてくれた方がいいんだけど。

お客さんが介入の事をよく聞いてくる。私は介入政策そのものが嫌いなので、返事も横柄になってくる。どうして財務省は115円にこだわるのでしょうか?私の答えは、114という数字が嫌いなんじゃないの?どうしてユーロ円で介入しないのでしょうか?私の答えは、私がロングだからだよ。どうしてドル円の介入が出てこないのでしょうか?私の答えは、私が116円台売ればすぐに出てくるよ。と言うわけで、お客もあきれて質問してこなくなった。(8月27日水曜日)

8月26日(火) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.0875 1.0910 1.0793 1.0855
ドル円 117円30銭 117円79銭 117円25銭 117円35銭
ユーロ円 127円55銭 128円03銭 126円73銭 127円40銭
ポンド 1.5685 スイス 1.4120 A$ 0.6440 NZ 0.5745
ポン円 184.05 スイス円 83.10 A$円 75.60 NZ円 67.40
S&P 996 +3
ダウ工業 9340 +23
ナスダック 1770 +6
ロンドン 4177 −49
ドイツ 3455 −45
日経 10332 +56
トピックス 1001 +4
香港 10753 −10

まったく一番薄い時間をねらってきた感じ。よくやるんだよね、こういう仕掛け。クロス円の反転には、ユーロの上昇が不可欠と書いておいたが、1.0920で垂れてしまうとはあまりに軟弱。とは言え、1.0875程度で終わっていたからそんなものだろうと思っていた。それが1.0800も崩れそうだったからびっくり仰天。ユーロ円は運転中に126円台に突っ込んでいて、事務所に着いたら127円台に戻っていた。介入しているとかいう話をしているけど、そんな雰囲気皆無だけどなあ。一目の雲ナンジャラの126円ミドルが節と聞いている。私は雲の上とか下とか中とかいう話はよくわからないけど。それはそれとして、クロス円の売られすぎも異常事態に入りつつあるね。ドル円は相変わらず存在価値を疑われるような動きであるが、いずれ結構な動きを見せる時が年内に訪れるだろう。   朝7時前に仕掛けられると、夜中に書いたものを修正追加せざるを得ず、全く迷惑な話。(8月26日火曜日)

8月25日(月) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.0875 1.0920 1.0847 1.0875
ドル円 117円55銭 117円68銭 117円15銭 117円30銭
ユーロ円 127円85銭 128円27銭 127円45銭 127円55銭
ポンド 1.5715 スイス 1.4155 A$ 0.6500 NZ 0.5820
ポン円 184.35 スイス円 82.90 A$円 76.25 NZ円 68.30
S&P 993 +0
ダウ工業 9317 −31
ナスダック 1764 −1
ロンドン 4225 +2
ドイツ 3500 −49
日経 10227 −4
トピックス 998 −5
香港 10764 +3

今朝の動きも前週の動きを踏襲する形になっている。クロス円のジリ貧が続いているが、外貨預金や外債は人気だったんじゃないの?そういうものと株は相反するものだ。それはそれとして、ユーロが反転しないと前週のゲームにストップはかからないね。ドル円は週末が月末になるけど、また操作的引け値を作るのかね?いつも月末に上げて、強そうな型を形成するようなことを何ヶ月もやっている。そして毎月否定される。(8月25日月曜日)

例のパレスチナのハマス?とかいう連中の対米資産が凍結と聞いてびっくりしてしまった。アメリカに対峙しているようなところがアメリカの銀行にお金を預けて置くとはいくらなんでも危機管理ゼロだ。

東京と欧州の静けさは、前日の動きの痛手のせいだと感じた。皆が儲かっていそうな相場とは意外と皆が損していたりするものなのだ。それにしても圧巻はユーロ円だなあ。129円に触ることもできないとは。127円台に沈没するとは。しかも新規の買いが出た形跡がなく、いかにポジションの偏りがひどいのかよくわかる。とは、言え、来週は戻ると思うよ。ユーロは私の考えていた1.1100と1.0920の二枚看板が破壊されて、1.08台に突っ込んでしまった。そのため、週末の調査が大変になりそうだ。これも来週は戻ると思うよ。問題はドル円だ。次第に異様な雰囲気に陥りつつある。

それにしても証券会社は為替にちょっかいなんか出さずに株が好調なんだから株に専念しなよ。餅は餅屋。こっちが株関係をやると、あれはするな、これはするなと規制だらけで何もできない。また、外債セールもいいかげんやめておきなよ。株と外債は相容れないんだよ。毎月分配金が出るからと喜んでやっている投資家が多いけど、よーーーく本当に儲かっているのか儲かっていないのか調べるべきだよ。どうせ後から聞いていないとか始まるに決まっている。それにしても、先日のCMでわけのわからん国の債券を組み入れた投信みたいのを販売しているのを見たけど、アルゼンチンでまだ懲りていないんだなあともうほとんどあきれた。(8月23日土曜日)

先週、熊野の大花火を見たけど、3万人の町に18万人が来るというのだから驚いた。一見の価値のある花火で驚くほど良かった。うちの会員はあそこに桟敷席を持っているのだからありがたい。横浜からの客船が花火見物に湾で居座っているのには驚いた。道路渋滞で10台の観光バスが到着した時は、花火が終わっていたという笑えない話もあった。まあ、多摩川の花火大会しか知らない私にとっては興味深々だった。多摩川の花火は、上流から下流まで5つくらいやるんだが、今回の関戸の花火大会は本当にみっともなかった。やらないと思って居酒屋で酒飲んでいたら、雷と大雨の中を決行するんだからね。それで1時間で打ち切った理由が花火師たちが中瀬で取り残されたというのだからお粗末。多摩川をなめたらいかんよ。昔は決壊して調布と狛江の住宅がたくさん流されたくらいなんだからね。最近はリスク管理の教科書にまで取り上げられる有様でみっともない関戸の花火大会となった。警察は翌日、関係者から事情を聞く、とコメントしていたのを読んだ時はもっと驚いたね。だって、河川敷で警官のおっさんたちが多数いて、あっちに行くなとか、止まるなとか、人ごみの整理をしていたんだよ。事情を聞くとはよく言うよ。君たちが見ての通りだと答えたかったね。

