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過去のコメント2002年7月分

うーむ。ちょっと驚き。北朝鮮韓国で円安にならない??今は有事のドル買いなんて雰囲気ではないことはわかってるが、隣のゴタゴタが影響ゼロ?こりゃドルの重さというか、センチメントはとんでもないものだ。昔なら1円以上上がっていたニュースだね。解決されても50銭ってとこ。手の込んだ介入も、120円台で指値をしておけば良かったと皆に後悔させる有り様。日銀もあまりにいつも出てくると、三菱銀行なんかと同じに見られるようになってくる。それにしても介入がなければ、動かない市場とは一体なにもの?(7月1日月曜日)

アメリカの雑誌の自動車の品質のランキング。トヨタとホンダがダントツで1位と2位、GMが3位、BMWとポルシェが4位5位。日産、三菱、マツダ、ダイハツ、スズキのランキングはすごく下。ベンツもすごく下。韓国製もすごく下。ただ品質が良いと言うことと売れ筋というのは、購買者の好みもあって、別物らしい。

あらゆる指標が売られすぎを示していたので、ある程度の戻りは予測できた。120円台に何とか乗せたが、誠に何とか精一杯のアップアップという印象である。朝鮮半島のことでどうして反応しなかったのか考えてみた。これは単純に市場のショートがあまりないからではないのかという結論になってしまう。120円台に乗せてポイントポイントでストップがあると思って、買い上げても息切れすると考えられる。ユーロは久しぶりに弱いと感じられた。弱いと言うより、一休みをしたがっているようである。(7月2日火曜日)
119円55銭 120円18銭 119円26銭 119円65銭
0.9920 0.9974 0.9861 0.9915
118円55銭 119円00銭 118円37銭 118円65銭
S&P 968 −21
ダウ工業 9109 −133
ナスダック 1403 −59
ロンドン 4685 +29
ドイツ 4366 −16
日経 10595 −26
トピックス 1028 +4
香港 10598 +80
シンガポール 1550 −2
上がったのは上がったのであるが、前日同様で、上がった後、はしごの下を眺めると誰もいなかったと言うような状況が続いている。何しろ落ちるとなるとダラダラ全く下げ止まらない。ユーロも全く同様である。下がっては見るものの、あれっと気がつくとまた戻しているという状況。今の市場のセンチメントを表している。ドルの買い方の方が投機で買っているだけのようで、資本の動きはまだ続いている。世界中の株価が変調である。(7月3日水曜日)

昨日新聞のコメントでおもしろいのがあった。その記者がシアトルの野球の試合を見に行ったそうである。一般観客席にビルゲーツがいて、他の人同様に野球を普通に楽しんでいたのだそうだ。大株主らしいのだが、来賓席にすわっているわけでもなし、つきそいの人がいるわけでもなし。それでマイクロソフトとビルゲーツへの見方がすっかり変わったと書いてあった。

119円65銭 120円75銭 119円65銭 119円90銭
0.9915 0.9919 0.9799 0.9860
118円65銭 118円73銭 117円82銭 118円25銭
S&P 948 −21
ダウ工業 9007 −102
ナスダック 1357 −46
ロンドン 4546 −139
ドイツ 4195 −170
日経 10622 +27
トピックス 1029 +1
香港 10491 −107
シンガポール 1552 +2
同じ事を二日連続で踏襲するとは驚き。違いは、上げた高値が違うこと、落ちた時間帯が早かったこと。相変わらず私はベアであるが、それでもこの弱さは意外である。考えてみたら、テロの可能性のある前にドルを買ったり、株を買うほどリスクが高いことはないからだろう。あれだけ騒いでいれば、平穏に通過する可能性は高いもののあってからでは遅いからストップは必要だ。独立記念日以降でも上昇に転じる事ができなければ、いよいよもっとおかしいと思うべきである。(7月4日木曜日)
119円90銭 120円58銭 119円62銭 119円80銭
0.9860 0.9870 0.9765 0.9810
118円25銭 118円25銭 117円25銭 117円50銭
S&P 954 +6
ダウ工業 9054 +47
ナスダック 1380 +22
ロンドン 4392 −154
ドイツ 4138 −58
日経 10812 +190
トピックス 1044 +15
香港 10579 +87
シンガポール 1583 +31
何も起きないだろうと皆考えていても、それでももしかして?と思ってしまうのは人間の常にして、そういった心理的影響が深く相場に影響を与えていたと思われる。金曜のドル円の動きは注目である。実際にはテロがなくなったわけでもないのに、7月4日が無事に過ぎたということがどういう影響を与えるのか注意しておきたい。ユーロは、97.50でブロックされているが、これが当面の底になるのか、もう一段の押し目があるのかも今後の趨勢には大事である。(7月5日金曜日)
119円80銭 120円44銭 119円80銭 120円03銭
0.9810 0.9820 0.9747 0.9795
117円50銭 117円72銭 117円15銭 117円55銭
S&P 954 +6
ダウ工業 9054 +47
ナスダック 1380 +22
ロンドン 4471 +79
ドイツ 4258 +120
日経 10632 −180
トピックス 1033 −11
香港 10765 +186
シンガポール 1598 +15
無事に独立記念日を通過したことは株式市場では好感されたが、ドルには全く影響がなかったと言える。ベアな私ですら、辟易するドルの弱さである。なんだか染み出すようにお金が流れている印象がある。財務大臣の115円死守発言は、尊重はするものの彼が為替水準を決められるわけではないことを頭に入れておこう。今後多少反発して上げるかもしれないが、ドル円もユーロドルもドルが底値をつけたとは全く考えていない。上げても本格的反騰とは思わない方が良いだろう。(7月6日土曜日)

