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過去のコメント集 2003年2月分

117円00銭の攻防は漫画的ですらあった。崩されても噂されていたストップなどなかったようだし、急落しなければ急反転するのが常であるがちっともそういう現象はあらわれなかったし、夜中になって時間差でそんな動きになったわけで、なんともチグハグな一日であった。弱そうに見える下値、重そうに見える上値、こういったものは日々変遷するからあまり信用しないほうが良いだろう。ユーロはもう複雑怪奇。お客に聞かれても、ちっともわからない、と答える日々が続いている。実際今のユーロの動きを解明できる人はあまりいないのではないか?(2月28日金曜日)

昨日都内に行ったがパレスホテルの弁当5千円にはびっくり。大手町にいて気分は疲れた。なんの運気もエネルギーも感じず、萎えてる印象ばかりが残った。人々の顔に笑みなど全くなかったよ。

2月27日(木) 始値 高値 安値 引け
ドル円 117.15 117.80 116.85 117.80
ユーロ 1.0785 1.0838 1.0735 1.0740
ユーロ円 126.25 126.82 126.11 126.55
ポンド 1.5780 スイス 1.3615 A$ 0.6050 NZ 0.5610
ポン円 185.85 スイス円 86.50 A$円 71.25 NZ円 66.10
S&P 837 +10
ダウ工業 7885 +80
ナスダック 1324 +21
ロンドン 3570 −23
ドイツ 2514 +64
日経 8359 +3
トピックス 819 +1
香港 9134 +18

東京は終日買っていて欧米は終日売っていたという印象。同業他社はどこもかしこもドル円のロングだらけで驚く。何でそんなに皆ドルを買うのが好きなのだろうか?当社は高金利通貨以外の買いを勧めてきていない。だが、ポンドは勧めていない。複雑怪奇な動きを見せるからということと私がポンドを好かないからである。ポンドポンドポンドとポンド3兄弟の歌でも作ってやろうかと思っている。3兄弟はユーロポンド、ポンドドル、ポンド円だ。大暴落を演じたポンド円も先日の183円台顔出し?で当面の底値達成と判断している。(2月27日木曜日)

法曹界批判をマスコミがするようになって時代も変わりつつあると感じている。司法試験合格者の数も相当に増やすそうだからやっと新風が入り込むのかもしれない。政界と同じで80歳になっても引退しない人ばかりいるからね。先日発刊された「裁判の秘密」洋泉社、という本は一読に価いしそうだ。著者は現役の弁護士なのだが、書き出しは「私はもう弁護士をやめたい」なのである。どうもまともな一般常識のある者にとっては耐えられない世界のようなのだ。質問事項が書いてあっていくつ答えられる?となっている。*なぜダラダラと10年裁判が続くのか?*状況証拠だけでは有罪にされないはずなのに、なぜ有罪になるのか?*裁判に勝っても権利が実現されないのはなぜか?*はじめに有罪ありきは、なぜ起きるのか?*裁判の多くは判決ではなく、なぜ和解で決着するのか?*偽証し放題を裁判所はなぜ放置しているのか?*行政訴訟は常に国側の勝訴になるのは、なぜなのか?*いつ迅速な裁判は実現されるのか?ってなことが書かれている。まあ、興味があったら読んでみたら?

2月26日(水) 始値 高値 安値 引け
ドル円 117.35 117.64 117.05 117.15
ユーロ 1.0765 1.0811 1.0730 1.0785
ユーロ円 126.35 126.61 126.06 126.25
ポンド 1.5840 スイス 1.3555 A$ 0.6075 NZ 0.5655
ポン円 185.55 スイス円 86.40 A$円 71.15 NZ円 66.20
S&P 827 −11
ダウ工業 7806 −102
ナスダック 1303 −25
ロンドン 3593 −28
ドイツ 2450 −35
日経 8356 −4
トピックス 818 −1
香港 9116 −32

誠にもってこの国ほど為替が話題になる国も珍しい。米ドル一辺倒、米ドルの傘の下の円経済が反映されている。民主党は円安派が多いので、財務大臣は質問に答えてるうちに何を語っているのかわからなくなったのかもしれない。マスコミの報道の仕方にも問題があるだろう。日銀総裁のコメントは物議をかもしだしたようであるが誠にもって正論である。異様な上値の重さの中、雀の下値つつきが続くと考えていたが、とんでもないことにカラスがやってきてブスブスと下値を突き刺していったという印象。ダラダラ落ちているのでいつまでたっても達成感が出てこない。買い方にとっては大変にきつい展開だ。何しろ買っても買っても回転が効いていないのが目に浮かぶ。下手にナンピンしてもすぐに下値に鞘寄せされてしまう。ロングのしこりが一掃されるのは115円を割る時だろう。それまでは投げないで我慢するのだろう。(2月26日水曜日)

ミサイルのことは漫画だね。アメリカも政府も事前に知っていたって?知らなかったマスコミがヒステリー?