8月22日(金) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.0920 1.0948 1.0835 1.0875
ドル円 117円85銭 118円06銭 117円30銭 117円55銭
ユーロ円 128円75銭 128円98銭 127円25銭 127円85銭
ポンド 1.5745 スイス 1.4165 A$ 0.6520 NZ 0.5850
ポン円 185.10 スイス円 83.00 A$円 76.65 NZ円 68.75
S&P 993 −10
ダウ工業 9348 −75
ナスダック 1765 −12
ロンドン 4225 +2
ドイツ 3549 −16
日経 10281 −81
トピックス 1004 −5
香港 10760 +117

 

 

円急騰。今回の相場をドルが強いと見るか円が強いと見るかで大きく異なってくる。ドル強気派は、ユーロが1.05に落ちるからドル円も125円などという予測を出してくる。だが、私は円の方が強いと思うから、ユーロが1.05になってもドル円が125円になるとは考えていない。

それにしても恥ずかしいなあ。ユーロ円130円台は買ってみるのも一興なんて吉宗みたいなことを言うから大きくはずれた。135円以上で売り推奨したときも137円台に駆け上がったし、今回の128円はショック。久しぶりの買い推奨だったのに、また一日二日早かったのかなあ。現在のぶざまなユーロ円の姿は将来のドル円の姿だ。ユーロ円はこれで135円も空の彼方になったと思う。

何でも日本政府の米国債の評価損は3兆円だって?永遠の仕手筋だなあ。満期まで持つから損がないと思われるだろうけど、これでドル円が落ちたらどっちにしても損失だよ。気違い沙汰の5500億ドルの外貨準備からいくと、2円落ちるたびに1兆円が飛ぶ計算になる。ああ、私もこういう越後屋的相場師になってみたい。もしドル円が落ちたり、さらに米国債が暴落したら、誰が責任とるのかね?また移動があって、そのままなのかね?今年の管理相場がうまくいくのかいかないのか知らんけど、失敗に終わるとひどい爪あとを残すことになるだろう。何しろ長期のデリバティブばかり邦銀は販売しているので、ドル円が落ちると日本中でどのくらい被害が出るのかわからないくらいなのだ。多分財務省もつかんでいると思うね。何しろ円安になると結果オーライみたいなものばかり皆買っている。円高になるかも知れないという死角は完全に無視されている。昔のように100円割れて機関投資家が全滅になったようなことにならなければいいけど。

ところで現在の財務省の介入はIMF協定違反だって知ってる?よくまあ、海外は文句を言わないものだ。

邦銀の株式の評価益のすごさばかり書かれているけど、米国債や日本国債の評価もしないとあかんよ。大体、株式を相当に売却してきて、国債の買いを相当に増やしてきているんだろ?総合で評価しないといけない。債券バブルを演出したのは政府なんだから、今更長期金利の上げはこまるなどと言っても駄目だ。世界的に債券バブルは崩壊の道を歩んでいると思う。戻りはあくまで戻り。日本国債が最大の債券バブルだったわけで、今でも長期的に買い推奨しているところが多いが、私には呉越同舟の連中が投げに投げられないような状況に陥りつつあると思う。現在の国債相場はきわめて危険だ。(8月22日金曜日)

8月22日(金) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1118 1.1118 1.0885 1.0920
ドル円 118円10銭 118円23銭 117円53銭 117円85銭
ユーロ円 131円30銭 131円30銭 128円30銭 128円75銭
ポンド 1.5785 スイス 1.4135 A$ 0.6540 NZ 0.5855
ポン円 186.00 スイス円 83.35 A$円 77.05 NZ円 69.00
S&P 1003 +3
ダウ工業 9423 +26
ナスダック 1777 +17
ロンドン 4223 +6
ドイツ 3565 +64
日経 10362 +70
トピックス 1009 +8
香港 10643 +168

現在起きている円高は当然の帰結である。昨日は何度となく介入がされているのかどうか質問された。誰も彼もが介入するとひたすら信じている。いくらであろうと介入するとなると私の考えは以下の通りである。日本防衛のための親分アメリカへのショバ代支払いのための米国債買い支え。トヨタなどの輸出メーカーがかわいくて仕方がない。アメリカ上院議員たちへの反抗。昨日記事に書いてあったような管理相場なら儲かる外貨預金の人たちの擁護。そんなことくらいしか思い浮かばない。どうしてドル円はジリ貧なのか?ショートがいないからだ。実需の日本買いが続いている。125円を信じる人たちの変だなあ?の投げ。あれだけ恫喝されて、しかも介入でケンタッキーチキンにされてしまった者たちが誰好んで下値で売り叩くものか。だから市場の構造としてロングしか溜まらない構造に変化してしまっているのだ。市場をなめた咎めが必ず出るだろう。ドル円は底値感が全く見えないが、ユーロ円はそろそろ警戒領域の130円台に入ってきたと思われる。突っ込んできたら短期でロングメークも一興。ただ長期トレンドではユーロ円の140円は空の彼方になってしまっていることを覚えておかなければならない。もうあのレートを見ることや接近することはほとんど可能性がないだろう。(8月21日木曜日)