ちょっとあまりきれいな話ではないが、雑誌に載っていた話。今年は雨が多いのだそうだが、大雨になると東京湾は汚いのだそうだ。大雨で処理場の能力を越えると、未処理の汚水をそのまま放水するのだそうだ。下流や河口は汚いのだそうである。だからお台場に人口海浜ができたらしいが、大雨の後にそんなところでウインドサーフィンや水遊びをやるのは、本当はばっちいことらしい。

120円05銭 120円65銭 119円86銭 120円40銭
0.9795 0.9795 0.9718 0.9730
117円55銭 117円55銭 116円71銭 117円15銭
S&P 989 +35
ダウ工業 9379 +324
ナスダック 1448 +68
ロンドン 4615 +144
ドイツ 4483 +224
日経 10826 +193
トピックス 1042 +9
香港 10806 +41
シンガポール 1641 +43
お膝元でドル円が落ちるとはね。いろいろ財務大臣の発言で売られたように言われているが、あまりそうも思っていない。アフガニスタンがやはり引き金だと思う。売り材料が一つ増えている。121円すら回復ができなかったことから、売りがいかに多かったか証明していた。だから下がれば下がるほど売りが売りを誘発する需給になっていたのではないか?委託介入も何度もやれば誰も気にしなくなるだろうし。財務大臣の件は、市場に115円まではゴーだと思わせてしまった可能性は否定できないけどね。(7月8日月曜日)
げに恐ろしげは、介入期待。落ちた理由は後付けだろうと察する。きっかけにはなったことは確か。感覚的には、皆で120円辺りの重い神輿をかついでいたが、上に乗っている人たちが多すぎて、もう重くて持てないよとぼやくかつぎ手が、一人減りニ人減りして、最後は神輿が崩れてしまったというところ。介入は次第に心理戦に入ってきているようだ。今やってもおそらく成功度は低いと思われる。どこまでひきつけるかというところ。ショートは少ないと判断している。115円を崩されると、過去2年ほどの介入神話が崩れ去ることになるだろう。(7月9日火曜日)

宇都宮の主婦殺害事件には驚いた。隣の62歳の男が猟銃で主婦を殺害して自分も自殺した事件であるが、警察に通報して、3人も警官が来ていて、奥さんは被害妄想だと述べていたというのだから怖いね。隣の62歳の男の方が精神に異常をきたいしていたわけだ。この主婦は今までの隣の男の不可思議な言動を全てテープにとっていたので実態が判明したということ。最近、警察に頼んでも全く役に立たないニュースが多く、我々はアメリカのように自己防衛に走るしかないようである。恐ろしいのはこのニュースが三面記事でも片隅であったことだ。10年前なら三面記事のトップだったと思う。