2月25日(火) 始値 高値 安値 引け
ドル円 117.85 118.23 117.00 117.35
ユーロ 1.0800 1.0823 1.0742 1.0765
ユーロ円 127.30 127.73 126.06 126.35
ポンド 1.5740 スイス 1.3575 A$ 0.6055 NZ 0.5640
ポン円 184.75 スイス円 86.45 A$円 71.10 NZ円 66.20
S&P 838 +6
ダウ工業 7909 +51
ナスダック 1329 +6
ロンドン 3621 −80
ドイツ 2485 −86
日経 8360 −204
トピックス 819 −20
香港 9148 −91

 

ドル円に底値感が出てこないのは隠れ介入のせいだと思っている。市場のもつ自浄作用やリズムなどを崩し、しかも需給に微妙なバランスの変化をもたらす。悪いことに心理的な影響も大きく、市場は常にドル円のロング志向となっている。ユーロ円やポン円の大崩からドル円にもいつあのようなガラが到来するやも知れず注意信号のままだ。ただ勢いがあまり感じられないので上値の重さを維持しつつ下値を雀のくちばしのようにチョンチョン叩くような展開が続くか?太平洋はもみ合い突破の様相である。(2月25日火曜日)

イラクのこと、反戦のこと、援助のこと、いろいろ世間とマスコミは騒がしい。アメリカと同盟関係を維持するのか国民投票でもしたほうが良いのではないか?

 

月曜はゆっくり休みたいのに。床屋と私は休みなのだ。早朝からドル円は買われてるし、ユーロは売られているし。G7は平日にやってもらいたい。119円まで買われていたのは理解できなかった。金曜にどんなに頑張っても118.90越えられなかったからだ。118.12が大底だったとは思っていないが突っ込んで売ることもないって感じ。ユーロ円が売られる図式でドル円が上がるわけがないのに。ユーロにとって最大の売り材料はやはり金利だ。最近金利が下がる通貨はことごとく売られる。どこも日本のゼロに鞘寄せされてくるようだ。今週もポンドポンドポンドだろうか?お魚の歌がはやって、今度はおかずの歌が出るらしい。私は為替の歌でも作ろうかと思う。(2月24日月曜日)

財務大臣が元のことを持ち出そうとしてうまくいかなかった件について外交感覚がないなどと批判している新聞があった。私はそんなことはないと思う。大臣は正解だ。財務省が根回しをちゃんとしていなかったからうまくいかなかったのではないか?通貨も外交だからね。ドル円を上げて、中国やアメリカに問題の所在を知らせるなどというのはコストが高すぎる通貨戦略だ。中国がなかなか動かないのは、昔の日本を思い出せばよい。日本だって360から308円で、国は破綻するとか、国家の存亡だとか、喧嘩を売られたとか、さんざん騒いだではないか?中国だって初めての経験なのだから、抵抗するのは当たり前。

2月24日(月) 始値 高値 安値 引け
ドル円 118.70 119.00 117.58 117.85
ユーロ 1.0760 1.0806 1.0706 1.0800
ユーロ円 127.65 127.65 126.25 127.30
ポンド 1.5880 スイス 1.3560 A$ 0.6050 NZ 0.5655
ポン円 187.15 スイス円 86.95 A$円 71.30 NZ円 66.65
S&P 832 −15
ダウ工業 7858 −160
ナスダック 1322 −26
ロンドン 3701 −25
ドイツ 2571 −77
日経 8564 +51
トピックス 839 −1
香港 9239 −11

完全にドル円は圏外の動きになってしまった。何しろハイライトはポンドだ。ポンドドルもポンド円も200ポイントにのぼる棒下げとなった。ポンド円などちょっと先日198円台だったのに187円台である。ポンドも1.65台が1.57台だ。ポンドの外貨預金など水浸し?だからポンドは好かない。日本人にはむずかしすぎると思っている。ポンド円など市場が小さすぎて、ちょっと実需が入ると一方方向だし、ユーロポンドに荒らされるし。大体ポンド円など公式高値安値なんかわからないから5行くらいに聞かないとわからんのだ。値段なんてあってないようなもので好き勝手に出されても仕方がないというしろものだ。まあ、これは豪ドル円でもNZ円でもスイス円でも同じなんだけど。(2月22日土曜日)