下記の記事を見てびっくりしてしまった。私は今ではすっかり温泉プロなのであるが、大変に残念な最近の傾向である。大江戸温泉がはやっているけど、私は行かないよ。風水では、人ごみの多い温泉はアカンのである。ひなびた露天がお勧めである。

水道水なのに天然温泉装う 愛知の吉良温泉組合

 三河湾国定公園の「吉良温泉」(愛知県吉良町)の源泉が10年以上前に枯渇し、地元の宿泊施設は水道水を沸かすなどして営業しているのに、吉良温泉観光組合がパンフレットに泉質や効能を記載、天然温泉を装っていたことが6日、分かった。組合関係者によると、源泉は吉良町宮崎にあり、1955年ごろ放射能泉の天然温泉として県から許可を受けた。だが、温泉ブームによる利用客増加の影響もあり湯量は減少、10数年前にほぼ枯れた。ホテルなどが掘削した別の場所も採算の問題などから活用は一時期だけ。現在、19軒ある宿泊施設は水道水を沸かすなどして対応している。しかし、組合は観光案内のパンフレットに「泉質は放射能泉。神経痛、貧血症などに効果があります」「こんこんとわき出る吉良のお湯が、身も心もときほぐしてくれる」と記載していた。
8月21日(木) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1140 1.1144 1.1081 1.1120
ドル円 118円35銭 118円76銭 117円82銭 118円10銭
ユーロ円 131円85銭 132円13銭 130円85銭 131円30銭
ポンド 1.5940 スイス 1.3880 A$ 0.6605 NZ 0.5890
ポン円 188.25 スイス円 85.10 A$円 78.00 NZ円 69.55
S&P 1000 −2
ダウ工業 9397 −31
ナスダック 1760 −1
ロンドン 4217 −33
ドイツ 3501 −3
日経 10292 +118
トピックス 1001 +10
香港 10475 −34

熊野の方に行っていたので、昨日は戻ってから、いろいろ情報を整理していた。あまりにドル円が125円に行くという分析が多いのでびっくりこえてしまった。テクニカル的指標やチャートを見ての判断だろうが、毎月月末になると上げて下ひげばかり長いようなチャートを意図的に作っているようなものを信用はできない。何をもって125円に向かうと考えるのかさっぱり理解ができない。日本株の上昇やドルの反発を見て、必ず識者たちはアメリカ経済を持ち出す。だが、私は日本経済の方が伏兵だと思っているのだ。日本株が他国の株を牽引していると考えるべきであって、日本株が引きずられているとは考えていない。大体、大停電が起きてしまう国に国運が向いているとは思えない。(停電自体は、やはり戦火を受けていない国ということもあると思われる。日本や欧州のように焦土と化した国では電力にしても一からやり直さなければならなかったのだし。だからアメリカは古いまま継ぎ足しでやってきたからああなったのではないか?)日本経済も冷夏でなかったらもっと良かったのにと大変に悔やまれる。日本経済が良くなるとか、日本株がひたすら上がり続けるとか、円高が進むとか、これは海外から見れば青天の霹靂である。財務省は日本は良くない、アメリカの方が良いなどとノタマウが、我々日本人はもっと日本経済に自信を持つべきである。モタモタしていると中国に飲み込まれてしまうぞ。(8月20日水曜日)

先日のニュースは大変に気分が良くなった。日本がイラクの子に通学バッグをあげるんだとさ。ボールペン、クレヨン、ノート、なども入れて、日本のロゴが入るんだって。今年はユニセフに寄付したけど、こんなことをやるならもっと寄付してあげよう。教育は全ての基本だと思うんだ。中国が海亀作戦と称して、海外の留学生を本国に戻しているでしょ?欧米並みの待遇で。日本はかなわないよ。あまりなめないほうがいいよ。中国人の方が絶対に大学で勉強しているからね。日本の大学生があまりに勉強しないのでびっくり仰天した私から言わせれば、いつ中国に抜かれても驚かないね。国運には勢いというものが必要なのだ。早稲田を見れば、日本の大学の状況は一目瞭然である。情けないながら勝負にならない。中国の留学生が日本の大学で苦学しながら勤勉していたテレビ番組を思い出す。日本の大学と大学生は目を覚ませ!

8月19日(火) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1150 1.1150 1.1056 1.1140
ドル円 119円45銭 119円80銭 118円25銭 118円35銭
ユーロ円 133円15銭 133円15銭 131円65銭 131円85銭
ポンド 1.5875 スイス 1.3885 A$ 0.6560 NZ 0.5845
ポン円 187.90 スイス円 85.25 A$円 77.60 NZ円 69.20
S&P 1002 +3
ダウ工業 9428 +16
ナスダック 1761 +22
ロンドン 4250 −21
ドイツ 3504 −3
日経 10174 +141
トピックス 990 +14
香港 10509 −16

ドル円にはこっちは全く商売あがったり。日経が上がっているのにドル円が落ちないとは。。。全般的にドル買いとなったからとはいえ、がんじがらめ。ユーロはどこまで落ちるかが焦点。短期売られすぎのような気がする。今日下値に突っ込むようなら根性入れて買ってみたい。日柄的にも少し戻してもよさそうなもんだ。(8月19日火曜日)K



堀内の執筆は次回は水曜日になります。

 

8月18日(月) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1265 1.1267 1.1125 1.1150
ドル円 119円20銭 119円78銭 119円12銭 119円45銭
ユーロ円 134円20銭 134円25銭 132円98銭 133円15銭
ポンド 1.5905 スイス 1.3885 A$ 0.6585 NZ 0.5865
ポン円 190.00 スイス円 86.00 A$円 78.65 NZ円 70.05
S&P 999 +9
ダウ工業 9412 +91
ナスダック 1739 +37
ロンドン 4272 +25
ドイツ 3507 +63
日経 10033 +170
トピックス 976 +11
香港 10525 +101