120円25銭 120円25銭 118円39銭 118円40銭
0.9735 0.9906 0.9735 0.9905
117円10銭 117円47銭 116円67銭 117円25銭
S&P 977 −12
ダウ工業 9274 −105
ナスダック 1405 −43
ロンドン 4601 −14
ドイツ 4442 −41
日経 10769 −57
トピックス 1033 −9
香港 10803 −3
シンガポール 1621 −20
昨年と今年の差。ドルが全面安であること。大きく上下動を繰り返したが、今回はお祭り騒ぎが、介入の時だけであって、介入がなければ静かなものであること。大きくなかなか崩れないから、いつまでたっても底値が見れない。介入の事もさすがに皆以前ほど気にしなくなってきているので、その点だけは注意したい。染み出すような買い方の投げがいつ総崩れになるかが鍵だと思われ、その頃初めて底値感が台頭することになるだろう。(7月10日水曜日)

先日の名古屋の一歳の赤ちゃんを餓死させた24歳の女が逮捕された事件は、うんざりしてくる。最後の5日間はお茶だけだと言う。それでいてこの母親は自分は食事しているわけで、何ともやるせない。そして、これまた記事が嫌に小さいのが気にかかる。

118円40銭 118円96銭 117円72銭 118円00銭
0.9905 0.9952 0.9870 0.9935
117円25銭 117円56銭 116円87銭 117円25銭
S&P 952 −24
ダウ工業 9096 −179
ナスダック 1381 −24
ロンドン 4543 −58
ドイツ 4369 −72
日経 10960 +191
トピックス 1050 +16
香港 10843 +40
シンガポール 1645 +24
下の表は全部真っ赤である。それにしても今年は本当に株式市場にとっては暗黒の年のようである。東京株式はまだ良い方ではないか?注目を浴びている米株であるが、底値接近世紀の買い時なんて声もあるが、上がってもそれは一時的なことだろう。私の過去1年のベアスタンスは全く変わっていない。117円台のドルは絶好の投資機会であるとの声もちらほら聞こえるが、金利ももらえないものがどうして投資なのかよく理解ができない。総投げが起きない限り、大底はつけられない。財務省が115円台を死守しようとすることは間違いがないだろうが、果たしてそれが大底になるかどうかは絶対的なものとは言い難い。現在のアメリカの状況を見て、どうしてファンダメンタルが良いと言えるのだろうか?国運はピークアウトしているのである。それはそれとして、昨晩の下げは、ドル円単独の売りと言うより、高金利通貨の対円の投げの影響の方が大きかったと思われる。それにしても年金とか生保とかやたら沈黙が目立つ。(7月11日水曜日)

日本の国民の平均年齢が41歳で世界最高って知ってた?これが良いことなのか良くないことなのか歴史の審判を待つしかあるまい。ひとつ言える事は、子供のいない国というのはやはり暗い。子供一人産んだら、毎月5万円あげるなんて言ったら皆元気になるのではないか?

118円00銭 118円33銭 117円37銭 117円65銭
0.9935 0.9970 0.9857 0.9885
117円25銭 117円50銭 116円25銭 116円30銭
S&P 920 −32
ダウ工業 8813 −282
ナスダック 1346 −35
ロンドン 4420 −123
ドイツ 4190 −180
日経 10752 −208
トピックス 1037 −13
香港 10787 −56
シンガポール 1631 −14
東京市場の昼寝にも弱ったものであるが、東京時間に昼寝しておかないと体が持たないのも確かだから文句を言うのはやめておこう。昨日は完全に円独歩高だったので、さすがに財務省も出てくるのかと錯覚した。出ても勝ち目がないと考えているのかもしれない。今年は介入を早くやり始めたのが失敗だったと思う。125円の頃でもまだアメリカのファンダメンタルは良好だと言い張っていたのを覚えているだろうか?経済とは数字や指標だけでは測れないという証明ではないだろうか?こうなってくると、115円台で大規模介入をする公算も高くなっているが、すでに最初の介入からすごく落ちている事から、信頼度ははるかに落ちてしまったと言えよう。下げ相場の怖さを一気に見せ付けてくれていると言える。それにしても、前回の委託介入について、どうして協調介入にもっていかなかったのだ?というような質問が政治家から出てくる辺り、財務省もかわいそうと言えばかわいそうである。協調介入なるものは相当な暴落とか暴騰とかにならないと可能性は薄いのである。しかも、介入で相場操縦ができると考えているのは日本だけなのだから話にならないと思う。成功体験より失敗経験の方が多いのが為替市場の介入なのだ。金曜日だから何かするかもしれないから注意はしておきたいが、昨年の安値115円80銭に刻々と迫っている。(7月12日金曜日)
117円65銭 117円93銭 116円50銭 116円95銭
0.9885 0.9940 0.9835 0.9890
116円30銭 116円70銭 115円25銭 115円75銭
S&P 927 +7
ダウ工業 8801 −12
ナスダック 1374 +28
ロンドン 4230 −190
ドイツ 4118 −71
日経 10485 −267
トピックス 1017 −20
香港 10558 −229
シンガポール 1608 −23
いぶかるのであるが、多分、金曜は介入でもするつもりだったのではないか?ところが安値を更新しても、なんだか商いは厚くない感じで活況相場とは言いがたいので、介入しようにも手が出なかった?株式市場の混迷さはさらにひどくなってきており、為替市場どころではないという印象である。昨年の9月以来の安値圏に位置していて、しかも連日円高が進んでいるにも関わらず、この静けさは何だろう。感ずるに、日本人の多くがまだドルを大量に保有している、外貨を大量に保有しているが、投げるに投げられず、じっと穴の中で台風が過ぎるの待っているようなところである。ところが、外では台風など来ておらず、ジトジトとして梅雨の雨音しか聞こえないってところか。来週以降反発局面も到来するだろうが、所詮反発は反発であって昨年の様相とは大きく異なることを覚えておく方が良いだろう。年末にはドルが上がっているなどという予想もあるが、その年末なる時期までにどの水準まで下がっているのか不明な状況では今考えても仕方がなかろう。(7月13日土曜日)
116円95銭 117円24銭 116円45銭 116円85銭
0.9890 0.9924 0.9853 0.9910
115円75銭 115円88銭 115円18銭 115円80銭
S&P 921 −1
ダウ工業 8684 −117
ナスダック 1373 −1
ロンドン 4224 −6
ドイツ 4131 +12
日経 10601 +115
トピックス 1019 +2
香港 10648 +89
シンガポール 1614 +6