2月21日(金) 始値 高値 安値 引け
ドル円 118.35 118.90 118.20 118.65
ユーロ 1.0825 1.0847 1.0749 1.0775
ユーロ円 128.10 128.75 127.78 128.85
ポンド 1.5785 スイス 1.3645 A$ 0.5975 NZ 0.5585
ポン円 187.30 スイス円 86.95 A$円 70.90 NZ円 66.25
S&P 848 +11
ダウ工業 8018 +103
ナスダック 1349 +18
ロンドン 3687 +29
ドイツ 2591 −33
日経 8513 −137
トピックス 840 −9
香港 9250 −139

うちの若いのがドル弱いっすねえなどと言うので、ポンドだよ、ポンドと答えた。それにしてもすさまじいポンドの崩落だ。世界中の通貨対ポンドって感じで叩き売られている。ドルは弱いと言ってもまだポンドの弱さに助けられているって感じ。もういいかげんいいところまで来たと思ってるけど。ドル円はまた隠れてコソコソやっているようだが、これは決して相場の安定にはならない。今度は市場が反発に向かった場合も上値が限られてくる。先日の121円台はまさにそれを証明している。需給はある程度操作できても市場心理は変えられない。需給の操作と言っても今や米ドルの命運はアジアが鍵を握っていると言われるくらいアジア、特に日本が注目されている。世界中に散らばったドルを全部買い集める気なのかね?先日も連銀の人が言ってたぞ。デフレ対策?どんどんお金を刷ればいいんだって。日本との大きな違いは米ドルは基軸通貨だってことだ。まあ外貨準備1兆ドル目標に買ってください。(2月21日金曜日)

2月20日(木) 始値 高値 安値 引け
ドル円 118.75 119.08 118.12 118.35
ユーロ 1.0745 1.0835 1.0744 1.0825
ユーロ円 127.60 128.22 127.53 128.10
ポンド 1.5940 スイス 1.3575 A$ 0.5985 NZ 0.5580
ポン円 188.60 スイス円 87.15 A$円 70.80 NZ円 66.05
S&P 845 −6
ダウ工業 7914 −85
ナスダック 1331 −3
ロンドン 3687 +29
ドイツ 2591 −33
日経 8650 −27
トピックス 849 −4
香港 9390 −37

突然閑散な相場に後戻りしてしまうのだから参る。夜中に下値トライして、下値確認にならずに突き抜けるか、急速に戻すかと思っていたのだが、下に落ちてそのまま潜水したままだ。想定外だ。クロス円の下げが収まったからこうなったのだろう。それにしても重い。ロングだらけという印象を持ってしまう。ユーロ?もう全然わからない。勝手に迷走していてくれという感じ。(2月20日木曜日)

先日の夕刊三面:女子中学生4人が強盗、千葉。ケーキ屋に強盗。薬局に強盗。マックに強盗。全部埼玉。コンビニに強盗。東京。驚くべきはこういう記事が毎日当たり前のように掲載されていること。そして皆慣れっこになってしまったが自分だけは大丈夫と思っていること。一体犬はどうしてるんだあ?みんな室内犬ばかりなのか?番犬はいないのかあ?

2月19日水 始値 高値 安値 引け
ドル円 119.10 119.22 118.57 118.75
ユーロ 1.0690 1.0766 1.0665 1.0745
ユーロ円 127.30 127.81 126.95 127.60
ポンド 1.5970 スイス 1.3675 A$  0.5945 NZ 0.5535
ポン円 189.65 スイス円 86.85 A$円 70.55 NZ円 65.75
S&P 845 −6
ダウ工業 8000 −41
ナスダック 1334 −12
ロンドン 3658 −71
ドイツ 2624 −115
日経 8692 −79
トピックス 856 −5
香港 9397 +13