 

ドル円はまた本気で取り組む気にならない動きになってきてしまいました。介入でゆがめられた相場なので、他の通貨ペアでドル買いになってもドル円だけはあまり上がらないように思えます。あとは株価がさらに堅調な動きになっても円安にもっていけるのか、クロス円のさらなる崩れがあるのかを見たいところです。(8月18日月曜日)T

今週からはさすがに天気も回復してくるのかと思ったらまだ東京は曇り空で涼しい。10年ぶりの米騒動が起きなければいいのですが・・・

堀内の執筆は次回は水曜日になります。

ひどいなあ、ニューヨークが停電だと為替市場も停電になっちゃうの?こんなに動かない金曜日も珍しい。コメントもしようがないね。来週以降ユーロ円の動きに注意を払わないとならないと思っている。剣が峰だ。せっかく読んでもらっているのだから、もうちょっと書きたいけど勘弁。(8月16日土曜日)

それにしてもひどい天候だ。世界各地の異変も天罰だと考えている。施政者たちは、事がおおごとにならなければ動かない。人々も楽なことから脱却ができない。アメリカが京都議定書を無視していたのも同じようなものだ。天に唾して自分にかからなければ、政府は動かない。自然の反逆は常に起こるわけではなく、忘れた頃に襲ってくるから怖いのだ。何となく変だよね、世情と言うか、なんと言うか。宮城地震、アメリカ停電、欧州40度、夏なのに最高気温が20度、ナンかイヤーな感じを皆抱いているのではないか?

堀内の執筆は次回は水曜日になります。

8月15日(金) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1265 1.1289 1.1241 1.1265
ドル円 119円15銭 119円30銭 118円78銭 119円18銭
ユーロ円 134円20銭 134円40銭 133円72銭 134円26銭
ポンド 1.5970 スイス 1.3710 A$ 0.6596 NZ 0.5885
ポン円 190.33 スイス円 86.93 A$円 78.61 NZ円 70.14
S&P 990 変わらず
ダウ工業 9321 +11
ナスダック 1702 +2
ロンドン 4247 +10
ドイツ 3443 −9
日経 9863 −50
トピックス 964 −1
香港 10424 −50
各種指標 本日 金曜引け 
ドル円スワップ一年 164 164
円国債先物 140.44 140.44(反落)
364.70 364.70(反発)
米国債10年 4.53 4.53%(反落)

やっと上値でコツンとぶつかったドル円とクロス円だった。昨日ショートの人たちと話していたのだが、どうしても市場の動きに納得ができなかった。それは株価の動きと為替の動きの関連性だ。株価は明確に日本の回復の鐘を鳴らしている。昨日は久しぶりに14億株もできて売買代金も1兆円に戻した。私は9千円くらいまでの押し目を考えていたのだが、それが9200台までしか落ちずにあっという間に1万円接近。しかも、アメリカの年金だとか欧州の年金だとかの買いも目立つと言う。それでも円安が進むとは考えにくいのだ。財務省がいくらファンダメンタルズからいっても円安が当然などと述べても、GDP2.3%成長の国には該当しない。外人の好みそうな材料ばかり出てくる。これで天候さえ良かったらもっといいのにと思う。もはや財務省の円売り支えの通貨戦略は破綻の一歩手前と考える。巷でいくら評価しても私には納得がいかない。アメリカが2.4%成長しても驚きではないが、日本が2.3%成長するということは世界の人から見れば驚き以外のなにものでもない。財務省はやたらと対外投資を煽って、日本のお金を外に出そうとするが、もう海外のお金をわが国に引っ張り込むべき時期が到来している。GDP2.3%の国が10兆円の介入をやるということはもはや世界的に認知されないことになるだろう。中国が逆批判するのももっともである。欧州はゼロ成長である。それでも今までと同じような言動や行動をとるならば、アメリカの借金肩代わりの密約でもあるのではないかと邪推されても仕方ないだろう。(8月15日金曜日)終戦記念日。このような平和な国になったことを神々に感謝しようではないか。

8月14日(木) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1325 1.1341 1.1226 1.1265
ドル円 119円15銭 119円70銭 118円90銭 119円15銭
ユーロ円 134円95銭 135円32銭 133円86銭 134円20銭
ポンド 1.6020 スイス 1.3710 A$ 0.6560 NZ 0.5880
ポン円 190.90 スイス円 86.90 A$円 78.15 NZ円 70.05
S&P 990 +6
ダウ工業 9310 +39
ナスダック 1700 +14
ロンドン 4237 +57
ドイツ 3452 +54
日経 9913 +161
トピックス 965 +14
香港 10374 +72

昨日辺りから円買いに及び腰だったのは理由がある。お盆の円高の可能性を私は一ヶ月前から言ってきた。それが今週に入ったらやたらに同じような事を述べる人が増えたので警戒したのだ。それにしても米国債が急落すると円は全面安に転じてしまうことが目立つ。あらゆるところが売っているのだが、日本は官民こぞって米国債投資をしているからね。またややっこしい仕組み債とか言うやつのドル買いでもやってんじゃないの?債券の天下はすでに終わっている。ユーロはややっこしそうだなあ。複雑怪奇だ。私は昨日から手を引いてしまった。相変わらず下がると弱そうで、上がると強そうという悪質な往来相場だ。戻り売りスタンスのままではあるが、決して下では売りたくない。(8月14日木曜日)

例のウィルス事件もからんでネット取引は甚大な影響を受けているようである。そうなのだ、為替は電話!もしもし電話は為替!為替は電話でやろう!