(7月15日月曜日)

朝からドル円は動意が薄いようである。相場は介入がない方が戻ると思う。介入の思惑がなくなれば正常な需給状態に戻る。今は期待はずれと願望のみ市場を支配している。だから介入で戻ったらそれはただの一時的アヤだろう。本日は珍しく東京で買いが先行していないで売り先行である。本日も下げると6日続落となる。

ダラダラ落ちてるだけ。活気などまったく感じられない。介入もなかなかむづかしそうだ。まずドルが全面安だからその中でドル円だけ上げようとすることが可能かどうかということ、欧州通貨に対しては円は安い、それでも介入しようとするのだろうかということ、活気がない下げ相場をテコ入れして上昇相場に持っていけるのかということ、これらがポイントだろう。リズム的にニューヨーク時間の遅い時に必ず上昇している。これはポジション整理が進んでいることを表している。よって再び昨晩つけた安値が底値である確証はない。ユーロ?もう1ドル乗せてしまったからね。別にコメントは必要ないだろう。ドルの行方はポンドを見なければならない。資本の流れでは英米の密の深さは相当なものである。イギリスのお金がアメリカから出て行くときがいつもアメリカがガタンとなるのは歴史的事実である。アメリカにドルをテコ入れしてもらおうと考えるならば、日本がアメリカの赤字の補填役をやっている限り無理だと思う。(7月16日火曜日)

昨日、四国のお客と会うのに都内に出た。初対面はハワイの服ではまずいので背広を着ていった。都内で夏に背広を着るのはあかんよ。むちゃくちゃ暑いではないか。あれでは冷房ガンガンかけなければならないだろうから、ヒートアイランドは避けられないよ。やはり日本の夏には、7−8月、男子は背広禁制。着たいなら白の麻の背広だけ許可。暗い服は、はたから見ても暑苦しいからね。もしくは、日本男児は全員、わが日本の誇るユカタではどうか?

116円85銭 117円20銭 115円65銭 116円40銭
0.9915 1.0089 0.9915 1.0035
115円80銭 117円09銭 115円45銭 116円80銭
S&P 921 +1
ダウ工業 8639 −45
ナスダック 1382 +9
ロンドン 3994 −230
ドイツ 3912 −218
日経 10375 −226
トピックス 1000 −19
香港 10581 −66
シンガポール 1609 −5