再び予定通りでドル円クロス円共に反落。マスコミや業界の分析では塩川大臣の発言でG7での円相場を持ち出さないから介入の芽はなくなったとかで円高になったとなっている。私は全くそんなふうに解釈していない。そもそも121円台などふざけているわけで122円もグリコのおまけだと書いた。世界中でドルが全面安になる中、野中の一本杉のようにドル円だけが上がり続けるなどということはないのだ。ドル建て輸出ばかりの日本では再び黒字倍増になるのは必定だ。外貨預金や外債投資のクロス円の買いに釣られて投機の円売りが加速して入っていたにすぎない。だからひとたびどこかの水準でこれ以上買いたくないという人々が過半数を制すれば、後は買い方総崩れ総撤退となるのも自然の流れである。オージー円の72円近辺とかユーロ円の131円接近とかスイス円の89円とかポン円の198円台とかそもそもやりすぎたのだ。皆で買えば怖くないのたとえ通りの展開だったわけだ。あれが天井だったとも考えていないが本来落ちるべき時にタイムラグで延期されるとそのつけは怖いという証明がされただけである。塩川大臣の件は後講釈。マスコミは重いから落ちた、柿が熟したから落ちたとは書けない業界なのである。(2月19日水曜日)

榊原氏とは大体逆の論陣を私は張るのであるが、最近の彼のコメント、情報分析は的確だと思っている。私とほとんど同じ考えなので正直びっくりである。

2月18日火 始値 高値 安値 引け
ドル円 120.30 120.42 118.68 119.08
ユーロ 1.0710 1.0758 1.0678 1.0690
ユーロ円 128.85 128.95 126.95 127.30
ポンド 1.5905 スイス 1.3755 A$ 0.5897  NZ 0.5498
ポン円 189.40 スイス円 86.55 A$円 70.20 NZ円 65.45
S&P 834 +17
ダウ工業 8041 +132
ナスダック 1346 +36
ロンドン 3729 +37
ドイツ 2740 +31
日経 8692 −79
トピックス 856 −5
香港 9397 +13

予定通り。ドル円は上値限定、欧州通貨反落、クロス円反落となった。ドル円はジンクス通り再び私の指値120.80の手前でユーターンすることになった。ドル円はイラク情勢とは無関係だと思う。開戦が近くても121円台に上がったわけで、延期となれば普通は上がるがそうならない。管理された相場だから次第にいびつになってくる。ユーロはさらなる反落があるほうが理想的。(2月18日火曜日)

低格付けの社債まで売れまくっているそうだ。なぜか、あのダイエーですらつぶれなかった。再生機構なんてものができたからゾンビ企業存続の可能性大。国債?バブルどこ吹く風?他に投資がない?ドル円?落ちても財務省が買ってくれる、つまり何が起きているのかというと、見かけ上リスクがリスクでないように見え始めてしまっていることだ。金融社会主義が現在の日本を覆っている。そこには市場への挑戦のようなものが見受けられる。現状はエコノミストもアナリストも不要という時代である。そのつけもいずれ払わされるものだと考えている。

2月17日 始値 高値 安値 引け
ドル円 120.35 120.78 120.00 120.30
ユーロ 1.0785 1.0785 1.0675 1.0710
ユーロ円 129.80 129.83 128.48 128.85
ポンド 1.5955 スイス 1.3730 A$ 0.5895 NZ 0.5490
ポン円 191.95 スイス円 87.60 A$円 70.90 NZ円 66.05
S&P 834 +17
ダウ工業 7908 +159
ナスダック 1310 +33
ロンドン 3692 +80
ドイツ 2708 +34
日経 8771 +70
トピックス 861 +3
香港 9383 +182

クロス円はやっと調整局面を迎えたようである。ポンド円が引き金になった感じだ。多少なりとも調整安に進むほうが妥当だと思われる。よってドル円だけは上値に限界があるのではないか?金がズタボロであるが、ユーロもある程度鞘寄せされるだろう。(2月17日月曜日)

世界で反戦運動がすごいね。ベトナム戦争以来と言うのはなつかしい感じだ。昨日野党も戦争反対と言ってたね。政府が同調すべきなのか大変にむずかしい。アメリカへの説得工作も今やってるくらいが限界だろうし。戦争反対でもいいのだけどアメリカとの同盟を堅持しないで、北朝鮮のこと世間はどうしたいのだろうか?話が通じない相手に素手で立ち向かうのだろうか?アジア最強の軍隊を日本は持ってるけど(陸軍を除く)宝刀を抜けないのだから、どうするんだろう?原爆落とすかもしれない相手とアメリカ抜きで対峙するのかね?正論が通れば苦労はしないと思うよ。