昨日も海外番組の第二次世界大戦を見た。アメリカはあんな時でも白人黒人の争いをやっていたなんて知らなかった。アメリカには女性パイロットが千人もいて、女性軍人が大砲ぶっぱなしていた。日本が勝てるわけもないね。衛星で夜11時?からで後2回やるから見るといいよ。敵が当時何を考えていたのか知るには大変に興味深い番組だ。太平洋戦争で日米が戦争したなんて知らない若い連中がいるなんて信じられない。おい、文部省!何教育してんだ!

8月13日(水) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1280 1.1333 1.1220 1.1325
ドル円 118円70銭 119円49銭 118円55銭 119円15銭
ユーロ円 133円95銭 134円97銭 133円58銭 134円95銭
ポンド 1.6080 スイス 1.3665 A$ 0.6585 NZ 0.5890
ポン円 191.60 スイス円 87.20 A$円 78.45 NZ円 70.20
S&P 984 −6
ダウ工業 9271 −38
ナスダック 1686 −1
ロンドン 4180 −5
ドイツ 3398 +17
日経 9752 +188
トピックス 951 +17
香港 10301 +117

まったく前日のユーロの上げは何だったのか?どうしても上がった理由がわからなかった。ユーロ円が上がったのもいまいち納得はできていなかった。結局昨日下げたわけで、前日の動きがおかしいと判断している。ユーロ円なんか器用に長大な十字架なんてチャートを作って目くらましだ。どうせ誰か意図的にやったんだろう。ドル円は今回118円が切れるかどうかちょっと懐疑的ではあるのだが、それにしてもショートがいないなあ、誰も彼も財務省のお友達ばかりだと思わせるに十分な頭の重さである。外人がいくら日本株を買おうと、GDPが予想外の結果となっても円買いは国家反逆罪なのだそうである。(8月13日水曜日)

昨日、英米から眺めた第二次世界大戦のテレビを見ていたが、なるほど日本に攻撃させたと思わせるに十分だね。ルーズベルト大統領は、ほとほと国内の反戦派対策に苦労をしていたと見える。イギリスが崩壊寸前でも手を出さなかったのだ。日本は飛んで火にいる夏の虫だったのかなあ。欧米は日本憎しと言うより、ナチと組んだ日本を許せなかった、許せないという感情だったのではないかと思う。経済というのは怖い。ナチにドイツがなびいたのも、世界不況なのにドイツを好調にしたからなのだ。現代のドイツ人はナチの過ちを徹底的に教育受けてるから日本人とは戦争に対する感情は異なる。それはそれとして、どう計算しても日本はアメリカに勝てなかったよ。アメリカを見た人は全員そう思ったらしいけどね。国際感覚、大局観みたいなもののせいなのかもなあ。

8月12日(火) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1360 1.1374 1.1277 1.1285
ドル円 118円60銭 118円77銭 118円37銭 118円70銭
ユーロ円 134円70銭 135円02銭 133円81銭 133円95銭
ポンド 1.6025 スイス 1.3685 A$ 0.6565 NZ 0.5865
ポン円 190.25 スイス円 86.75 A$円 77.90 NZ円 69.65
S&P 990 +10
ダウ工業 9310 +93
ナスダック 1687 +26
ロンドン 4185 +9
ドイツ 3381 +42
日経 9564 +77
トピックス 934 +6
香港 10184 +90

 

 

ドル円はそう言えば思い出した。117円90銭から118円20銭が頑強なゾーンだったことを覚えている。よってこのゾーンが分岐点になるやも知れぬ。クロス円は珍しく東京が突っ込んできたので嫌な予感がしていたら、やっぱり。クロス円の逆襲的戻りに注意しよう。ユーロは、うーん、もう小西得郎的に、何と申しましょうかだなあ。上に行けば強く見え、下に行けば弱く見え、典型的な往来相場なのかしらん?1.11−1.15の予測を頑として変えないところがあるけど、それがあっているのかなあ。米国債は最近は中国も及び腰らしく、こうなると日本人だけ?(8月12日火曜日)

昔の子分がお寿司をごちそうしてくれると言うので、ノコノコ六本木に行った。大江戸線に乗ったんだけど、驚いたなあ。何しろ地上に出るのに何回高いエスカレーターに乗ったんだろう。あれなら防空壕になるね。昔ソ連に地下都市があって、そこで核の製造をやっていたらしいけど、何でも可能だね。ぜいたく三昧だけど地上には二度と戻れない約束だったらしいよ。それにしても酒を7合も飲まされたので、帰りはもうあいまい。居眠りばかりしていた。うちの若いのと新宿で別れたことと、調布であわてて電車を乗り換えたことと、事務所に戻って、デスクで2時間眠り込んだことと、記憶が断片的。これって、やばいよね。若い連中と飲む時は、私は若くないんだと念仏でも唱えて飲むことにしよう。昔の子分たちは皆羽振りが良くて、よくごちそうしてくれる。今の子分たちにもやさしくしておこう。

8月11日(月) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1310 1.1382 1.1265 1.1360
ドル円 119円10銭 119円11銭 118円19銭 118円60銭
ユーロ円 134円65銭 134円93銭 133円46銭 134円70銭
ポンド 1.6085 スイス 1.3580 A$ 0.6580 NZ 0.5875
ポン円 190.75 スイス円 87.30 A$円 78.05 NZ円 69.65
S&P 980 +3
ダウ工業 9217 +26
ナスダック 1661 +17
ロンドン 4176 +29
ドイツ 3339 +7
日経 9487 +160
トピックス 928 +11
香港 10093 +148

 