7日続落。毎日同じ展開。東京時間。強そうだが全然強くない。午後になると売りが優勢となる。欧州時間。ほとんど売りで参戦する。ほとんど安値をつける。ニューヨーク時間:午前中は欧州に追随して売り気配で推移する。午後になると必ずドルが戻す。大体高値圏で東京にバトンタッチをする。この一連の流れがいつ断ち切られるか注目している。注目されている米株であるが、私の予想値の8200台には先日到達した。そして、現在は相当な大商いで下げ相場になっている。だから現状は大底とは言いがたいが、一時的な底値に位置していると考えられる。(7月17日水曜日)

昨日の「宝島」の新聞掲載の大広告見た?ああいうブラックジョークができる会社がまだいるってことは今の日本には救いだと思う。何書いてあったか書いてもいいが、直接あの大広告は読んだほうがいいね。政治家も「宝島」の提言を受け入れたら、最高だ。それにしても衆議院議員500人なんて必要なのかなあ。

116円40銭 116円46銭 115円50銭 115円95銭
1.0035 1.0148 1.0035 1.0115
116円80銭 117円50銭 116円57銭 117円30銭
S&P 901 −17
ダウ工業 8473 −166
ナスダック 1375 −7
ロンドン 3994 −230
ドイツ 3912 −218
日経 10250 −125
トピックス 985 −16
香港 10421 −160
シンガポール 1585 −24

東京で上げても知れてると思っていたし、午後から売られることもある程度予見できた。下げがそれほどでもなく反転上昇も予想の範囲内だった。驚いたのは、116円80銭に接近したものが、再び116円割れ寸前にまで落ち込んで、その後さっぱり上がらなくなってしまったことだ。何とか8日ぶりの小反発になったが、恐ろしくドルが弱いことを実証してしまっている。本来115円なんて数字ならば、もっと売買が激しかったり、いろいろすると思われていたのが、まったくの閑散、そして無秩序にもさっぱりならない。今回は115円50銭が底値になるかもしれないが、大底になるとは考えにくい。(7月18日木曜日)

中国がうなぎの輸出に一生懸命らしい。ラジオによると、金額的に中国の漁業輸出の内、うなぎは高価なので6割になるそうだ。すっかりホウレン草で信用をなくしてしまっているからどうなのかなあ。例のホウレン草で考えたのだが、高級料理店ならともかく、弁当の類やコンビニの類でホウレン草が入っていても我々にはどこの産なのかわからないね。中国政府は今回の問題を真剣に対処すべきだ。食べ物においては日本は巨大な市場なのだし、これほど品質にこだわる国はないのだから、一度信頼を失うとなかなか戻らないと思うよね。

115円95銭 116円75銭 115円63銭 116円30銭
1.0115 1.0162 1.0032 1.0070
117円30銭 117円62銭 116円95銭 117円10銭
S&P 906 +5
ダウ工業 8542 +69
ナスダック 1397 +22
ロンドン 4190 +169
ドイツ 4092 +115
日経 10296 +46
トピックス 988 +4
香港 10335 −86
シンガポール 1583 −2

介入しなければ意外と戻るものだと書いたことがあるが、その通りになりつつある。つまり需給とか心理的要因が比較的自然となり、思惑が減るからだ。だから介入は安定のためと言うのは間違い。介入しない財務省を批判はしない。彼らも明らかにアメリカサイドに問題があるとやっとわかったからだと思う。どの国の中央銀行も為替操作はできないと断言しているし、あっていると思う。予定通り117円台を回復したが、市場筋もまったく上昇相場を信用していないことがわかる。きっちりと売りが出ているようだ。ユーロも同じであるリズム的に落ちそうなのだが落ちないということは実需の資金が市場でウロウロしていることを実証している。ドル安も多少の調整が入るのが当然だと思うが、あまりに上昇がヨタヨタしているので今年はじめまでとは大違いと感じられる。(7月19日金曜日)

ハンガリーがすごく親日的なのだそうだ。わからないものである。天皇の訪問でわかってきたようだ。名前の姓名の順番も日本語と同じなのだそうだ。これは珍しいらしい。思い込みは危険だ。サッカーの時、トルコが親日的と皆書いていたが、実際は、トルコはいつも欧州の方ばかり見ているらしい。

116円30銭 117円33銭 116円25銭 116円60銭
1.0070 1.0116 1.0042 1.0115
117円10銭 117円94銭 117円04銭 117円90銭
S&P 881 −25
ダウ工業 8409 −133
ナスダック 1356 −40
ロンドン 4297 +106
ドイツ 4100 +8
日経 10498 +202
トピックス 1010 +22
香港 10452 +117
シンガポール 1579 −4