2月17日 始値 高値 安値 引け
ドル円 120.35 120.78 120.00 120.30
ユーロ 1.0785 1.0785 1.0675 1.0710
ユーロ円 129.80 129.83 128.48 128.85
ポンド 1.5955 スイス 1.3730 A$ 0.5895 NZ 0.5490
ポン円 191.95 スイス円 87.60 A$円 70.90 NZ円 66.05
S&P 834 +17
ダウ工業 7908 +159
ナスダック 1310 +33
ロンドン 3692 +80
ドイツ 2708 +34
日経 8771 +70
トピックス 861 +3
香港 9383 +182

ドル円は120円がかろうじて防衛されたという印象。120.85へ戻したのはただのフライング。ショートがあまりいないから急伸せず。イラクでたいして売られていないから逆の話でもたいして上がらないと思われる。つまり管理されてしまった相場とはそんなものである。そのうち積もった雪の重みで屋根は崩れる。市場はポンドの話題で持ちきりだ。(2月15日土曜日)

人民元なるものを調べていて思ったね。あれはひどい。二重相場だし、あれだけの外貨準備を保有していてあの成長率で固定相場?ドルにリンクしているから財務省がドル円だけ何とかして持ち上げたいとしているのがわかる。だが本末転倒だ。ドル自体が世界中で余り余っている。きちんと通貨外交をすべきだね。中国もどうせやるなら早く金融自由化すべきだね。経済と製造が上海の高層ビルでも金融は裏町の屋台という感じ。日本の360,308,175,270,80,145,120への道筋を思い出していた。ドルが下がるたびに国家経済と貿易は破綻と騒がれていた。だが実態はまったく逆で産業構造の変化や競争構造の変化などで結局は国は強くなっていった。

2月14日 始値 高値 安値 引け
ドル円 120.60 120.85 120.10 120.35
ユーロ 1.0830 1.0850 1.0773 1.0790
ユーロ円 130.60 130.60 129.58 129.85
ポンド 1.6145 スイス 1.3620 A$ 0.5920 NZ 0.5527
ポン円 194.25 スイス円 88.35 A$円 71.25 NZ円 66.50
S&P 834 +17
ダウ工業 7908 +159
ナスダック 1310 +33
ロンドン 3611 +1
ドイツ 2674 +119
日経 8701 +102
トピックス 858 +5
香港 9201 +28

恐るべきドルの弱さである。クロス円の円売りがなければ今頃はるか下。122円はグリコのおまけどころか玉手箱。日本の輸出産業も今頃ドル建てでなくてユーロ建てばかりだったら大もうけだろうにね。ドルを持ちたがるのは日銀だけでいいんじゃないの?たまげたユーロの腰の強さ、この資本移動は並みの規模じゃないね。アメリカから欧州への資本回帰も?(2月14日金曜日)

会員にRSIってナンですか?と聞かれたので、私は苦虫をつぶした顔をしながら、私が大嫌いなテクニカル指標で、大嫌いなら見なければいいのに、横目でちらっと見てしまって、触っては大やけどをしてしまうような指数。おいしそうな毒饅頭と述べた。

2月13日 始値 高値 安値 引け
ドル円 121.45 121.47 120.23 120.60
ユーロ 1.0710 1.0859 1.0705 1.0830
ユーロ円 130.05 130.77 129.77 130.60
ポンド 1.6190 スイス 1.3555 A$ 0.5955 NZ 0.5540
ポン円 195.25 スイス円 89.00 A$円 71.80 NZ円 66.80
S&P 817 −1
ダウ工業 7749 −8
ナスダック 1277 −1
ロンドン 3610 −5
ドイツ 2555 −16
日経 8600 −65
トピックス 853 −4
香港 9173 −141

昼間は静かに値を消していたような印象。それがニューヨークが来てからは、ダンプで突っ込んできたような喧騒さでグチャグチャ。結局一日を通して方向感が全く定まらなかった印象が強い。オージー円とキューイ円の買い疲れ感が目立つ。皆金の暴落振りに息を潜めてしまったという感じ。(2月13日木曜日)

友人の話だとアメリカで健康食品が一大巨大マーケットに育ったのは医療費の負担の重さが原因だったと言うね。病気になる前に防ごうという動きだ。日本も2割だ3割だとか言ってるけど、いずれ半分自分で払えと言うに決まっているから、医療費がぬれたタオルのように締め付けてくると思われる。(これうちのCMじゃないからね。)