東京外為はいつも昼間動かないのに月曜の朝だけは動く。ユーロ円の下げは予定通り。ユーロの下げも予定通り。ドル円が戻れないのも予定通り。ユーロ円の137円など当面見れないと思う。先週が最後。134円割れて引けるとやばそう。ユーロの1.15も当面なし。ドル円の120円も当面ないと思うね。(8月11日月曜日)

ちょっと前の新聞にいい話が出ていた。その大学病院の先生は、近頃入ってくるインターン?教習生?そういう若いのがきちんと挨拶ができない、きちんと人と会話ができないことを知り、良い方法を思いついたのだそうである。それは新入の連中に朝お茶をくんで皆に配るということをやらせたのだ。するとどうなるか?黙ってお茶を相手に置くわけにはいかないから、何らかの挨拶をする、何らかの話しかけをする、となる。これで誠にそういう若い人たちは明るくなったのだそうである。そして、他の病院に送り出しても受けがたいそう良かったのである。私も若いときにお茶くみを命令するような上司がいれば良かったのだ。と言っても私も挨拶や言動が悪くなったのはディーラーになってからなんだけど。

 

東京市場どころか欧米も東京病が伝染してしまったような動きだった。一日の値幅44銭は、4月18日以来の事となった。118円80銭が崩せないので再び例のおっさんの話が出ていた。介入の怖い点は、参加者が皆、介入とはすごいものである、成功するものであるという錯覚に陥ってくることだ。そして、当局者も昔の事を忘れ、もしかして、もしか、管理相場、相場操縦は可能ではないかという錯覚に陥ってくることだ。そして、市場は次第にそういうポジション構成になっていく。過去、私は単独介入が有効だったことを一度も見ていないので、今回成功するならば、前代未聞と言うことになる。日本中がロングだらけの構造になっているので、先日のような突然のガラが起きやすくなる。市場筋が125円、130円と言い始めるとガラが到来するあたりが相場の妙味と言えよう。ユーロは一日違いで当たったようである。1.12台は入ってもすぐに戻すあたりに腰の強さを感じさせてくれるが、いまいち信用はできない。別にドルが強いというわけでもない。米政府がひたすら隠蔽したがるフレディマックやファニーメーの問題は、深刻な問題点が次々と発覚してきており、訴訟問題は続々と出てくるだろう。欧州が米政府債を売り払うのは当然の行為であって、ひたすら買い続けるのはお人よしの日本人だけだろう。ユーロ円などのクロス円は、引き続き軟調が展開されるが、ユーロ円は134円台が死守されるか、割れるかによって大きく展開が変わっていくだろう。(8月9日土曜日)

それにしてもすごい台風である。久しぶりの大型だ。以前、核実験だか何かで巨大台風が出現するような映画だか本だかをみたことがある。異常気象が止まらないわけだから、台風の大型化もありうるね。台風が来ると、どうしてもガキの時代を思い出して、心が騒ぐのはみっともないものの今でも同じである。死んだ人がいるので顰蹙を買うだろうけど。停電になって、ろうそくで皆でお膳を囲んでいた頃のことを思い出してしまう。そして、それが過ぎると、素晴らしい青空が広がる。

8月8日(金) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1375 1.1378 1.1287 1.1310
ドル円 118円95銭 119円27銭 118円83銭 119円10銭
ユーロ円 135円30銭 135円52銭 134円35銭 134円65銭
ポンド 1.6030 スイス 1.3595 A$ 0.6525 NZ 0.5810
ポン円 190.90 スイス円 87.60 A$円 77.70 NZ円 69.20
S&P 977 +3
ダウ工業 9191 +65
ナスダック 1644 −8
ロンドン 4147 +52
ドイツ 3332 +0
日経 9327 +61
トピックス 917 +2
香港 9945 −13

メドレー氏でなくとも私ですら、介入姿勢を試す動きに入ることは読める。問題は市場参加者はメドレー氏が言えば追随するが、私が言っても無視することである。私は、115円までの介入は百歩譲って良しとするかもしれない。だが、7月の2兆円だけは頂けない。海外でくすぶり始めていた日本のダーティーフロートへの不満を完全に無視したこと、狂ったような外人の日本株買いによる円買いまで投機的動きと認定したこと、アメリカ議会の動きを完璧に無視したこと、ブッシュ政権が選挙に勝つためならいずれは日本を捨てて、国内筋に妥協するということを無視したこと、これら全てを考慮しても火に油を注いだだけの行動だったと思う。私は議会公聴会まで介入はしずらいだろうと考えているが、それでも先月の2兆円がまったく理解不能の行動だったので、現在の財務省筋の考え方を読み切れない。しかも、マスコミも政府に遠慮して、米議会の動きは小さなコラム扱いである。下院議員まではあまり気にしなくてもいいかもしれないが、上院議員8人の連判状となると話は単純でなくなる。この先、1-2ヶ月の円相場は、外部要因によって大きく左右されるだろう。2兆円の介入の余波は彼らが考える以上の材料になってしまうだろう。あれはどうひっくり返しても正当化されない。しかも、120円まで押し上げてからのもっと円安が当然だというコメントに至っては悪乗りしすぎだ。ユーロは、昨日ははずれた。1.12台に入ると思いきや、1.14台に上がってしまったのではお粗末な読みだったと思う。それでも未だにどうしてユーロが上伸したのかわからない。ユーロ円を含むクロス円の崩れは当然であって、さらにこの動きは続くだろう。(8月8日金曜日

8月8日(金) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1335 1.1417 1.1320 1.1375
ドル円 120円25銭 120円27銭 118円81銭 118円95銭
ユーロ円 136円30銭 136円46銭 135円22銭 135円30銭
ポンド 1.6180 スイス 1.3505 A$ 0.6515 NZ 0.5800
ポン円 19 スイス円 88.05 A$円 77.50 NZ円 69.00
S&P 974 +7
ダウ工業 9126 +65
ナスダック 1652
ロンドン 4095 +25
ドイツ 3331 −44
日経 9265 −58
トピックス 915 −7
香港 9958 −30