115円50銭がいつのまにか絶対国防圏のサイパンになってきたようだ。この拠点が崩されると一気に本丸に接近となりそうだ。あまりの反発の弱さに唖然の日々が続いている。売りがどこからともなく染み出てきている印象である。買いはいくら実弾で打ち込んでも砂漠の水まきという感じだ。閑散で商いが薄いのが大変に気になる。これは安値水準であるにも関わらず、新手の買いが出現していなことを物語る。昨日など最後の1時間が一番値動きが良かった。皆週末が不安なのである。そして、ここのところ月曜が特に動く展開となっているのが目立つ。(7月20日土曜日)

116円60銭 116円63銭 115円52銭 115円90銭
1.0115 1.0230 1.0100 1.0115
117円90銭 118円15銭 117円07銭 117円25銭
S&P 847 −34
ダウ工業 8019 −390
ナスダック 1319 −38
ロンドン 4098 −199
ドイツ 3892 −209
日経 10202 −296
トピックス 989 −20
香港 10325 −127
シンガポール 1560 −19

今朝はずいぶんとギクシャクした動きのようだ。最近はニューヨークの元気のなさが目立つ。株があれでは元気も出ないだろう。動く時間帯が次第にずれてきているようだ。東京時間に落ちるときが一番インパクトがあるようになってきている。介入については話題にもならなくなってきているが、その方が良い。戻るものなら勝手に戻るだろうし、当局も玉を有効に使いたいなら、いつも参加することもない。115円50銭以下とは、一体何があるのだろうか?いちおう、114円台は節が三つある。(7月22日月曜日)

丸山選手は惜しかったね。結局最後まで見てしまった。彼はもう1年くらいあの調子ならば本物だろうね。海外に出ても物怖じしない人たちが増えていることは大変に良いことだ。海外にいても日本が遠くなくなったこともあると思う。最近、アメリカ人まで枝豆食べるんだって?エダマメで通じるという話だ。変われれば変わるもの。

久しぶりに米株とドルの動きが連動しなかった。これだけ毎週毎週ドルが全面安となれば、さすがに売り飽き気分台頭ってところか?かと言って、ドルを買う材料も特別にないわけで、買ってから探すってことだろう。それにしても、欧州もアメリカも株一色で為替どころではないって感じだ。(7月23日火曜日)

都内は近そうで遠い。タクシーのほうが便利なことも多い。車で新橋。駐車してから、御成門から地下鉄で大手町に行って、乗り換えにとんでもない距離を歩かされて、なんとか丸の内線にたどりついて、同じ駅名の大手町から四谷三丁目まで。べらぼうな時間がかかった。あまり地下鉄に乗ることがなかったのだが、もしかして、最近の地下鉄は空いてる?

115円90銭 116円68銭 115円80銭 116円20銭
1.0115 1.0134 1.0055 1.0085
117円25銭 117円75銭 116円98銭 117円20銭
S&P 819 −28
ダウ工業 7784 −235
ナスダック 1282 −38
ロンドン 3895 −203
ドイツ 3691 −200
日経 10189 −13
トピックス 991 +2
香港 10110 −215
シンガポール 1536 −24

介入がないと普通の市場展開に戻るものである。やっと実証されたって感じ。117円台に乗せたら、突然皆強気になってきたのでびっくり。ユーロの崩れも含めて、レパトリもあるが、あくまできっかけに過ぎず、積みあがったポジションの本格的調整と見るほうが良いだろう。ユーロの崩れが大きかったのは、ロングがいかに大きかったかと言うことであり、ドル円の上げが思ったほど皆の期待通りの幅にならないのは、やはりショートが思っている以上に少なかったということに他ならない。当社の取引の半分がユーロドルになってしまった。他社とは違うようである。また、うちはストップロスを必ず置いてもらうようにしている。それならば大損は避けられるし、また次の勝負の機会が来るのを待てば良い。なんて、自分にも言い聞かせてる。(7月24日水曜日)

「不撓不屈」を読んだ。税務当局と税理士の戦いなのだが、とんでもなくすごい人もいたものである。TKCの創業者の話だ。税理士諸君はぜひ読むべきだね。

116円20銭 117円91銭 116円20銭 117円60銭
1.0085 1.0085 0.9844 0.9890
117円20銭 117円20銭 115円91銭 116円25銭
S&P 798 −22
ダウ工業 7702 −82
ナスダック 1229 −53
ロンドン 3858 −37
ドイツ 3515 −176
日経 10215 +27
トピックス 992 +1
香港 10313 +204
シンガポール 1565 +29