2月12日 始値 高値 安値 引け
ドル円 121.05 121.47 120.46 121.45
ユーロ 1.0735 1.0771 1.0703 1.0710
ユーロ円 129.95 130.28 129.48 130.05
ポンド 1.6160 スイス 1.3715 A$ 0.5875 NZ 0.5480
ポン円 196.25 スイス円 88.55 A$円 71.35 NZ円 66.54
S&P 818 −11
ダウ工業 7758 −85
ナスダック 1278 −17
ロンドン 3616 −53
ドイツ 2571 −55
日経 8664 +179
トピックス 857 +14
香港 9314 +120

東京の休日に買いを仕掛けるのはいつものこと。だが、実態をまったく伴っていない買いと判断した。いわゆる財務省の言う投機的動きってやつだ。122円以上はグリコのおまけみたいなものだと考えて行動したほうが良いだろう。ユーロのしぶとさにはびっくり。1.06台に入ったから当然上げの基点である1.0640を目指すのかと思った。各種の発言があったもののあまりの戻りの早さにトレンドはフレンドであることを証明したような印象。それにしてもアメリカ良くないなあ。(2月12日水曜日)

いつも私は対米批判をよくする。だが、現在の四面楚歌状況に陥ってるアメリカを見ると、ここは日本は絶対に同盟国としてアメリカを支えるべきだと考える。ロシアやドイツは知らないが、フランスあたりが演技をしているという話には納得できないなあ。NATOの存在って日本人が考えている以上だよ。世論の多数が戦争反対とか言ってるが、世論は後の責任はとらないからね。私も別に戦争大賛成とは考えないが、日本人以上に義理人情を重んじるアメリカ人にはここで絶対に顔をたてておかなければならない。なんだかんだと言ってもアメリカ抜きで日本はやっていけない。それが嫌なら中国に急接近しなければならない。どっちにしても日本は選ばなければならない。欧州についても無意味だと思う

2月11日 始値 高値 安値 引け
ドル円 121.30 121.78 120.92 121.05
ユーロ 1.0730 1.0763 1.0665 1.0735
ユーロ円 130.10 130.30 129.62 129.95
ポンド 1.6190 スイス 1.3670 A$ 0.5915 NZ 0.5505
ポン円 195.95 スイス円 88.55 A$円 71.60 NZ円 66.65
S&P 829 −7
ダウ工業 7843 −77
ナスダック 1295 −1
ロンドン 3669 +90
ドイツ 2627 +41
日経 8484 +36
トピックス 842 +3
香港 9194 −37

ドル円はやっとモヤモヤから抜けたという印象。玉がほぐれつつあることから今後の活発な値動きに期待したい。ドル円の今上げている姿はまったく実態がないので、いずれこけるための上げと見ている。祝日前に海外が買いで仕掛けるのはこの2年ほどの流行である。ユーロについては、金の方がまだちゃんと価格調整が行われているわけで、それと比較すると調整不足は否めない。さらに下げて当然と思っている。(2月11日火曜日建国記念日)

http://forexpress.com/mag/book.htm この会社がありがたいことに私の著書を推奨してくれている。推薦のコメントが大変に良く、どなたが書いてくれたのかわからないけど大変にうれしく思っている。発刊からもう5年くらいたつんだけど、今の日本の状況、金融界の情勢が遅ればせながら私が述べてきたようになってきたと言うことだろうと思う。リストラの類や撤退は当時はまだはやっていなかったのだ。私は榊原のおっさんの本の題名のように為替がわかれば世界がわかるなんて考えたことはない。そんなうぬぼれはない。28年もやってきてまだまだ克服することが多く迷いの世界だ。だからこそ挑戦のしがいがあるんだ。また藤巻君のように200円になると言って煽る気もない。派手で格好よく見えるかもしれないけど、そういった予測と日々の相場に勝つこととは別次元の話だと思う。マスコミ受けと相場の世界で生きていくことは全く性質が異なると考えている。うちの会員の質はすごく高いと言われていて大変にうれしく思っている。それは、私も彼らと同じように一緒に学んでいくという考えが根底にあるからだと思う。今や私が会員の人にどう思う?と逆に聞くくらいである。会員の人の相場予測があっているならばそれにつくのは当然ではないか?勝ってる人こそプロなのである。