ユーロは1.1135の金曜の安値から1.1428と300ポイントの戻しを見たのだから、これで十分だろう。今度は下値リスクが出てくると思われる。よって、ユーロ円は引き続き売り姿勢が正解?ポンドが弱いのは予定通り。ドル円、がっかり。119円50銭くらいテストすると思っていた。それが120円50銭接近?気分悪くなった。以前黒田氏が100円防衛で大量介入をやったが、あれは大台だったし、介入批判派の私でもまあ仕方ないかなとも思っていた。だが、今の連中の異常なまでの115円へのこだわりは何なのだろうか?9兆円介入して、空母2隻分の米国債買ってあげて、国土防衛という構想なら、なるほど異常なのもわかるわいと思う。そのうち、日本中アメリカ製ミサイルで針の山になるのではないか?今度のミサイル防衛網が関東だけだということで、関西の方は怒ってるんだって?命の価値が違うのかって。(8月7日木曜日)

うちのお客さんに事務所訪問大歓迎なんて書いたものだから、早速、女性の会員の方がいらした。夕方ちょうど私以外は出払っていたのだ。だから事前に言ってくれって言うのに。ピンポンって鳴ったけど私が立ち上がりそうもないので、そのお客さんが訪問客の相手をしていた。今度は電話が鳴った。私が電話を取るような雰囲気を見せないので、そのお客さんが電話の応対をした。当社は人材有効活用にお客さんまで利用してしまうという恐ろしい会社なのである。こんなことを書いてしまったから、当分は訪問客は来ないだろうと内心は危惧している。

8月7日(木) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1390 1.1428 1.1326 1.1335
ドル円 119円85銭 120円46銭 119円72銭 120円25銭
ユーロ円 136円45銭 137円02銭 136円26銭 136円30銭
ポンド 1.6100 スイス 1.3535 A$ 0.6480 NZ 0.5790
ポン円 193.65 スイス円 88.85 A$円 77.95 NZ円 69.65
S&P 967 +2
ダウ工業 9061 +25
ナスダック 1652 −21
ロンドン 4070 −50
ドイツ 3375 −63
日経 9323 −58
トピックス 922 −3
香港 9987 −190

海外勢の円売りも収まったようである。120円台のドル円は、強気勢の執拗な買いにも関わらず伸びきれないという印象が強い。これだけやって上に行かないのだから、下に落ちても当然?財務省もアメリカ政府の顔色ばかり見ていないで、議会、特に上院をなめない方がいいと思うけど。以前も書いたが衆議院とは全然力が違うし、政権も上院に極端に逆らえない。9兆円もつぎ込んで、為替操作はしてません、などと通るわけがないと思う。ユーロ円は予定通りに落ちたが、まだ売り優勢と見る。ポンド円は192円の下を割るとやばそう?ユーロはしっかりしていそうであまり強そうに見えないが、今しばらく上値の上限を確かめたい。(8月6日水曜日)

年金制度の破綻とか、健保体制の破綻とか、いろいろ騒がしい。政府はよく将来の世代に変なものを残さないとか言ってるが、全然信用できない。増税も手を変え、品を変えで今後やってくると思うし、取れるところから取ろうという姿勢を強めてくるだろう。私はとにかく今の国会議員の数を減らさない限り、政府が真剣だとは取らない。政治家だらけで、百家争鳴、会合だらけ、烏合の衆という按配。国会議員の人数を半減して、なおかつお手当てを3割減にしたら、政府も本気だと国民も信じるだろう。私が銀行時代に本店に命令されたのは、黒字にも関わらず、コスト対収益率が悪いからということで、行員の給与3割減を申し渡されたんだ。それが、わが日本国は赤字も赤字で首が回らないという状態なのに、国を牛耳る人たちが範を示さないで、国民に何を頼めようか。

8月6日(水) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1360 1.1400 1.1306 1.1390
ドル円 120円30銭 120円64銭 119円78銭 119円85銭
ユーロ円 136円65銭 137円07銭 135円82銭 136円45銭
ポンド 1.6155 スイス 1.3480 A$ 0.6470 NZ 0.5815
ポン円 193.60 スイス円 88.90 A$円 77.55 NZ円 69.70
S&P 965 −17
ダウ工業 9036 −149
ナスダック 1673 −41
ロンドン 4121 +21
ドイツ 3438 +33
日経 9382 −70
トピックス 925 −9
香港 10177 −6

全く、東京外為市場は閉鎖したら?邪魔。時々海外玉が流入して動くから目を離すわけにいかないし、かと言って見つめ続けると、相場観が狂ってしまうし、弱ったものだ。銀行の為替部門はコスト割れで赤字じゃないの?介入をやってくれるから儲けられるってとこ?大体、私はドル円の相場を28年も張ってきているんだ。それが何を好んで、オージーなんかやらなきゃいかんのか嫌になる。これで飯食ってるから動いているものは何でもやらなきゃいかんし。大体1ドル以下の通貨はややっこしい。数字自体が苦手な物理の公式みたいだ。ユーロがらみは、週初めは強く、週後半は弱いかなと思っているけど、どうかな?ユーロ円は、137円台はむずかしいと思っていたが、意外と腰が強いので驚いている。追いかけて買う気はなし。待ち構えて売り?ドル円は待ち構えて上で売ったが、かと言ってたいして落ちるわけでもなし、こまるね。ドル円自体は強気派が台頭してきているね。オージーは唯一金利を下げていないから、思惑が相当に出てきそうだ。ポンドは弱そうだ。スイスの全面高が目立った。(8月5日火曜日)