東京時間が動くようになったから早起きしたら、たいして動かず。まあ元々、東京時間に特別な理由もなしにユーロが動くはずもない。アジアのユーロの市場は外人には仕掛けをしやすいと思われる。それにしても見事にドル円は落ちたものである。115円台では元の木阿弥。どうしても構造的にショートがたまりにくい、ロングが常に膨らみやすいということの表れだろう。株でも為替でも買いだけと言うのはだめだと思う。相場はコインの両面だ。また、取引するものが株と為替の二つくらいなら良いが、これに商品をからめたりして、三つ以上になると大体相場は勝てなくなる。通貨も三つ以上やったら勝ちにくくなる。せいぜい何でも二つが限度だと思う。人は、それほど集中できるものではない。そして、負ける額の方が勝つ額よりも多いのが常にして、総合でプラスマイナスをすればマイナスとなる。たくさんやってうまくいく人もいるが、継続はむづかしいと思う。株もせいぜい5銘柄である。それ以上だとコントロールできないというのが経験から感じる。それにしても昨晩の米株の急騰にはホッとした人が大多数ではないのか?やっとのお疲れタイムの休憩にすぎないとは思ってる。(7月25日木曜日)

銀行の悪口ばかり私は言っている。だがそれと友人関係は別だ。どこもみな合併ばかりしていて、人事も混乱?しているようで、多くの友人たちが部署変えだとか、いろいろややっこしい。ひとつ言える事で、ほとんど変化のないことがある。それは相変わらずプロを育てる気がなさそうだと言うことだ。ゼネラリストは理想かもしれないが、銀行をやめたら、ゼネラリストの知識では生きていけないと思う。

117円60銭 117円60銭 115円90銭 116円75銭
0.9890 0.9982 0.9874 0.9950
116円25銭 116円45銭 115円30銭 116円20銭
S&P 843 +46
ダウ工業 8192 +489
ナスダック 1290 +61
ロンドン 3777 −81
ドイツ 3632 +117
日経 9947 −268
トピックス 976 −16
香港 9971 −342
シンガポール 1522 43

何ともむづかしい相場展開である。115円台に突っ込む力はないと感じたが、夜117円台にちょっとでも乗ったことから、ただの往来相場にすぎないことがわかる。突っ込み(急伸したら)売り、突っ込み(急落したら)買いが正解であるが、突っ込み売りに分があるようだ。トレンドの力は恐ろしく、つかまっても何とかなると言うやつである。ユーロは早々の1ドル帰還で良かった。突っ込みの底値など誰もわからないのだから静かに押し目買いと言うところか。昨日はクロス円が活発であったが所詮幕間つなぎだろう。(7月26日金曜日)

現在進行中の世界の株式市場の暗さは銀行経営にも大きく影響を与えており、関係がなかった為替のディーリングルームも何とも冴えない。

116円75銭 117円07銭 116円18銭 116円40銭
0.9950 1.0048 0.9945 1.0045
116円20銭 117円11銭 115円84銭 116円90銭
S&P 838 −5
ダウ工業 8186 −5
ナスダック 1240 −50
ロンドン 3965 +189
ドイツ 3520 −112
日経 9929 −18
トピックス 968 −8
香港 9884 −87
シンガポール 1516 −6

116円、117円、118円、119円と何と大台が4つ変わった。突っ込みは売りで対処なんて大はずれ。新聞読んでいたら、米株が乱高下したものの上昇したからドルが上がったとか、ミシガンが予想より良かったからドルが上がったなどと書いてあった。私は、??????だった。事態は悪化している。ドルが安くなっていたおかげで換金売りができるのだが、タイやインドネシアに投資していたものまで引き上げざるをえない?これは相当に深刻な状況である。長いことこのビジネスをやってきて、元々アメリカがレパトリをやるなどとは聞いたことがない。昔からあったのかも知れないのだが、少なくとも話題にのぼるような額ではなかった。目に見えないところで相当に深刻な状況が進んでいるようである。(7月27日土曜日)