2月10日 始値 高値 安値 引け
ドル円 120.27 121.39 120.26 121.30
ユーロ 1.0820 1.0829 1.0725 1.0730
ユーロ円 130.15 130.45 130.05 130.10
ポンド 1.6255 スイス 1.3675 A$ 0.5905 NZ 0.5500
ポン円 197.15 スイス円 88.70 A$円 71.60 NZ円 66.70
S&P 836 +6
ダウ工業 7920 +55
ナスダック 1296 +14
ロンドン 3579 −20
ドイツ 2586 +16
日経 8484 +36
トピックス 842 +3
香港 9233 +83

金曜にドルが売られたり、月曜にドルが買われるといった相場展開が長いこと続いている。イラクイラクで市場の頭の中はごっちゃになっているようだ。これだけの大材料になってしまっていて、しかも時間ばかり経過してしまっているので、開戦で相場が噴いたら終わりかもね。ドル円もユーロも200ポイント幅での往来で皆疲れ果ててしまったようである。(2月10日月曜日)

フグの養殖が盛んなようで、5千円で飲み物付で食べられるようになったようだ。だが本物のフグ自体は九州でも2万円くらいするらしい。問題はこの養殖。大量に飼育できるのだが、餌を苦労して探す必要はないし、敵もいないから猛毒も不要になってくるわけで、遺伝子というか何だか別な魚に変身しつつあるという話が流れている。と言うわけで知らないところで知らない物を食べているわけで怖いと思う。

ドル円はちょっとひどい相場展開だ。今週は連日の高値120円台安値119円台引け値は交互に120円台と119円台。120.93−119.05のレンジでほとんどが120.35−119.55。昔日銀にいる友人に、動かない相場でこんな往来相場ばかりじゃやってられないとブツブツ言ったことがある。その時、堀内さん、そんなにディーラーたちにやる気を起こされてもこまるんですよ。あなた方がイライラする閑散相場は我々には幸せの日々なんだからね、と言われたことを思い出してしまった。ユーロも動く枠が拡大されただけだし。毎週金曜日は同じような展開だなあ。(2月8日土曜日)

2月7日 始値 高値 安値 引け
ドル円 119.85 120.43 119.59 120.25
ユーロ 1.0825 1.0838 1.0730 1.0820
ユーロ円 129.75 130.28 129.15 130.15
ポンド 1.6310 スイス 1.3560 A$ 0.5900 NZ 0.5475
ポン円 196.10 スイス円 88.70 A$円 70.95 NZ円 65.85
S&P 838 −5
ダウ工業 7864 −65
ナスダック 1282 −19
ロンドン 3599 +2
ドイツ 2569 −80
日経 8448 −36
トピックス 839 −1
香港 9150 +24

昨日は終日ほとんど取引をしなかった。その前の晩の乱高下の動きから見て死傷者多数と感じたのでそんな荒野の市場に乗り出して行って足なんか引っ張られるのは嫌だったからだ。英中銀と欧州中銀が全てだったが、だからと言って活況とはほど遠い市場だったと思う。ポンドがらみだけが活況で後は適当にお茶を濁された印象。ドル円はあまりに120円台に滞空できないのでその頭の重さにほとんどあきれている。(2月7日金曜日)

先日、助成金のWEBを見ていて、何だかお金をもらえそうなので、問い合わせて見た。20代の若手を3人入れたので、ビジネス拡大の目的ならばお金をもらえる感じだったのだ。それで問い合わせたら、1年前に法律が変わって、20代は駄目で30歳以上となったんだそうだ。あれえ、おかしいなあ、若年層の失業率が高いから何とかしなければとか言ってなかったっけ?採用もハローワークを通していないと駄目ということだった。まあ、これはわからんでもない。しっかり法規制がされているようでところがそうでもないんだ。どこかぬけていて、助成金詐欺は横行している。新聞に出るのは氷山の一角。抜け穴が多いもの。

2月6日 始値 高値 安値 引け
ドル円 120.05 120.26 119.57 119.85
ユーロ 1.0780 1.0865 1.0765 1.0825
ユーロ円 129.40 130.10 129.17 129.75
ポンド 1.6375 スイス 1.3550 A$ 0.5915 NZ 0.5490
ポン円 196.25 スイス円 88.45 A$円 70.85 NZ円 65.80
S&P 838 −5
ダウ工業 7929 −55
ナスダック 1301
ロンドン 3597 −82
ドイツ 2649 −77
日経 8484 −65
トピックス 839 −5
香港 9126 −54