フランス料理を食べるとデザートがすごいよね。あれは、フランス料理にはあまり砂糖を使わないので。体が要求するため、甘いデザートが必須なんだそうだ。和食は、調味料を含めて、結構砂糖を使っているらしいので、和食に甘いデザートなんか食べたら、砂糖過剰で良くないらしいぞ。

堺市の方:すみません。アドレスがわからず、回答ができません。できればもう一度。

8月5日(火) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1280 1.1377 1.1261 1.1360
ドル円 120円15銭 120円61銭 119円71銭 120円30銭
ユーロ円 135円45銭 136円90銭 134円99銭 136円65銭
ポンド 1.6115 スイス 1.3465 A$ 0.6465 NZ 0.5780
ポン円 193.90 スイス円 89.35 A$円 77.75 NZ円 69.55
S&P 983 +3
ダウ工業 9186 +32
ナスダック 1714 −1
ロンドン 4100 +2
ドイツ 3405 −33
日経 9452 −159
トピックス 936 −6
香港 10183 −65

ドル円は、119.50−70と120.50−70のどっちが強いのテストをする週?ユーロは、どこまで回復できるのかテストする週?ユーロ円は136円台に乗せられるのか、133円台に落ち込むのかをテストする週?東京市場は普段から閑散なんだから、お盆になるともっと閑散?逆に活発?財務省と日銀は一生懸命ドル円を見なければならないのだろうから、お盆休み禁止?8月は意外と動くかもね?(8月4日月曜日)

オリックスの負け方が恥だということで話題になっている。ジャイアンツもガタガタである。横浜もひどいものである。阪神の強さを見ると、監督と言う人の存在がいかに大きいのかを実感させられる。オリックスは、イチローがいなくなって弱体化が始まった気がするし、仰木監督が退陣してからさらに弱くなった気がする。ジャイアンツは松井の穴を埋めた人がいるもののいまいちである。横浜は佐々木がいなくなり、権藤監督が去ってから弱体化がひどくなった。こういう一連のものを眺めて思うことは、運気の強い者を放出してはならないということだね。運気の強い者はプラス5となるが、運気の弱い者はマイナス3とかになる。だから、チームの総合力を考えると、運気の強い奴が弱い奴の運気を上昇させるような役割もあるわけで、売れっこをはずしてはならないということになる。運気の強い者はスター性を必ず持っている。スターに人も運も集まるのだと思う。

8月1日(金) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1235 1.1276 1.1135 1.1275
ドル円 120円55銭 120円69銭 119円80銭 120円15銭
ユーロ円 135円40銭 135円48銭 134円30銭 135円40銭
ポンド 1.6115 スイス 1.3645 A$ 0.6515 NZ 0.5840
ポン円 193.60 スイス円 88.05 A$円 78.25 NZ円 70.15
S&P 980 −10
ダウ工業 9153 −80
ナスダック 1715 −20
ロンドン 4098 −59
ドイツ 3438 −49
日経 9611 +48
トピックス 942 +3
香港 10248 +113

ユーロユーロ。1.1250から1.1170までは買いゾーンと考えていたので買ったのだけど1.1135まで叩き売られた時は、さすがにうなってしまった。前日のアメリカの指標でやられた向きが多いことから指標前に軽くしておこう、ショートにしておこうと考えた向きが多かったのはわかるのだが、時間的に早かったので、参ったのである。これは前回仕留めた1.1110をもう一度買うのか、1.1090で投げるのかとまで考え込んでいた。そこまで真剣に考えていたところまでは良かったのだが、その後、酒飲んで寝込んでしまい、上昇に入ってから叩き起こされた。私も年を重ねて、おじんなのである。結果的には、もっと1.11台を買っておけば良かったとなるのだが、相場にのめりこんでいれば、さらなる反落のことも考えなければならないのでなかなか思った通りにはできないのが真実である。まあ、来週にはまた1.13台に戻っていることだろう。

ドル円は、無理して高値で引けさせたようである。いつも通りである。どうも皆が騒ぐほどに上げられないでいる。渡辺のおっさんは、ここまで上がってもまだ円高だと言ってるね。喧嘩売ってる感じ?来週半ばくらいからドル円に出陣ってとこかなあ。ユーロ円は134円台に落ちてくれて、やっと面目躍如である。きつかったのは、137円台からなかなか落ちなかった頃である。(8月2日土曜日)

例えば、自分の子供がオウムみたいなところに入ってしまって、親が心配して、家に連れ戻したとしよう。成人ならその人の権利があるから親でも自由にはできない。ところが未成年の子供に対しても同じようなものなのである。つまり、逮捕しようと思えば逮捕されてしまうのである。罪状は、誘拐罪と監禁罪である。うそー、と思うだろうが、それが法律なのである。どうしてそういう法律なのか考えてみたが、親の中に子供に対して暴力や虐待をする親がいるからだと思った。子供の駆け込み寺みたいのもある時代だからね。何ともややっこしい時代なのである。

8月1日(金) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1235 1.1276 1.1135 1.1275
ドル円 120円55銭 120円69銭 119円80銭 120円15銭
ユーロ円 135円40銭 135円48銭 134円30銭 135円40銭
ポンド 1.6115 スイス 1.3645 A$ 0.6515 NZ 0.5840
ポン円 193.60 スイス円 88.05 A$円 78.25 NZ円 70.15
S&P 980 −10
ダウ工業 9153 −80
ナスダック 1715 −20
ロンドン 4098 −59
ドイツ 3438 −49
日経 9611 +48
トピックス 942 +3
香港 10248 +113