塩がブームなのだそうだ。塩は人間の食生活になくてはならないものだし、量とか価格をコントロールせざるを得ない歴史から専売公社が一手に引き受けてきたのだろう。だが、こうやって自由化された途端、ありとあらゆる塩が出てきたことから、やはり独占はあかんのだと再認識せざるを得ない。道路公団とそういった議員たちは今や恨まれる存在になっているが、元々、都市の高速道路料金をあんなふざけた料金にしていなければ、まだ話を聞く人もいたと思う。首都高も500円が限度、300円が適正、と言うよりも、一度でも値下げをしていたならば、これほどまで敵を作らなかったのではないか?デフレであろうが何であろうが、勝手に値上げばかりしていけば恨まれるのも当然。

116円40銭 119円07銭 116円38銭 118円80銭
1.0045 1.0068 0.9860 0.9870
116円90銭 117円80銭 116円90銭 117円25銭
S&P 852 +14
ダウ工業 8264 +78
ナスダック 1262 +22
ロンドン 4016 +50
ドイツ 3579 +58
日経 9591 −338
トピックス 943 −25
香港 9773 −112
シンガポール 1494 −22

輸出が欲張らずに売るか、いつものように欲張ってしまうかの重要ポイントだったが、やはり欲張ったようである。無理して売ることもないというのが判断なのだろう。将来、上値を押さえ込んだり、下落の勢いを強めたりすることになるから採算で判断すべきとは思うのだが、まあいいか。今回の上げはしばらく続くのかもしれない。買い方の恨みがこもっているが、所詮はあだ花だろう。(7月29日月曜日)

今年ほど株式市場に翻弄される為替市場もない。冴えない東京以外はほとんど急騰。やっと正常な状態に戻りつつある。株式が上がると世間は明るくなるわけでその点は喜ばしい。7500ドルも115円50銭も1.0230もはるかに離れてしまったが、あれですべてが終了とは考えていない。だが、それはあくまでの長期的視点であって、目の前の市場においては別な観点で見なければならない。それにしても圧倒的にドルブルが急増したのにはびっくり。相場だから上がったり下がったりするのは常だから驚くことではない。だが、アメリカへの投資のラストチャンスみたいな言い方はやりすぎだろう。株が1000ドル戻そうと落ち目は落ち目である。昨日はさすがにニューヨークが買ってくる前に買っておこうとするリーズアンドラッグズが起きたので金曜のようにはならなかった。120円の壁は予想以上だったようである。最近の仕掛けは、引け前、引け後と決まっているので、この時間的帯がどう変化していくのか眺めている。本日も東京の午前中はニューヨークの玉が入り込むだろうから動きを見せるだろう。(7月30日火曜日)

118円80銭 120円01銭 118円45銭 119円70銭
0.9870 0.9888 0.9770 0.9810
117円25銭 117円77銭 117円02銭 117円40銭
S&P 898 +46
ダウ工業 8711 +447
ナスダック 1335 +73
ロンドン 4202 +186
ドイツ 3859 +280
日経 9666 +75
トピックス 952 +9
香港 9975 +202
シンガポール 1506 +12

仕掛け筋に変化が見える。いつもの通りだが、どうも上がりそうであるとなるとゾロゾロ日本の機関投資家みたいな連中が買いはじめるようである。皆で買えば怖くないと言うところだろうか?それにしても、金曜の朝が116円、火曜が120円で、いま巷では122円が当たり前で、すぐにでも126円を目指すという予想まで出てきているようである。相当に買い方は恨んでいる様子。そういう予想レートに行くかもしれないし、行かないかもしれない、予想とはもともとそんなものである。逆に118円に戻ってしまうかもしれないし、相場とは所詮そんなものである。一日過ぎるごとに、ブルベアが3:7、5:5、6:4、今は7:3という按配だろうか?たった数日で世界が変わるのだろうか?と言うことも頭に入れておく必要があるだろう。(7月31日水曜日)

一歳の子供を海に投げ捨てた??また犯人が見つからないかもしれない。夜中の1時にゲームセンターに赤ん坊を連れて行くのも驚きだが、どうも寝覚めの悪い事件である。最近は、表と裏の世界が一緒になってしまったようである。

119円70銭 120円31銭 119円26銭 120円20銭
0.9810 0.9893 0.9778 0.9835
117円40銭 118円63銭 117円20銭 118円20銭
S&P 902 +4
ダウ工業 8680 −32
ナスダック 1344 +9
ロンドン 4180 −22
ドイツ 3878 +19
日経 10003 +337
トピックス 975 +23
香港 10155 +179
シンガポール 1516 +10